また、この日を迎えました。 広島にとって、特別な日。平和への祈りを捧げる日。 僕は、この日は1日、こころのなかで祈るし、なにか沈んだ気持ちで過ごすのです。
僕のお爺ちゃんは、被爆しました。 当時、南区にいたのですが、軍の建物の中にいたため、助かった。 お盆に田舎へ訪れると、健在だったお爺ちゃんが、僕に被爆体験や戦争の体験を長く話してくれました。
正確には、僕は被爆3世となるわけですね。
8月6日を迎えると、子どもの頃のその、お爺ちゃんとの思いでが脳裏をよぎります。そのお爺ちゃんが亡くなって、もう15年経ちました。でも、僕の中では、そういう思いだけは消えることはありません。
毎年、6日には、原爆慰霊碑を訪れ、灯篭流しを静かに見守ることはしてきました。残念ながら、今年は、仕事の関係で、訪れることが出来なかったけれど、僕が出来ることは、自分なりに平和に対して、考えていくことです。
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