Land of Riches


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 2024年06月10日(月)   voice of my body 

刀ミュの大型ライブ、いわゆる祭りは翌年ユナイテッドシネマ系列で4DXとして
上映されるのが恒例で、私もテラスモール新松戸に通うとばかり思っていました。
ところが、すえひろがりは初の野外公演だったからか、配給は松竹系列となり、
Dual3D版と日本で2か所(東京と熊本)しかない3面スクリーン版の2形態となりました。

3面スクリーン自体は他系列の映画館でもあるのですが、非映画コンテンツ用のため、
これまでの人生ではご縁がありませんでした。また、ユナイテッドシネマ系列での
配給時は2週上映で、前後半に分けて多くの男士が載ったノベルティでした。
今回は3週やるためか、各男士のペットスタンド(折って立てられる)が入場特典に。
刀ミュでは新参の長谷部は3週目に配置されました。2週目は平日も残席に余裕あったのに
3週目は金・土・日と即座になくなり、まさかの午後半休使用となりました。
(それでも座席を抑える際の待機人数が8733人と表示されて驚きました)
これを書いている時点では特典なしの1週延長が発表されてますが、座席には
余裕があるので、要は長義と肥前の人気が凄まじいということ。あと膝丸も?

そのノベルティは大包平でした。開封に失敗し、スタンドの表側に包装の粘着面を
くっつけて傷だらけにしてしまったため、交換にも出せなくなってしまいました。
すえひろがりメインビジュアルの長谷部、三白眼を細め顎を引いた澄まし顔で
それほど好みではないため、さほど残念な気持ちはありません。恐らく小宮さんの
原案絵に寄せようと努力した結果だと推測されますが、木原さんは不思議と
静止して撮影されたブロマイドよりパフォーマンス中を切り取った舞台写真の方が
良い表情をしていて好きなんです。根っからのパフォーマーなんでしょうね。
キャラクターとしての長谷部から遠ざかるとしても…この世界に息づいているんだな、と。

すえひろがりの公演自体が当時も現地泊を選んだくらいの長丁場な上に、
途中で松井江役の笹森さんが体調不良で離脱して千秋楽に出演していないため、
その穴埋めとして2曲特典映像が追加されており、上映時間はまさかの191分。
特典の2曲目は長谷部も参加しているスカレリなのでありがたくもあるのですが…。

当日は目の前のミニステージしか見ていませんでしたが、3面スクリーンになると
広い会場をキャストがひたすら走り続ける過酷さが良く伝わってきました。
むしろ体調不良者が1人で済んだの奇跡では…と思うくらい。楽しい野外ライブでしたが、
それ以上に二度とやるな、日程組んだ奴は猛省しろ、とずっと感じています。

長時間に加え、映画館ではスタンディングが禁止されていて、途中で離席しないと
3時間以上座り続けて腰がやられてしまいます。男士の着替えタイムに使われている
二度の榎本武揚&伊達政宗タイム(二人とも歌が上手すぎる)で特に一時離席者
多かったですけど、ある意味賢い選択ですね。上映リピートしている審神者達強すぎです。

繰り返しになりますが、ミニステージしかほぼ見ておらず、また配信映像にも
全く触れてこなかったので、3面スクリーンに映し出されるのは初見の表情ばかり。
長谷部、案外出番が多く、3画面をきょろきょろしてひたすら彼を追っていました。
特に素晴らしかったのは評判の良い長義との「美しい悲劇」でした。
二人をずっと…歌わないパートの間もカメラが映し続けていて。

全体を通して、それなりに楽しくペンラ(花影のクリアシート挿入)振れましたが、
これを23時近くまで見続けたら確実に翌日の仕事へ支障が出るし、通う勇気は湧かず、
長谷部のシーンだけ編集したディレクターズカット版が欲しいとか、
美しい悲劇だけ1500円で3回ぐらいリピートさせてほしいとか思ってしまいました(苦笑)

2024.6.12-13 wrote


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