再び東広島へ時間を作って、草花木花というおしゃれなお店にて、ランチをいただく。そのあと、訪れたのが、「お酒喫茶 酒泉館」県の醸造試験場だった施設を改装した建物。昭和4年にたてられた、白い洋風の素敵な建物。賀茂泉酒造がやられている喫茶店。室内もとてもクラシックで、素敵でしたよ!大きな窓からは、やさしい日差しが差し込み、藍染のクロスがかかったテーブルには、花瓶がおかれている。お酒にまつわる品々、そして、賀茂泉のお酒などが置かれている。椅子は、木製で、背もたれがやたら高い。直角なので、背筋がピーンとのびる感じです。席につくと、さっそく、お酒に使われる仕込み水が出される。それがね、すごくすごくやわらかい。どことなくお酒の香りがするような気持・・・水だけでもとてもおいしい。そして、注文したのが、その水でたてた抹茶と酒まんじゅうのセット。(525円)木のプレートに出されたその抹茶を、お茶の教室のときと同じような作法?でいただきました。お饅頭ももちろんおいしい。なかなか茶碗も、その木のプレートもなかなかいいデザイン。やはりテーブルの藍染(奥の部屋で染められたもの。染物教室もされている)が引き立てている。やっぱり!お酒いただかなくちゃね。利き酒もしました。選んだのは、緑泉本仕込(105円)こちらも、透明なおちょこに注がれて、木のプレートにのせられてやってきた。僕は日本酒はほとんど飲まないが、もちろんおいしさはわかります!当日は、家族連れやカップル、女性同士・・・観光客みたいな人が多かったです。そこでしか手に入らない絞りたてのお酒をみな購入していた(青いおしゃれなビンに入れてくれる。量り売り)なんかね、季節が良かったのか、大きい窓から涼しい風がふーっと入ってくる。そして、室内には、ずーっと「エンヤ」のここちいい歌声が流れてて、ものすごーく気持ちよくなってしまった。きのうの円座といい、酒泉館といい、なかなかいいですよー(個人的には、酒泉館がおすすめ。ただし、酒泉館は、毎週土・日と、毎月4日、10日のみの営業なので、行かれる人は気を付けて)夕方のやさしい日差しの中、酒蔵通りを歩いてみました。私は、小学校2年生〜3年生の2年間、この西条の街に住んでいました。ただ、駅より西側に住んでいたのもあって、この酒蔵通り付近はあまり行った記憶がない。だから、こうやってじっくり歩くのは初めてに近いのです。青い空と日差しに、酒蔵の白壁がとても映えていて、目が覚めるような光景。こんな情緒ある街並みだったのだねー。再発見でした。小京都のような感覚。歩くたびね、酒造会社ごとに、仕込み水の地下水が沸いているスポットがあって、見つけるたび、その仕込み水を飲んでしまいました。まぁ、どこもおいしいのだが。途中、お寺さんへもよりみち。石庭のすてきな境内でした。正味40分くらいで一回りできる。それにしても、きょうは人がいない。どこを歩いても、すれ違う人はまばら。この近辺の壁には、やたら、「さくらや最中」のホーロー看板を見かけた。地域限定の銘菓だものね。一軒、立ち寄りたいお店(喫茶と雑貨・あ、うん)があったのだが、訪れると、不運にも、店主さんが夏休み中・・・気になるなー、また機会があったら、訪れてみよう。西条は、私にとって、過去の思い出が色濃く残っている。だけど、そのころと、今では、まったく違うわけで。散歩してみると、なかなか面白い街でした。はなさんのラジオ「タイム・フォー・ブランチ」っぽい、お散歩ができたなー。満足!つくづく、散歩すきな私を再認識。 メール|Twitter 前日の日記へ|月別日記リスト|過去の日記リスト |次の日の日記| コバルト 広島在住 文筆とカメラとここちよい暮らしが好き ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/ 文筆依頼、感想などは、メールでよろしくお願いします メール⇒こちら My追加
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