Land of Riches


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 2013年01月15日(火)   宿敵 

テニスの王子様(無印)、原作漫画の完全版season2の3巻を読みました。
許斐先生が漫画家生命を賭けて、情熱の全てを注ぎ込んだ手塚vs跡部戦。
仲間達の対戦でも、味方は絶賛しつつ、相手の戦いぶりもきっちり見抜いていた跡部部長。
(俺様だけど、敵味方問わず、力があると思ったら認めるところが彼らしさ。
ファンブックにあった、無言で越前リョーマに票を入れた話に私、落ちました)

眼力(インサイト)は全てを見抜いているはずでした。
チームのために、肩の負傷を隠していた手塚…その限界を。
唯一見抜けなかったのは、手塚の勝利に対する覚悟と執着心。

だからこそ…相手の姿勢を受け止めたからこそ、一球一球に全力を注ぐと決めた跡部。
手塚を認め(その話だけ、青学じゃなくて跡部目線で描かれているのです)
全力で激突する瞬間は…彼が二言目には「手塚ァ!」と言うように変貌した刹那でもありました。
人の心が転がり落ちる瞬間の“音”が聞こえたのは、学プリ仁王ルート以来です。

テニプリは単行本で読むと、サイズが小さすぎて(!)案外面白くないと…これは
連載で読まないと真価が分からない(意外性が何よりも優先されているため)と感じてます、最近。
関東大会の氷帝戦も例外ではないのですが…その制約を受けてもなお。
部長同士の頂上決戦は、他のどの試合よりも崇高な密度を有しているのです。

一言で言えば、跡部様が手塚厨でも仕方ない、と得心しました(微笑)

そんなわけで(?)2ndアルバムのUltimate Hard Worker、ついに購入しました!
何故かヘビーな歌が多いんですよね跡部様。悲恋ソングが多いのも有名な話…?


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