Land of Riches
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何度も来てるけど泊まったのは初めて?の磐田市内某ホテルよりお送りします。
部屋のTVにはweb閲覧機能があり、TVにキーボードやマウスも接続されてるのですが、 生まれて初めてのTVでのネットサーフィンはやりにくくて、結局お金払って ノートパソコン借りてきてしまいました(笑) これだから旧世代の人間は…。
さてさて。 お金払ってでもバチバチ打って残しておきたかったのは、今日昼間見てきた JFLのアスルクラロvsウーヴァです。JFLは真夏でも昼間に開催することでお馴染みの 鬼畜リーグですが、アスルクラロは路線バスの時刻との兼ね合いで14時に設定した模様。 ちゃんとバスさえあれば、愛鷹って沼津駅から15分かからないんですね…衝撃。 シャトルバスはどう考えても赤字(地元住民はみんな車で来るはず)なのに 複数本設定されている親切設計。というか、アスルクラロはカテゴリーの割には スポンサーに恵まれているようで、お金の使い方が結構大胆…。
本日は「雄大」というグループが冠スポンサーで、社長が全身ユニフォーム姿で MOM表彰に出てきちゃう気合の入り具合。でも開始前の花束贈呈で出てきた 綺麗なお姉さんが3人ともヒール履いてたから、個人的には許せません。
メンバーの豪華さ(技術レベル的な意味で)の割には苦戦中のアスルクラロ。 ウーヴァ相手に主導権を握りながら、攻め切れません。若い選手が多くて、 それもレンタルだったりして…もっと、勝ちたいという気持ちを外に出してほしかったです。 柳澤さんが懸命にボールへ食らいつく姿を見て、彼のそんな姿がむしろ目立つなんて!と。
試合後、少しだけお話をした時に、生意気ながらそんな感想を伝えたところ、 同意をもらっちゃいました。順位的にモチベーションを保つのが難しい位置とは言えど、 カテゴリーの割には応援してくれる人の数には恵まれている(1万人を目指すとか…!)のに。
アスルクラロはFWにいわゆるストライカーが少なくて、1.5列目タイプを並べる編成。 (個人的には岐阜セカンドのストライカーだった緑さんがベンチなのに違和感。 それを言ったら苦笑いされてしまいました。選手を選ぶのは監督ですからね) 柳澤さんも、サイドでチャンスメイクするのが仕事だと考えているようです。 実際、彼のラストパスから惜しいチャンスが幾度も生まれ、スタンドを沸かしてました。 パスのコントロール…落としどころのチョイスが絶妙なんです。 それに合わせられる、本物のFWがいたら、随分楽に戦えると思うのですが。
アスルクラロというクラブ自体には、バンディエラ扱いされている選手も含め ベテランもいるんですが、力量的に出るのは若い選手が多くて、柳澤さんいわく 今日の出場メンバーでは自分が上から2番目。練習から、自分がやる姿を見せて 若手を引っ張っていくしかないと感じているようです。そういう言葉を 柳澤さんから聞けるなんて、感慨深かったですね。大人になりました。
技術が秀でているに越したことはないですけど、技術は所詮戦うための道具にすぎません。 道具を使う人の魂に、観客は胸を打たれるのではないのでしょうか。 今のままでは、アスルクラロの応援される意義は「東部のチーム」でしかありません。
それにしても、前回の裾野は柳澤さんベンチ入りさえしてなかったから、 プレー見てホッとしました。前節はベンチだったんですけど、どうやら膝を壊したようで、 ようやく復調したところのようです(今日もテーピングしてのプレー。 カウンターから抜け出して全力疾走した直後には、結構辛そうに見えました)
今の柳澤さんはプロじゃないし、フットボーラーである以前に人として 幸せであってほしいというのはご贔屓さん全員に対する願いです。 ついてきてもらえたんですかね、というのが一番嬉しい光景でした。
そもそも、出待ちするポイントを間違えていたのに、それをリカバーしてもらえただけでも 十二分に幸せだったのです。山雅からレンタル中の蔵田さんの決勝ゴールで ベンチに下がった柳澤さん含め、全員が駆け寄った時の笑顔も素敵でしたしね!
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