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Land of Riches
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昨年末のジャンフェスにて、ほぼ勢いだけで前売りムビチケ買った遊戯王劇場版、 公開初日なのに行って来ました。初日に見に行くのも、ムビチケ使うのも初めて。 ムビチケの使い方分からなくて、映画館着いてから検索してたくらいですよ。
↓しばしくだらない話をしてから、思い切りネタバレ入ります。ご注意を。
↓映画館行く前に、これまた昨年末以来の献血に行って来ました。 ↓その時もらった「次回プレゼントあげるよ」券が4月末までだったので。 ↓今回献血して、初めて400ml献血を女性は年に2回しか出来ないことを知りました。 ↓(男性は3回できる。体重が49kg以下の人は400ml献血不可) ↓どんな薬であっても、飲んでると献血はNGになってしまうため、 ↓風邪が流行る冬と花粉症が猛威を振るう春は献血者が減少。 ↓自分は献血のタイミング、赤十字に冬と春にコントロールされてるんじゃないかと ↓邪念を抱いてしまいかけました(苦笑)
↓これまでの献血は学生時代以外、全て柏駅までの献血ルームだったんですが、 ↓今回は映画を見に行く関係で松戸のルームへ初めて足を運びました。 ↓献血ルームごとに設備は当然として、雰囲気(赤十字の人たちの装束とか?)も ↓かなり違うんだと感じました。個人的には無料ドリンクのマシンにセットされていた ↓アップルパイをそのまま飲み物にしました、と称する商品がクリティカルヒットでした。 ↓本当にアップルパイっぽい味がして…。
↓それ以外にも梅昆布茶(健康に悪そうだ)なども飲み散らかしておきながら、 ↓松戸駅でくまモンのついたJA熊本産のカフェオレ見かけたら買ってしまうのです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ※ここから劇場版遊戯王ネタバレです!
遊戯王はDM以降もTVシリーズで続いてたのですが、先日池袋のカフェ行った時も 他の登場人物が全く分からないレベルの私。というか原作すらちゃんと読んでおらず、 実はどういう風に原作(とDM)がエンディングを迎えたかも知らずに映画見てます。
映画館では上映が近づくと、今まで見たことがない長蛇の入場待機列が形成されていて ちょっと驚いたのですが、それは遊戯王ではなくてコナンの劇場版でした。 現在進行形のコナンはともかく、20年の歴史を有する遊戯王に子どもがたくさん並ぶはずなかった…。 観客の平均年齢は高めで、男女比からするに入場者特典目当ても少なくなかったのかな?
DMの主人公CVは声優ではなくジャニーズ事務所の俳優が担当してます(昔から) 彼がジャンフェスに登壇した時、ジャニオタさんが驚いてましたけど、 カフェの歴代主人公集合映像にも遊戯ではなく海馬がいたくらいで、 なかなか召喚してCVを担当してもらうのは難しい人ではあります。
ですが、今回はその人を呼び寄せ(他にも昔と一緒の声優に戻したキャラがいる)、 脚本及び製作総指揮は原作者である高橋先生、作画もDMで名を馳せた強者が集結。 物凄く気合が入った作品であるのは間違いありません。 間違いなく言えるのは、作画は全編通して最強で、ドローする指見てるだけでも飽きません。
ストーリーは…うーん、考えるより感じろ的な? 密度は濃いんですよ、詰め込まれてて。 デュエル回数も結構多め。遊戯はマジシャン系、海馬はドラゴン(ほぼブルーアイズ)系が これでもかと言うぐらい違うパターンで出てきて…今、社長の嫁って何匹いるの?(笑)
物凄く乱暴に言うと、海馬が闇遊戯(アテム/ファラオ)との再戦を熱望しすぎて、 いろいろあった果てに最終的には対面できました!という話でした(ひどい)
海馬のCVを担当されている津田さんがネタバレ用のハッシュタグを作って下さって、 (遊戯のCV風間さんと二人で感想を見るため用らしい) それで検索して知ったのですが、DMでは遊戯と闇遊戯のラストバトルを見てますが、 原作では見てない海馬は、闇遊戯との決着を切望していました。 (今回の劇場版はあくまで原作漫画の続編なのが重要なポイント)
海馬が闇遊戯を冥界から復活させるためにKCの総力を挙げて行ったことは以下の通り。
1)海馬の記憶を解析し、デュエル可能なレベルで闇遊戯をバーチャル再現する 2)エジプトの遺跡にて千年パズルの破片を盗掘して再び完成させる 3)次元を移動できるマシンを開発し、異次元のアテムに会いに行く
まず1を実現するために、原作やアニメ(DM以降含む)を超える新デュエルシステムを構築。 劇中で最初に行われるデュエルは再現された闇遊戯と海馬の対戦なのですが、 あまりに応酬が軽快すぎて、社長の妄想か?!と思ったら、あながち間違ってなくて驚きました(笑)
自分という媒介を挟んだ闇遊戯像では勝っても無意味と悟った海馬は、 平行して行わせていた千年パズル発掘(遊戯と闇遊戯の最終決戦場に眠っていた)を強行。 藍神来襲というアクシデントで2破片を奪われましたが、残りを組むためだけに とんでもない手間と金をかけてます。KCの科学力は23世紀くらいのレベルじゃないか…?
