Land of Riches


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 2013年06月29日(土)   泥沼の蓮 

14000人以上の前でロスタイム(5分)に決勝点を奪われた山雅を
嘆くような雨が、試合後に降り始めました。

言ってしまえば、主審を含めて順位相応の内容。
ミスは多く、決定機はどちらも逸失してました。幾度も。
船山さんはキックオフ直後から相手ボールを猛烈に追い回し、
前節の経験なき大敗(まさかアルウィンのビジョンで
比嘉さんの華麗なミドルボレーを拝めるとは)を
返上しようと意気込んでるのが伝わってきました。
プレースキックも左右全部蹴ってましたし。

船山さんが決定機を逸したのは、相手が体を張ったからですが、
だから許されるわけでもなく。決めていれば…で語られるなら一緒です。

ロスタイムの決勝点、決まった瞬間に緑の守備陣はバタバタ倒れました。
これを見た瞬間、このチームは上に行けないと悟りました。
上に行く資格がない。ボールを取りにマウス内へ入ったのは、楠瀬さんでした。
バタバタ倒れた味方を、遠くの船山さんはどんな思いで眺めていたでしょうか。

このまま低迷したら、予算の関係で下位をさまよう地方クラブが、また増えるだけです。
クラブハウスをグランドの隣に立てるつもりが無かった 
(車で数分かかる場所を考えていた。これはJクラブライセンス違反)クラブは、
できる範囲で新陳代謝していくしかないのでしょう。

クラブのレジェンドと呼ばれることは幸福なのか。
退団選手ゲストイベントを聞いていて、思いました。

フットボーラーの幸福は、難しいものです。


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