Land of Riches


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 2018年07月20日(金)   洗練 

円盤購入者先行で確保した刀ステ悲伝・日本青年館公演に行ってきました。
最近の職場があんまりにあんまりすぎて(正午に発売するチケットを
スマホで狙いに行ったらその直前で質問されるとか(笑))
定時までいたら開演に間に合わないと思って、どうにか半休取ったんですけど
(半休が使えるようになったのは身分が変わって数少ない利点の一つ)
正解でした。青年館は改装されて演者たちが絶賛してる綺麗な設備ですが、
大量の客を客席会場前に滞留させるスペースは無くて(しかも空調弱い)
トレーディング“スペース”がないからごった返してまして…。

3週間前に京都で見た時も初日(中継)からの進化に驚かされたのですが、
まだブラッシュアップは続いていくのか…というのが正直な感想でした。
密着ドキュメンタリーを見ていれば、スタッフを含めたカンパニーが
日々進化のためにどれだけ努力を費やしているかは伝わってくるのですが。
例えば、京都で気になってしまった「炎が出ている(この炎の造形自体も変わった…?)
剣を袖で拭うモーション(特で連発するので癖でやってしまったと思われる)」も
しっかり修正されて「手で炎ごと包み込むように撫でる」になってましたし。

修行先の畑で食べるものがおにぎりからおはぎになってたのが、
京都で一番びっくりしたのですが、おはぎ推しもさらにパワーアップ。
まさか「長谷部殿はおはぎに何か嫌な思い出でもあるのか?」が聞けるとは。
(これについては、周りの人が笑っている理由が分からないと帰り道で話していた
刀ステ初見っぽい人もいたので、全てにおいて良化とは言えないかも)
軍議にも笑い要素が組み込まれてて、シリーズをずっと見ている人向けの
改良は感じました。煤けた太陽、ってワードも最初から言っていたかな…?

あちこちブラッシュアップされながら、同時に酷暑の中でのハードスケジュールで
演者の疲弊も感じないわけではなく、結果としてやりたい人だけがスタオベするという
カテコの風景は、非常に腑に落ちるモノで、個人的には良かったと感じられました。
私は立ちましたよ。まだまだ進化させるという強い意思を感じられたので。

サントラの曲収録が千秋楽に予定されるなど、演出が変化されることが
予想される中で、逆に変わる前の完成形としての天王洲での上演を
物凄く見たいと感じました。いや、この心境変化も凄いですよね。
初日の中継を見た段階では、しんどいだけじゃない悲伝、という要素が感じられなくて、
こんな物語を生で2回も見なきゃいけないのか、って思ってましたもの。
それが、二度目の生観劇が楽しみになり、そしてもっと見たいと思ってしまうという変化。
やっぱり劇場で見るのは強いなあ、やはり生で見てこそだなあ、と思うのです。

和田さんはドキュメンタリーで末満さんに、カンパニーに不可欠な潤滑油として
褒められてまして。嬉しいんだけど、演技での評価も聞きたかったと思ったり。
まさか和田さんの誕生日イベントが富山のコスプレイベントゲスト出演に
実質振替になるとは…誕生日付近空いてたから期待してたのに(苦笑)
去年の炎上は彼にもそれなりのダメージとして残っているのかな…?

2018.7.21 wrote


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