いまの社会には、ものすごく大きなひずみがあって、それを見て見ぬふりをしながら目をそらして、なんとか、やりすごしていたけれど、ここに来て、いっきにそのツケが露呈してきている・・・
マンションの強度偽装の出来事が世間をにぎわせています。どの関係者の会見を見ても、各々が、自己釈明してることが、よーく変わる。世間やマンションの住人の方たちの立場で話されていないし、かなりそうした人たちの感情とは、ズレを感じる。責任のなすりあいという典型的なお手本ですね(笑)JRの事故のときもそうだけど、まずは「自分は悪くない」というところから入っていく。個人でなにかあったときでも、「自分は悪くない」という気持ちから入っていくこともおおいかもしれない。でも、会社は、社会的責任を強く背負ってる。トップの人間が、そうした言葉しか、最初に出せないことは、どうなんだろう。(あるマンション会社の社長は、記者の前でしゃれにならない冗談まで発言してた)それに、そういうことを言えば言うほど、最終的に自分の首を絞めるのでは?って想うのだけどね。第三者から客観的にみると。きっと、すべての人は立件され、何らかの罪を負われるだろうし。責任転嫁の嘘も明らかになるだろうし。こういう会見とかテレビでせっきょくてきに熱弁を振い、自分の正当性を訴え、他を積極的に攻撃するタイプの人は、往々にして、その後、その人が、なにかしらの罪に問われること比率が高いのは、僕の気のせいだろうか?
こうした出来事も、そして、企業買収とか、乗っ取りとか、プロ野球再編とか、政治改革、自民党大勝とか。古いままの考え方だけど、でも、社会はどんどん変化してる。その間のひずみが、ことごとく露呈してツケが表面化してる。 そんな1年の終わり近く・・・・
きょう、悲しい事件も、市内で起きました。はやく犯人がつかまってほしいものです。いつもの見慣れた街、光景。そこで起きた事件。いつなんどき、なにが起こるかわからない。そんな日常に潜む怖さを、ふっときょうは感じました。こういう事件も、なにか社会全体からみて、ひずみの一端では?などと想うのだけど。
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