Land of Riches


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 2016年11月27日(日)   刀は道具 

刀ミュ千秋楽のライビュに行ってきました。
17時開演だと思い込んでたので、1時間おおたかの森で潰すの大変でした…。

テニミュ2ndでリョーマを演じきったプリンス・オブ・テニミュこと
小越さん(ペダステでも主演経験あり)を脇役に配置する贅沢布陣。
一番最初のビジュアルの時点から小越さんは格が違っていた…。

実際、稽古でも小越さんas堀川、流司さんas加州、鳥越さんas安定の3振りと
他のメンバーとでは熟練度が違って、残りの3振りは特訓を必要としたとか。

選ばれなかった刀(沖田の愛刀としての安定、実用品としての蜂須賀)と
選ばれた刀(加州、長曽祢)との対比をメインに据えていたのですが、
とにかく新撰組の存在感があり過ぎて、刀は所詮道具だと思い知らされました。

特に沖田役の人が、本来はアクション俳優みたいでムキムキなんですよ。
綺麗な顔立ちなんですけど。池田屋で倒れる沖田、あるいは処刑される近藤など
人間キャストがやはり歴史を作るメインだと(disってるわけではない)

何気に花丸はミュやステと同じ時代(今剣の厚樫山や本能寺など)に
触れてるんですけど、心の揺さぶられ具合や大胆さが全く違うと感じます。
及んでないというか。ミュではなんと安定が新撰組に潜入してしまいます。
奥澤、という実在した隊士(あまりに存在感が薄すぎて、壬生寺に出入りしていた
子供にも認知されていなかったそうです)になりすまして。
その固有名詞を見ている段階では知らなったのですが、良く調べると思いました。
さすがは何回もフィクションで取り上げられている新撰組というべきか。

2部は楽しめましたけど、一番盛り上がったのは新作に大倶利伽羅が出ると
発表された瞬間かもしれません(苦笑) 露出的な意味で難しそうな男士ばかり
選んできたように感じられましたけど、果たして…。

2016.12.25 wrote


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