とことん映画レビュー 最近みた映画をいくつか・・
「幸福のスイッチ」 和歌山の田舎町で、小さな電気屋を営んでいる、仕事一徹・家族や儲けよりお客さんのことが第一の父(沢田研二)と、その父に反発する次女(上野樹里)。骨折して入院した父の変わりに、上司と喧嘩し仕事を辞めた次女(かなり意地っ張りでかわいげがない)が、東京から戻ってきて電器屋をいやいや手伝うことに。家族思いの姉(本上まなみ)と、妹(中村静香)や、幼馴染、地元の人々やお客さんとの交流で、少しずつ、次女は変わっていく。
田舎のあったかい人たちに接していくと、こころのとがったものがだんだん丸くなっていくのかもしれない。そのひとつひとつのエピソードがあったかくて。地元のお客さんの為なら24時間駆けつけるくらいの父。雷が落ちたときは、大雨のなか、病院から駆けつけて、二人で修理に奔走する・・・
すごくすごく、あったかい気持ちにさせられる、いい映画だったと想います
なにより、本上まなみちゃんが、最高にいい!これほど、やさしい、世話焼きの家族思いの姉がいたらいいだろうな。もともとまなみさんの大ファンでしたが、この映画で、さらに大・大ファンになりました。妊婦さんの設定でした。かなり演技も大変でしたでしょうね
「ジョゼと虎と魚たち」 ふーむ。うわさどおりの異端な映画でした。純愛映画といえども、結末まで見終わると、なんだか複雑な心境になる。足の不自由な女の子(池脇千鶴)と、大学生(妻夫木聡)。でも、僕が見ると、どこか一貫して屈折した愛だったような印象を受けた。ラストも、なんだか不可解で、悲しくて
「スピード」 いやぁ、見ていて痛快で面白かった。いかにもアメリカの映画らしい。 最後、バスから地下鉄へと舞台が移ってしまったのは意外でしたが。派手なカーアクション!スカッとしました
「TAXI」 リュックベッソン監督作品。フランスの警察って、あんなにルーズなのか?と想ったけれどね(笑)違反取り消しの取引をした腕利きのタクシードライバーとコンビを組んで、連続強盗犯逮捕に奮闘する。ところで、犯人のベンツ、簡単に赤から白に塗り替えていたけれど、実際可能なのだろうか??
最後に、これから見る映画
「さくらん」 もちろん林檎嬢が音楽監督を務めた、写真家・蜷川実花監督作品。非常に楽しみ
「どろろ」 ま、見てみましょう!
「パプリカ」 こちらも、前々から気になっていたサスペンスアニメーション。
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