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2005年07月02日(土)
笑顔でいることの必然

このごろのBGMは、ミスチルと小田和正。疲れた心に与える栄養のように、詩をしっかり感じ取っているコバルトです。
みなさん、こんばんわ。きょうはあいにくの天気でしたね。家に閉じこもりっきりという人も多かったのでは?

僕は、お仕事 お仕事♪
でも、夕方には帰宅して、ぎりぎり町立図書館まで足を運ぶことができました。読みたかった雑誌のバックナンバーがたまたまあって、ラッキーだったな。うん。

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さてさて、きょうのテーマは・・・

先日、本を読んでいてね、「一笑一若」なることばが出てきた。
ひとつ笑えば、ひとつ若くなる。逆に、一つ怒れば、一つ老ける。

僕は、数年前、本当に苦しい期間があって、そのときは、笑うことはおろか、感情表現さえ、なかった。笑うことがこんなに辛いことなのか・・・思い知らされたんです。ある種、笑顔が消えると、生きることが辛くなる。どこかその2つはつながってる気がするんですよね。

以前、勤務していた某デパートで、接客の為の笑顔を毎日していました。自分なりに、こころからの微笑みでね。開店直前の、朝礼のとき、主任の号令で、「ラッキー、ラッキー、ラッキー」と、売場のみんなが大きな声を出すというのがあった。ラッキー!と声を出せば、笑顔のウォーミングアップになるという意味も。
僕は、売場に出る前には、ドアについてる鏡で、笑顔の顔をチェックしていた。それくらい、笑顔って人と人との潤滑油になると思ってたから。
決して作り笑いではない微笑みというか笑顔でいたい。

でもねー
やっぱり、自分なりに悲しいときも苦しい時もある。そんなとき、笑顔なんて出るわけが無い。無理して笑顔になることはない。悲しいときは、泣いてもいいしい。必要ならば、怒ることもあってもいい。

でも、あくまで基本は、笑顔でいたいものです。

うつにならないためには、笑顔というのはとても大切だそうだから。
それだけは心掛けていれば、人との、ここちいい時間を築けそうな気がする。


ちょっと前、ニュースを見てるとね、笑顔教室、笑顔ビジネスというのを特集してた。若いOLさんが、その教室へ毎週通って、棒みたいなものを口に咥えてレッスン。自然な笑顔ができるようにと。そのOLさんは、いままであまり笑うことができない人みたいだったけれど。仕事上でそれだけ、きれいな笑顔が大切ということで、それを求める人がたくさんいるということなのだろうね。

いまの僕は、どれだけ、人を笑わせられるか!っていうことに趣きをおくだけのちょっとしたこころの空き場所ができたことだけは、ちょっとだけ進歩かな。
とはいえ、やっぱり、これから、怒ることもあるだろうし、いままでで、憎む・・・っぽい存在の人も、いないわけじゃないけれどね。ただ、おだやかに、生きてゆきたいな。うん。

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出会いも、別れも、どうしてもやってくる。
人を愛した分だけ、笑顔も多い分だけ、別れや失うときは、悲しみも深い。
悲しいとき、悩む時、打ちひしがれる時は、大なり小なり、僕らには、訪れる。宿命といえばそうかもしれない。

笑いを失うときって、おおよそが、だれかと別れるときとか、失うときというのが多い気がする。僕も振りかえってみても、同じように言えるけどね。

失って、初めて分かることもある。
失って、別れて、その傷は、簡単にはいえない。
でも、いつか、笑顔が再び戻ると信じたい。
僕らは、どんなことがあっても、かならず誰かと出会うことと別れることを繰り返す運命にあるとおもうから。

そして、いつかは、笑顔を失った大切な人に、「大丈夫だよ」って、やさしく微笑んであげられるように・・・




コバルト

広島在住
文筆とカメラとここちよい暮らしが好き
ホームページ⇒http://www.geocities.jp/cobaltblue21jp/

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