Land of Riches
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失くし物注意、と出発前に遠坂神社の神主(…)が言ってくれましたけど、 全くもってその通りになっている熊本滞在となっています。お告げがあったからこそ、 忘れ物に注意して、手遅れになる前に取りに戻れてる…とも言いますけれども。
最近観たけれど、エントリとして残すまでもない試合についてのメモをば。
【2/26・関東大学サッカーオープニングフェスティバル@赤羽の森】 毎年恒例の関東選抜AとBの対戦ですが、今年は全日本組が不在なのもあって 新鮮な顔ぶれ。けれども、試合は、Aの神川監督のみがヒートアップする流れに。
大学サッカーには理不尽や意味不明な事象がたくさんありますが、オープニングフェスも 何のために行われるのか…選手は何のために戦わなければいけないのか、 非常に不明瞭になってしまっている危惧を覚えました。西が丘より遥かに スタンドの小さい赤羽の森で無料開催しても、メインの中央ブロックを 関係者席にしても、それでも埋まりはしないのが、大学サッカーの現状なのです…。
この試合は、KUSSの更新と、関東Bに名を連ねた東洋大GK松下さんの応援を 目的として足を運びました。松下さんのまとうシャツは緑地に黒文字と 隠密ぶりにも程があるだろと呆れたくなるようなカラーリング。 なかなかinできずタッチラインで立ち尽くした後、入ったのはCK直前で いきなりセーブチャンスが訪れちゃったりしていました。それくらいだったかな、見せ場は。
【2/27・コジマドリームマッチ 栃木SC vs 浦和レッズ@グリスタ】 船山さんベンチ外で、一気にターゲットが変質してしまったこけら落とし。 ユース時代の同期・西澤代志也さんと対峙した宇賀神さんでしたが、 燃え上がるマッチアップは、そんなには回数なく、残念でした。
永田さんはアルビレックス繋がりの河原さんとの対戦に奮闘。 アルビレックス時代は拒絶反応を示していた相手…また着る服の色が変わっても、 やっぱり…やっぱり、好きだから、あのラインコントロールは 守備の楽しさを私の中で深めてくれた技だから、見つめてはいけない気がしました。
見ていると、どんどん好きになってしまう。
後半から投入された原口様は、打開力と華を兼ね備え、サポーターを沸かしていました。 華奢なんですけど、身を投げるなんて強引な守備で応じられても、 諦めない心身の強さを秘めているのです。結果しか得られなかった この日のレッズにおいて、個人的にはMIPを贈りたい程のインパクトでした。
グリスタのバックスタンド、居住性や視認性は悪くないのですが、日に焼けるし、 売店はしょぼいからメイン行かなきゃだし、何より…開幕戦で確信したのですが、 ゲートから遠いので、確実に帰りのシャトルバスへ乗車できる時刻が遅くなる…。
【3/6・J2開幕戦 栃木SC vs ザスパ草津@グリスタ】 またしても船山さんベンチ外(ひな祭り入籍リリースの翌日とあってか、 珍しく?!サイン会に名を連ねていたようですが、私はグリスタ到着が 開始直前だったので、後で知りました)となってしまい、モチベーションがた落ち。
しかし、松田サッカーを熟成させる中で、ぶれない主軸を貫きながら (ロボや水沼さんを残留させるなど)補強で“パーツ強化”を行った、 開幕戦で黄青花火が打ち上げられる程の資金繰りらしい栃木SCにおいて、 船山さんが試合に出る難易度は、昨年以上に厳しくなっていると実感しました。
船山さんは昨年、別にレギュラーでもなかったのですが、昨年レギュラークラスの 選手が何人もベンチにすらかすらない試合を、これで2つ重ねたことになります。 選手層、厚くなってます…高木さんが負傷して、代わりに出てくるのが河原さんですから。
更に、ベンチには入れても試合出場は遠く感じるぐらい、良い内容でした。 クンシクの一閃は豪快だったし、ロボのゴールは収めてから打つまでの ボールの操り方が個人技の高さを見せ付けてくれて…もう感嘆するしかなく。 廣瀬さんすら試合出場はかなわないのか(レオンがいるので)…と思うと、眩暈もします。
それでも、今のメンバーのまま1シーズン戦い抜けるわけもなくて…サブメンバーが どうやってモチベーションを維持していくかが、栃木SCのしばらくの課題かもしれません。 とにかく、現時点では洗練されぶりが強烈で、何も言い返せなくなる内容だったのです。
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