Land of Riches


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 2018年03月04日(日)   春黄金花(はるごかねばな) 

またしても、ときわ路パスが週末しか使えないのを忘れそうになって
(水戸の梅まつりには平日に行く予定)慌てて取手駅のソハヤスタンプを
回収してきました。昨日、バーフバリの後に行けば良かったかも…。

せっかくなので、無料で入れる、遊印録のサイトでも紹介されている
旧取手宿染野家本陣の建物を見学してきました。水戸徳川家御用達の休憩所ですが、
一つ屋根の下ながら、武家用と民家用では内装が異なる(漆喰も前者は真っ白なのに、
後者はやや茶色くくすんでいる等)身分社会らしい構造。昭和初期まで、
武家スペースは遊びに来た友達なども入れないようにしていたそうです。
また殿様用の上座には、床上も下も警戒できる(次の間は、槍が使えるよう
天井が高かったり)など時代の色を濃く残しているのでした。

係の方が、庭に埋めだけではなく山茱萸(さんしゅゆ)が植えてあるのを
教えてくれました。春に小さな黄色い花を咲かせるそれは、アニメ花丸の一期で
薬研が薬効があると口にした植物で、遊印録関連では弘道館に植えられています。
どうしてわざわざ教えて下さったのか不思議だったんですが、私、柏駅のNEWDAYSで
花丸長谷部のペットボトルホルダーを購入してバッグにつけていたのでした。
Walking SANIWA!

高台には、利根川を渡る時に徳川斉昭が詠んで、染野家に書きつけていった和歌を
後日わざわざ石に掘り、江戸屋敷から送らせた代物が石碑として立ってました。
斉昭の自分好きは、水戸で彼の自筆が刻まれた大砲などがあるのでお馴染みですが、
染野家は書きつけていったものを剥がして額装しているのに、改めて送られてきて
これは名誉!と思ったのでしょうか。自己愛も上へ行くには必須要素だと思いますが。


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