現代美術館できのうからはじまった「明和電機ナンセンスマシーンズ展」へ行ってきました。現代美術館大好きな僕にしてはめずらしく、半年の時間を置いて、ひさびさに訪れました。(なかなか美術館をいっしょに付き合ってくれるひとがいないからたいていひとりで通います) 朝からの大雨で、比治山もひっそりとしていたけれど、現代美術館の中は、たくさんの人が来場してた・・・ 明和電機の全作品は見ごたえありますよ〜子供とか連れて行ったら喜ぶだろうな。 魚器、ツクバ、エーデルワイス。この3シリーズが、展示室ごとの分けて展示されてた。ま、展示が中心で、実際動いてる製品は少なかったけれどね。「パチモク」は、ボタンで動かすことが出来て、木魚の音が館内に響きまくってた。 明和電機社報が展示されてて、94年7月号には、「広島で製品発表会」という記事を見つけた。僕は、ちょうどこの日、WIZワンダーランド前で公開放送のデモンストレーションを見てた。こんなに昔だったんだなぁ。きのうのような感じがしてたけれど。
明和電機の会社の歴代制服も展示されてて、展示室にいる係員も着ていた。来場客にも試着を勧めてたけれど、着る人はさすがにおらず・・・
僕は、そのメカニズムのことよりも、その工業デザインにすごく惹かれました。 すごく美しい!!何をする製品なのか一見わからないからこそ、想像するのが楽しかった。で、デザインの細部までほんとに美しい!とくにエーデルワイスシリーズ。 「僕の英知と美しいメスを結晶化した白い世界」というだけあって、女性的な柔らかなデザイン。一番印象的だったのは、「末京銃」150種類の化粧品の入った試験管を発射する製品。大きいメカだけど、デザインに惹かれました。
ホールに戻ると、ちょうど、土佐社長のサイン会が開かれてた。 長蛇の列を見てると、ほとんどが若い女性!けっこうモテモテの人気なんだね。(社長は、笑顔一つもなく、ほんとにまじめな感じで一人ひとりにサインを書いていました)売店に製品やTシャツ、そして制服まで販売されてて、ここも人がたくさん。僕は、エンピツを購入。
ずいぶん長くゆっくり見てたんだけど、雨はやっぱり止まず。 ひとり、静かに美術館を後にして、知人のお見舞いで病院に向かいました。 (まんが図書館に立ち寄って、ブラックジャックを1冊借りたけれどね)
さ、つぎは、県立の「モネ展」見に行かないと!
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