向田作品で思う、言葉じゃなくて、佇まいを感じる人に
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先週末から、持病の頭痛が出て、ちと辛い。まぁ、暑さと不快指数の高さが、多くの要因だろうけれど。ま、ある程度割り切って、なんでもやっていますけどね。
きょうは夏至。はやいですよねー 東京では、夏至の日にあわせて、電気を消してキャンドルナイトを行われている。また、冷蔵庫の日でもあるそうだ。電気を消して、省資源、地球の為に。たまには、キャンドルで過ごすのも悪くない。 電気を消してキャンドルナイト⇒http://www.candle-night.org/
広島は、まるであわせたかのように、今日の午後から、雨模様。ほんと久しぶり。夕方、帰宅途中、街を歩いていても、しとしととした雨は、なんとなく情緒を感じるものです。タリーズでぼんやり街を見下ろして、傘の花を見てみようと思ったけれど、さすがに傘を忘れている人が多く、ささずに歩く人が目に付いた気がする。いつもの席で、いつものように、手帳を開いて、あれこれ書き込み・・・ここのところ、忙しかったから、この席にいることができて、ほっとする時間。
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きょうのテーマは軽く・・・
向田邦子さんを、爆笑問題の太田光が、考察するという番組を、今月やっている。 その視点がとても面白い。今夜も見てしまった。
向田さんの作品は、死というものから、なるべく逃げようとしてるという考察は、確かにな!と、思ったりした。向田さんが、献身的に愛した彼が、突如自殺する。それが関係してか、向田さんの作品に描かれる男というのは、どこか弱さを感じさせという考察、そして、恋愛は、なにも2人だけじゃなくて、そこに一人の男ないし女が加わっても、絶妙なバランスが保たれて、深い愛を生んでいる・・・など、太田さんの独自の視点で、向田作品、そして向田邦子を論じていた。
向田さんの作品は、僕にとっては小説を読むことよりも、テレビドラマで接する機会の方が多いわけだが、その登場人物の描き方の深さ、繊細なところまで描写する世界は、いつも引き込まれてしまう。繊細ってね、なにも、セリフとか、感情というより、ちょっとしたしぐさとか、佇まいとかを、深く描かれるわけで。自分にも、言葉だけじゃない、独特の佇まいとか、凛とした空気とかを、もてる人でありたい。いまね、なるべくさらっと生きてゆきたいと、思ったりするが、やはり、人のこころに繊細になる時もかならずある。どれだけ、人に伝えられるか。言葉だけじゃなくて、その佇まいとかでね。そこにいるだけで、凛とするとか、あったかい気持になるとか・・・というものを、持てる人になりたいし、そういう要素は大切だろうな
ところで・・・ きょうの番組の中で、一番興味深かったのが、 「男の理想とする女性とはなにか?」 向田邦子の作品をベースに、太田さんはこう考察する
「バカなふりをできる、賢い女」
なるほどねー どういっていいのかわからないけれど、なんとなくなるほどと思わされた。じゃあ、逆に、女の理想とする男性とはなにか?だれか教えてくださいませ。
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