ある、カフェのエッセイを書かれている本のなかに、こんなことが書かれていた。
「Evergreen Review エヴァーグリーンレヴュー」 〜永遠に瑞々しい物事を見極める
なにが流行るかよりも、なにが新鮮か、自分にとって、肌が合うかをみきわめていくことの方が大切・・・
カフェ・アプレミディという渋谷にあるカフェの標語だそうです。 とても、ここちいい言葉のように感じました。
春が近づいています。新年度、新学期、出逢い・・・ 街も空も、そろそろ春モード。
こころも、身体も、いっぺんまっさらにして、瑞々しい感覚を養っていきたいものですよね。そうやって、いろんな人と出逢い、いろんな新しい世界、出来事と接して、自分なりの基準を新しく作ってみるのもいいと思います。
エヴァーグリーンレヴュー・・・なるほどな。
話はちと変わるけれど、
恋愛は、きっと、追うほうが、追われるほうより数倍楽しいし、濃密な恋愛になっていると思うのです。
片思いなまま、ひたむきにずっとその人を思い続ける気持ち。 誰かに奪われるのではと、ハラハラする気持ち。 手に届きそうで届かない・・・そういうやるせない気持ち。
自分に振り向かせたいとか自分だけのものにしたいとか。そういう感情が高ぶっているときの人間のパワーって、すごいと思います。それが、相手に伝わるかどうかは、必ずしも結びつくとは限らないのが恋の難しさだけど。自分がひたむきに、思い、苦悩し、相手の為に行動する。その一種の麻酔にかかった状態って、いちばん、恋愛をしていることになると思う。
僕は、もう追う恋愛はしたくないと思うようになった。その結果、思われることが無い限り、恋愛には、無縁になってしまうわけで。それは不幸なのだろうか?いや、価値観が変わっただけ。
恋のパワーの凄さというものを、少なくとも、人よりは思い知らされてるわたしだから・・・
恋愛も、やはりエヴァーグリーンでありたいものです。 持続性を持たせるためには、やはり、いつまでも、ピュアで新鮮な感覚を持ち続けることだから。
いま、恋愛してるみなさん、がんばってくださいねー
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