Land of Riches


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 2013年06月05日(水)   ジェンダー 

武蔵「頼んだぞ!」⇒景吾「俺様を誰だと思ってるんだ、アーン?」
梓真「頼みます!」⇒跡部様「焦らなくても俺が決めてやる」

なんなの、なんなの、この扱いの差!(笑)
というわけで、10月末へのプロジェクトの一環として、ダブプリGIRLSを購入しました。
誰かが中野のまんだらけへテニプリゲームをまとめ売りしたのか、
幻と名高いモアプリが2本(安い方が6,825円だった)も棚にあって壮観でした。

あと、Driving Smashの跡部がメインなSide Kingが840円(!)だったので、
買うか迷っちゃいました。買わなかったんですけど、帰宅してから、
とんでもSPボイスが収録されているのを攻略サイトで知って、ちょっと後悔してます(笑)

「一枚の絵から抜け出したようなその姿、
今日のオマエは、誰よりも俺様の相手に相応しい。
まさに、キングに寄り添うクイーンだな。キレイだぜ」

これを諏訪部さんが言っているかと思うと…いつか絶対使ってやる←

さて、本題。GIRLSは主人公の性格が苦手なので敬遠してたんですけど、
実際にプレイしてみると、想像以上の脳筋テニスバカだったので驚きました。
ただただテニスが好きで、遊びに行く時もテニスのことを考えちゃうような子です。

仁王にワガママキングと呼ばれていた跡部も、思い付きで周囲を振り回す天才ですが、
その跡部もが、彼女の行動を見守れるなんて包容力ある…とプレイしていて
感じてしまう程の直情径行ぶりで、行動に一貫性がありません。
テニプリキャラを攻略するゲームなのに、キャラを犯罪者呼ばわりも同然の扱いしたり…。
プレイ日記で嫌悪感を示す人がいるのも納得の出来です。
梓真に好意を抱けるテニプリ男子達は、素直にすごいと思います。
どのあたりがテニプリキャラの好感度高いって、やっぱりテニスバカなところなんですけど…。

跡部と梓真は、観察眼はあるのに、表面に出る行動が雑っぽい印象で
損をしているという点で、似た者同士のようにも映りました。
武蔵は最初に会った時点(6月7日)で全国レベルだと見抜いていた跡部ですが、
妹は素質はあれど、まだまだ…だと思っていました。ところが、大会までの
2ヶ月での成長ぶりが、跡部の心を捉えてしまったようです。褒めてましたもんね。

それ以上に、挨拶をしないキャラ(基本的に)である跡部が、
期間中に2回も「悪かったな」と言いましたし、「ありがとな」もあったし、
どうやら目の離せない妹的な存在として気に入ってしまった節があります。
「いい子だ」と頭をぽんぽんしたりして、跡部が子ども扱いするのに
梓真は腹を立ててるんですけど、お前、広瀬静と同い年には見えないって…。

喧嘩して、子どもっぽい梓真が謝れなくて悪化して(解消するのに1週間以上経過)
ようやく仲直りした後にボイスがつくイベント3つあるんですけど、そのどれもが
BOYSとは全く声色が違って、兄的存在を通り越して保護者に近づいてました。
なんかどこかで聞いたような調子…と思ったら、これEXTRA女主人公とアーチャーですよ。

高級スイーツを梓真の口へ突っ込んでいじるクルージングでは、ボイス付けるなら
ここじゃなくて、その後のフランクに云々だろ、と思った程度のアーチャーぶりでしたが、
貸切ディナーでらしくもなく口調が揺れている跡部は、ぶっちゃけコレ誰状態。
BOYSとは違った意味で、跡部の年齢相応な素顔?と言えるのかもしれません。
跡部がむしろ振り回される構図は、ドキサバの「あはははは」と笑う海編の主人公
(彼女もちょっと苦手なのでドキサバに興味が持てない。山編の子は嫌いじゃない)に
通じるものがありますけど、梓真よりは女の子っぽいんじゃないかと…。

EDではBOYSと違ってオールキャラに声がついててお得感。
というか、大会予選の段階で、梓真は女の子だからどうしても不利なゲームが多く、
(スペック的な意味で)ビハインド背負って始まることが多かったから、
とにかく跡部がいっぱい技を覚えて(苦笑) でも強制敗北の1回以外
ちっとも負けませんでしたよ。ふふ、だてにBOYS周回数増やしてませんから。

あと喧嘩イベントがあるから、跡部一筋でプレイしても、他のキャラとプレイする
回数が増えますね。テニスバカ同士という意味では手塚部長に惹かれそうです、彼女。

原作初登場がナンパという黒歴史を持つ跡部ですが、その後の人気上昇で
キャラ付けも変化し、ゲームでもシナリオでかなり優遇されています。
Sweat&Tears2までは比較的普通の学生だったようですが、Rush&Dreamからは
女子キャラ…というか女子プレイヤーから夢を投影される対象として、
女の子に優しくする白馬の王子様役を存分に発揮しています。ガチで馬に乗ったり(笑)

だから、「これがテメェに返せるか?!」というセリフと共に力任せのショットで
相手のラケットを落としまくる(梓真はあっという間に15個バッジ集めたので、
その後練習しすぎて、跡部のPOWER値が上がりすぎた…)跡部を見た後に、
呆れ交じりの優しさを存分に発揮してくれて、戸惑ってしまいました。
レディファーストが染み付いてる、って言っちゃえば、それまでですが。

さて、これでようやく本命の白…じゃなくて、愛すべき好敵手の手…でもなくて、
購入目的である千石へ移ることが出来ます。GIRLSは二股かけるのが本来のシナリオで、
千石は一途と二股とで見られるスチルが違うという話。どうなることやら。


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