Land of Riches


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 2015年11月12日(木)   一度きりのエンターテイメント 

…と言ったら、普通は試合だったり舞台だったりするんでしょうが。

twitterの某なりきりアカウントの薦めに惹かれて買った7年前のDSソフト。
アマゾンの当時のレビューでは酷評されていたのですが、今回セカンドハンドを
入手した金額は3桁(無論、発売当時はパッケージソフト相応の価格だった)なので、
どんなつまらなくても開き直れる…と思ってプレイしました。タイトルは「采配のゆくえ」。
 ※気にする人なんかいないと思いますが、以下は一応ネタバレ注意。

プレーヤーは石田三成として、関ヶ原の戦いで西軍を勝利に導く…という
戦争シミュレーション系のゲームです。と言いながら逆転裁判っぽいのですが(笑)

日本人の判官贔屓が炸裂するのか、関ヶ原では西軍のメンバーが大衆には好感をもたれています。
日本人は、やはり信念を貫く生き方が好きみたいですね。現実では難しいからこそ。
三成は豊臣家への忠義に殉じ、大谷吉継は親友のために病身を戦場に投じます。

史実では、布陣した段階では西軍有利ですが、ゲームは西軍不利で始まり、
未来を読む力を持つ三成が仲間と協力して劣勢を跳ね返して進んでいきます。
歴史上で利益に目がくらんだ面々として扱われる東軍も、それぞれの理由があって
東軍に参加したことがゲーム中の折々で触れられます。

文官の時代に移っていく中で、武官としての居場所を確保したかった福島正則。
豊臣家に先がないと予測した父に家の安泰を優先させられ、
忠義を噛み殺して東軍に名を連ねたがゆえに、誰よりも戦果を欲する黒田長政。
単独行動で命を失った父や兄の二の舞にはなるまいと使命遂行しか考えなくなった池田輝政。
自身と並ぶ力量の智将との知恵比べを欲した藤堂高虎。

史実で亡くなった者はゲームでも退場していく中、自身と同様に未来が読める
家康との最終決戦で勝利した三成は、命を奪わなかった家康から
淀の方が家康と三成を激突させて豊臣家と支える家臣たちをまとめて破砕しようとしていた
衝撃の事実を聞かされます。実の両親を殺した秀吉を憎む淀の方。
彼女もまた、秀頼という幸福を得ていたのだと正視できず…。

ラスト、三成は島左近の娘(ゲームオリジナルのパートナー)と野に下ります。
家康が豊臣家を滅ぼすのは史実通りなのですが、天海=光秀ではなく
まさかの天海=三成エンドかと思って驚きました。

途中でミスした時のやり直しがだるい(セーブポイントが少ない)のもあれでしたが、
アマゾンのレビューで酷評されていた通り、最初の1回(1日でも終われそう)やったら
もう二度とやる気になれないところが残念なノベルゲーム風…が正体でした。

長政が可愛いと某アカウントは呟いてましたけど、
イカんが口癖の長政が可愛いって…(微苦笑)

2015.11.13 wrote


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