遊戯はパズルを組むのに8年かけたが、スパコンの計算力で数時間に短縮させる ↓ 算出にはパーツの精密な形状測定が必要であり、重力の影響を排除する必要がある ↓ 軌道エレベータで地上と直結した宇宙ステーションを建築(なぜかKC形)
パズルを再び完成させればアテムが復活すると信じる海馬は、 魂の器である遊戯をさっさと退場させようと新システムお披露目会の活用を目論見ます。
原作未回収伏線を回収するゲストキャラたる藍神は、デュエル弱いという感想も見かけましたが、 そもそも与えられた役割が“遊戯と海馬に勝敗の決着をつけさせない”っぽいので…。
二人の対決に悪役として割り込んだ藍神に対し、海馬は原作エンディングから 繋がっていると思われる(←ネタバレツイートより)自己犠牲で退場します。 この時、遊戯にアテムを呼べと言い残すのですが、呼べるとは思ってない遊戯。 結局、台詞なし(風間さんは使われないの承知でアテレコしたそうですが)の アテムによって全てが破砕され、世界に平和が戻ったのでした。
遊戯は原作で既に闇遊戯との決着をつけていて、今作でも将来の夢を語り、 同じく夢追い人である杏を最後に空港で見送るほどの余裕があります。
なので、今回の映画は海馬が物語を締めくくるために作られたと言っても過言ではないでしょう。 実際、とにかく登場シーンが多いんです。大体悪役として。 マントをはためかせる(風をはらんでいるわけではない(苦笑))後ろ姿、 かっこよすぎて、とにかくあのマントが昔から好きな私にはたまりませんでした。
ブルーアイズ型ヘリから生身で飛び降りる、交差点の中央に飛び降りる、 軌道エレベータに生身で乗るetc.とにかく人間離れが目立った海馬。 (彼が人間らしい弱さを見せたのは、千年パズルを再度組み上げても アテムは戻ってこないと遊戯に聞かされた時の脱力顔だけでした。 このシーン、ほぼ終始派手だったBGMすら止まって、山場だったのだなと) 遊戯たちが高校の卒業式を迎えたのに比べ…もしや中卒?!疑惑さえ。
デュエリスト参加型企画の参加社名が紋章型に並ぶなど、 愛にあふれまくったエンドロールが終わると、衝撃のラストが待っていました。
海馬は遊戯をデュエリストとして認めたのですが、決してアテムを諦めたわけではなく、 モクバ(海馬に庇護されるのではなく、仕事のパートナーになっていたのが頼もしかった)も 未完成だからと止めたがっていた次元移動マシンに乗って旅立ってしまいます。 アテムがファラオとして生きていた時代へ…! (ファラオと対面する海馬は、存在を少しずつ失っていたから恐らく死亡フラグ)
デュエルはTCGとは違い、当人の精神力で攻撃力が上がるという謎システムを導入。 津田さんの叫び声がお陰様でバーストストリーム以外にも大増量だったわけですが、 遊戯王作中のデュエルがご都合展開なのは、作品の性質上、どうしようもないですね。 私はルール分からないので、とにかく迫力あるなあ、と思って見てました。
死者蘇生。 大抵のフィクションでも禁忌とされてますが、遊戯王にはそんな名前のカードが 存在する(そして今回の劇中でも重要な役割を果たす)ことで察せられるように、 不可能ではないと考える価値観も理解できなくはない世界となっています。
結局、ゲストキャラたちは空気で、海馬がアテムと対戦するために四苦八苦しました、というのが 劇場版のストーリーでした。脇役が豪華すぎる徹頭徹尾のストーカーとでも言えばいいのでしょうか。
ゲストキャラたちは高次元に移動することをファラオの時代から望んでいたようですけど、 作中で無意識の繋がりをあれだけ連呼しながら彼らはそれを実現できず、 力技で強引に関係を創出したKCの科学力が最後の最後に実行したあたりが全てと言うか。
腑に落ちないのはあれど、海馬の美しさと傲慢さを堪能できたのは満足でした。
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