もう、毎回エンディングで泣きっぱなしです! 「世界の中心で、愛をさけぶ」
この歳になっても、涙もろい・・・だめだわ。 原作はたしかにいいのだが、ドラマの脚本がいいのか(原作とまったく違うモノになってしまってるけれどね。映画版を見てないからドラマ版がすんなり入り込めてよかったのかも。)、演出がいいのか、役者がいいのか、そして柴咲コウの歌がいいのか。判らないけれど、どこか懐かしい感覚で泣ける。朔太郎がアキに抱きしめられて、すっと、現代の場面に戻って同じように朔太郎が明希に抱きしめられる・・・(桜井幸子さんの大ファンなので、よけいに毎回のドラマのエンディングは感動です) 「世界っていうのは、抱きしめてくれるひとのことで、その腕のなかは、あたたかくて・・・だから、好きな人をなくすのはつらいんだよ」 朔太郎(山田孝之、緒形直人)が、それぞれアキと明希に抱きしめられた時のセリフ。うーん、泣けます。
僕は、泣きのツボは、映画ではなく、テレビドラマのようだ。 映画では、ほとんど泣いたことはない。(以前、「タイタニック」や「LOVE LETTER」を相方と見に行って、映画館中泣きの海だったけど、僕だけはけろっとしてて、かなり冷たい目でみられた)いつも映画見に行くとそうだった・・・ 時間をかけて、じっくり描かれた映像の方が僕はあってるみたいだ。 たとえ映画で泣くとしても、映画館のようにたくさんの人がいる空間では泣けない。映画館の雰囲気があんまりしっくりこないのでしょうか? 初めて「ニューシネマパラダイス」を見たときだけは、特別だけど・・・ひとりで行ったからだろうけど。
テレビドラマでは、時々泣いてしまう作品に出会う。 最近では特に「精霊流し」や、「流転の王妃・最後の皇帝」「砂の器」あたりは、エンディングで号泣しました。
川を渡る 君が住む街へ
会いたくて 今すぐ 跳びはねる心で
水色のあの街へ
優しくなって プレゼント持って
会いたくて 今すぐ 間違えたステップで
水色のあの街へ
〜「水色の街」スピッツ
大好きなスピッツの夏の曲といって、いまふっと思い出したのがこの曲。 夏の曲かはさだかじゃないけれど、「青」じゃなくて、「水色」にしたところが、スピッツの優しさなのだろうか・・・恋人の住む街へ会いに行く、その気持ちってすごくすごく胸がドキドキで・・・ピュアな感情が凝縮する時間なのだろうね。そんなとき、水色の空とか、水色の川とか、水色の海とか・・・こころに残るのは、こうした風景なのかもしれないね。
|