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 2011年03月09日(水)   神託 

失くし物注意、と出発前に遠坂神社の神主(…)が言ってくれましたけど、
全くもってその通りになっている熊本滞在となっています。お告げがあったからこそ、
忘れ物に注意して、手遅れになる前に取りに戻れてる…とも言いますけれども。

最近観たけれど、エントリとして残すまでもない試合についてのメモをば。

【2/26・関東大学サッカーオープニングフェスティバル@赤羽の森】
毎年恒例の関東選抜AとBの対戦ですが、今年は全日本組が不在なのもあって
新鮮な顔ぶれ。けれども、試合は、Aの神川監督のみがヒートアップする流れに。

大学サッカーには理不尽や意味不明な事象がたくさんありますが、オープニングフェスも
何のために行われるのか…選手は何のために戦わなければいけないのか、
非常に不明瞭になってしまっている危惧を覚えました。西が丘より遥かに
スタンドの小さい赤羽の森で無料開催しても、メインの中央ブロックを
関係者席にしても、それでも埋まりはしないのが、大学サッカーの現状なのです…。

この試合は、KUSSの更新と、関東Bに名を連ねた東洋大GK松下さんの応援を
目的として足を運びました。松下さんのまとうシャツは緑地に黒文字と
隠密ぶりにも程があるだろと呆れたくなるようなカラーリング。
なかなかinできずタッチラインで立ち尽くした後、入ったのはCK直前で
いきなりセーブチャンスが訪れちゃったりしていました。それくらいだったかな、見せ場は。

【2/27・コジマドリームマッチ 栃木SC vs 浦和レッズ@グリスタ】
船山さんベンチ外で、一気にターゲットが変質してしまったこけら落とし。
ユース時代の同期・西澤代志也さんと対峙した宇賀神さんでしたが、
燃え上がるマッチアップは、そんなには回数なく、残念でした。

永田さんはアルビレックス繋がりの河原さんとの対戦に奮闘。
アルビレックス時代は拒絶反応を示していた相手…また着る服の色が変わっても、
やっぱり…やっぱり、好きだから、あのラインコントロールは
守備の楽しさを私の中で深めてくれた技だから、見つめてはいけない気がしました。

見ていると、どんどん好きになってしまう。

後半から投入された原口様は、打開力と華を兼ね備え、サポーターを沸かしていました。
華奢なんですけど、身を投げるなんて強引な守備で応じられても、
諦めない心身の強さを秘めているのです。結果しか得られなかった
この日のレッズにおいて、個人的にはMIPを贈りたい程のインパクトでした。

グリスタのバックスタンド、居住性や視認性は悪くないのですが、日に焼けるし、
売店はしょぼいからメイン行かなきゃだし、何より…開幕戦で確信したのですが、
ゲートから遠いので、確実に帰りのシャトルバスへ乗車できる時刻が遅くなる…。

【3/6・J2開幕戦 栃木SC vs ザスパ草津@グリスタ】
またしても船山さんベンチ外(ひな祭り入籍リリースの翌日とあってか、
珍しく?!サイン会に名を連ねていたようですが、私はグリスタ到着が
開始直前だったので、後で知りました)となってしまい、モチベーションがた落ち。

しかし、松田サッカーを熟成させる中で、ぶれない主軸を貫きながら
(ロボや水沼さんを残留させるなど)補強で“パーツ強化”を行った、
開幕戦で黄青花火が打ち上げられる程の資金繰りらしい栃木SCにおいて、
船山さんが試合に出る難易度は、昨年以上に厳しくなっていると実感しました。

船山さんは昨年、別にレギュラーでもなかったのですが、昨年レギュラークラスの
選手が何人もベンチにすらかすらない試合を、これで2つ重ねたことになります。
選手層、厚くなってます…高木さんが負傷して、代わりに出てくるのが河原さんですから。

更に、ベンチには入れても試合出場は遠く感じるぐらい、良い内容でした。
クンシクの一閃は豪快だったし、ロボのゴールは収めてから打つまでの
ボールの操り方が個人技の高さを見せ付けてくれて…もう感嘆するしかなく。
廣瀬さんすら試合出場はかなわないのか(レオンがいるので)…と思うと、眩暈もします。

それでも、今のメンバーのまま1シーズン戦い抜けるわけもなくて…サブメンバーが
どうやってモチベーションを維持していくかが、栃木SCのしばらくの課題かもしれません。
とにかく、現時点では洗練されぶりが強烈で、何も言い返せなくなる内容だったのです。


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