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 2016年12月31日(土)   2016年を振り返る企画その2:刀剣鑑賞編 

間違えて2017年の日付でアップしたエントリを削除しました(笑)
少し冷静になれば、削除できないわけがないのに、もうそんな頭も回らない歳になったか私。

いや、加齢が忍び寄ってきているのは否めません。肌もそうですが、何より体力が。
ちょっと無理するとすぐに体が悲鳴を上げる(29日の大江戸温泉さえ帰りの電車で
頭痛が酷くて帰宅できるか不安になった)し、風邪もなかなか治らなくなりました。

今年屈指の面白い出来事だった、フォロワーさんと刀剣鑑賞どこ行くか3択で
一番遠い水戸に足を運んだ時も帰りに体調崩して、翌日に数年ぶりの欠勤しましたし。
(そのフォロワーさんと鶴岡で再会したり、もう一人のフォロワーさんは結婚したりと
時の流れは予想もつかぬというか…長谷部をきっかけに結ばれた縁がいくつもありました)

今年の目標は、思い返せば刀ステとテニフェスを生で見ることでした。
どちらも実現できて良かったです。ご縁に感謝。
来年はタコタコキング本店に行くことを掲げたいと思ってます!

【2016年の刀剣鑑賞遠征を前向きに振り返る】
上半期はひたすら遠出ばかりしてましたね…下半期もちょいちょい見てましたが。
とにかく刀剣は一度展示を逃したら次に機会があるか怪しいものが多く
(大倶利伽羅あたりは予想外のペースで出展されてますが)
資金的にも体力的にも無理をしたものも少なからずありました。夜行バス乗ったり。

サッカーへのモチベーションが低下しているのを、うまく補ってくれた感もあります。
前田くんの展示がなかったら、ツエーゲンのホームゲームなんて一生見なかったかと。
刀剣への知識が増えてるとは口が裂けても言いませんけど、吉光の短刀がたたえる
なんとなくの雰囲気の違いは、言葉にはできずとも肌では感じられるようになりました。

元主たちを知りたくて、歴史小説の古本を探したりもしました。
これもある意味、精神的な遠出と言えるでしょうか。
史料が発見されて「史実」あるいは「解釈」は変化していけども、
(ゆえに、学者であるトーハクの末兼さんのスタンスは、
 でじたろうさんと並ぶと歴史修正主義者に見えてしまう。
 解釈は「修正」されていくものだから)
小説の名作は、ちょっとくらいの年月では色褪せるものではないのです。
名作といくつも出会えて、精神的に充実してたと思います。

まあ、買ったけど読了しきれてない歴史系の本も何冊かあるのは事実です…。
近頃は積読ならぬ積み円盤さえ作ってしまう有様でして。
花丸のDVDさえまだ一度も再生できてないので、年末年始の帰省でどうにか…。

遠征の中で最も充実してたのは、4月の仕事に耐えかねて飛んだ5月の柳川。
講演のメモは、今年書いた文章の中で最もview数が多いものと推測されます。
あれを書くために、福岡市博で買った図録類を精読したのも既に懐かしい記憶。

昔から、好きな対象についてとにかく知りたいという欲だけは旺盛ですね。
だからサッカー選手のインタビューが読める媒体の少ない現状は寂しいですし、
2.5次元の俳優さんは意外に読むものが豊富でビックリしてしまうという。
来月になったら和田さんの1万字インタビューも配信開始になるはず。

ともあれ、1年前の私の危惧とは裏腹に、今年もへし切長谷部づくしで終わりました。
来月は彼にがっつりお金を持っていかれる予定です(笑)

ずっと答えが出ない疑問…「アリとキリギリス」でのキリギリスの生き方、
その時その時を全力で楽しむことのどこがいけないのか。
将来を悲観視して備えるだけのアリの生き方は、理屈の上では正答でしょう。
だけど、一度きりの人生をそんな悲嘆と労苦で塗りつぶしてもいいものか。

未来を想像すると暗澹たる気分にしかならないので、考えないようにしています。
家族について考えないのも、その一端。
私は私の思うがままに生きたい。そう願うのは、できてないと自覚しているからです。

2017年はもっと自由に、しなやかに、その時々を楽しんで生きたいです。
それでは皆様、良いお年を。


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