「人生とは旅であり、旅とは人生である」
これは、きょう、現役引退を表明した中田英寿のブログの一文。 以前より、僕は、彼には、自分だけの美学というものがある人だと、認識していた。サッカー、生き方、世界観。ときに、お菓子メーカーの役員になって、パッケージングのデザインを変えてしまったり。ブログやサイトを運営したり。
いさぎよい引き際ということだろう。 これも、ひとつの美学であり、サッカーを愛するからこそ、いさぎよく身を引く。仕事人と言われる人、惹きつける人というものであればこそ、引き際の美学が美しいもののように思う。これから、どんな旅をしていくのだろう?彼の旅は終わりなき旅。行き先は変わるかもしれないけれど。違ったフィールドで、なにかを成していくことでしょうね。
私はね、最近いろいろ考えることあって。 永遠なんてないわけだし。確かなものも、時が経てば、風化して、離れていってしまう。僕らのこころだってそう。強く惹かれあっていたと思う時期があれば、そのままフェードアウトしてしまうことになっていくこともある。縁というものはそういうもの。
物事、そして人。そこに永遠がある!って、いまの僕は言わなくなった 何事も、終わりがある。そして別れがある。
僕がなぜ、親友という存在を持ち得ないのか? きっと、僕の根底に、問題があるのでしょうね。でも、永遠なんてないんだ。人だって、変わり行くものだ・・・と思うことで、その問題を正当化させているところはありますね。
まぁ、友達は幅広いのだが。永続的にその関係が続くと確固たるものは、全くない。ただ、向き合うときは懸命そして、真摯で。それだけは、いつも明らかだ。
人生とは旅であるとするならば、 旅の行程だって、出会いと別れ。分岐点があるわけで。 なにかに固執していては、旅はうまくいかない。
これから、僕はどう人々と関わっていくか? 関わっていくべきなのか?
いちど、真剣に考える必要がありそうだ。 また、しんどい自分に戻るもの、辛いから。
一つ、自分が望むのは 本音で、真摯に、向き合いたい そうした関係で、みんなと接していきたい。 いままでも。これからも。 感性の部分で、強く惹かれる。 ひとつの言葉の重み、深みを、繊細さを感じていく関係。 そういう関わりって、悪くないと思うんだけれど。 僕は、ひとつひとつ、人が投げてきたボールを、拾い上げていくつもりです。
最後に、更新情報。 一つ前の日記も、更新しました。 カフェ案内、2店舗UPしました。
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