こんばんわ。きょうも暑かったですね。みなさんは、お休み、いかがお過ごしでしたか?僕はバタバタせわしい1日でした。
ふっと、夜、NHK教育テレビの「新・日曜美術館」をみていて、たまたま「ノグチ・イサム」がとりあげられていました。日本人の父とアメリカ人の母を持つ、悲運の建築家。平和公園の原爆慰霊碑は、もともとこの人が設計していたことや、平和大橋、西平和大橋を設計したということは、以前、現代美術館での作品展にて、知っていました。原爆慰霊碑は、ノグチの設計では、もっと大きくて複雑な慰霊碑だったわけです。彼が、戦争に心痛め、原爆と平和への想いをこめて、渾身の設計をしたにもかかわらず、寸前で、ノグチの設計は突如、採用取り消しになってしまった。設計自体に問題があったわけじゃなく、ただ、「アメリカ人」が設計するなど認められるわけが無い!・・・当時の広島の議員らが反対したそうです。ノグチは、自分でもどうしようもないことで、こういう結果になってしまって心を痛めたそうです。ただ、作品を否定されたわけじゃないことだけがすくいだと。きょうの番組で、彼のいろんな建築物を見ましたが、いまでも、とても斬新でシンプル。ぐぐっとくるものがある。先日、彼の最後の作品となる、モエレ沼公園(http://www.sapporo-park.or.jp/moere/)がオープンしたそうで、最後にこの公園が紹介されていた。広大だけど、ほんとうに緑と石とが融合した、斬新な設計。とても惹かれてしまう場所だなぁって印象を受けました。凄く行ってみたい!!あの人工の山へ登りたい。
こういう、建築物を、実際見て歩くのは、楽しいだろうな。広島という、小さな世界にとどまってしまってる自分だからこそ、テレビや建築の本などで得る、こういう空間や建築物を、この眼で、いろいろ見ていくことも、これからの自分なりの、楽しみにしていきたいな。 (オカモトタロウの太陽の塔を、必ず真下からみたい!って欲求が抑えられなくて、以前、大阪・茨木の街から自転車漕いで見に行ったことがあります。やはり、モノレールから見るのとは、まったく違う!そういう探究心は、いつまでも持ちたいものだ。ただし、こういう斬新なものが好き。逆に、日本のお城には、まったく食指が動かないんです。)
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ま、とりとめなく書いてしまったから、きょうはこの辺にしておきましょう。 今週も、どうぞ、お付き合いを! みなさんにとって、素敵な1週間になりますように。おやすみなさい
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