Land of Riches


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 2013年05月26日(日)   配分 

GWにお金使いすぎたから、とアルウィン諦めた日に限って、船山さんハットトリック!
写真でいい表情してるし、スカパー!オンデマンドで見せてもらったゴールシーンは
特に2点目が最高に格好良かったです。試合後のコメントは控えめでしたけど、
そういうあたりも含めて、あの人は自分の立ち位置を分かっているので、安心です。

さて、そんな頃、私は日立台の人工芝でユースを眺めていたのでした。
関クラ2次。ハットトリックの知らせを聞いて思ったのは、主に大学時代、
私は船山さんにとって節目の試合は生観戦したいと自分なりにがんばってきたけど、
プロとなって、通年リーグ戦がメインの今、重要な試合ってどれだろう…ということでした。

育成年代でも通年リーグ戦は大事。短期決戦(トーナメント)の経験も必要。
ならば、ちょっと変わったレギュレーションの関クラ2次には、どんな意義が…?

格下の相手と試合をすることも、必要なのでしょう。チームの地力差と刻まれる試合結果の
因果関係がどのスポーツよりも薄めだから、サッカーくじは成立すると言われてますし。

船山さんが人工芝にいた頃とは、今のレイソルU-18を取り巻く環境は全然違います。
ぶっちゃけ、良くなってます。

クラブからの情報リリースも手厚くなったし、
レイソルU-18をプッシュして追いかけ続けてくれるメディアもある、
卒業生はトップチームはじめ、各地のJクラブあるいは海外へ進出、
選手の体格も昔とは違い、筋トレ等も行っているので当たり負けたりしません。
昔は、大抵のJクラブと試合すれば、レイソルっ子が細身だったのに。
身長でも、見劣りする印象を受けなくなりました。
育成年代では戦績は二の次だけれど、昨夏に全国制覇も果たしたし、
どうなるかと一部で心配されていたプリンス1部も、現時点で首位キープ。

かつて、望んでいたものは、着々と現実になり。
私自身は、何を見続ければいいのか、分からなくなってきてしまっている。
だって、私を人工芝へ縛り付けるものは、唯一無二の、古い想い出でしかないのだから。

今の私には…これから半年弱を賭けたいと思っていること(notサッカー)があります。
興味が湧かない対象へはエネルギーを注ぎ込めず、名前も覚えられないのだと
痛感させられました。私は、弱みがないものを愛することができないのです…。

それはさておき、試合は2点目を取るまでのほぼ均衡状態が長く感じられました。
浦安SCの守り。結局は突き崩してしまい、得点を重ねたのだから、オーライなんですが。
J2選手よりずっとボール扱いが上手なアカデミーの選手たち。

卒業生達は、サッカー選手として幸福な位置にいる子もいれば、
苦しんでいる子もいます。そもそもサッカー選手としての幸福って何?

私の中では、センゴクレン、はかなり理想的な立ち位置だったりします。

遠い未来を見据えようとしても、どうせ見えないのだから、
ならば今、目の前で起きている事象を淡々と見つめていればいいのに…!


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