Land of Riches
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どんな状況でも誇り高く振舞える強さを手に入れるには、どうしたら…?
舵は切られた、と思いました、Ksスタで。 自分がいるべき場所、なすべきことを見つけた心地というか。
…それも、幻想かもしれないのだけれど。
----- プロはそんなに甘くない。
俊輔さん効果で混雑する(練習場に試合の4時間前から並べて、2時間前に開門って)と 言われて…朝起きてすぐに横浜へ出かけたら、マリノスタウンには開始の80分前に到着。 かろうじて屋根下の位置、吹き込めば濡れる場所で、ぱらぱらと出てきて アップを始めたTKCジャージ―随分見慣れた装束の人たちを見ていました。
1対1でパスを交わす選手の顔を、じーっと凝視して。 …ずっと離席したいという衝動はあったのだけれど、本当に席を立ってしまいました。
横浜駅へ戻るまで、何度も自分に問いかけました。 本当にいいのかと。 日立台へ行っていいのかと。
これは自分で決めたことだから、自分で責任を取る、と私は答えました。
なぜだか分からないのです、日立台へ向かった理由は。 マリノスタウンを離れてしまった理由は。
レイソルの開幕戦が見たかった? それとも、逆で、現実逃避?
決定機を逸したという文字を携帯で見かけても、心は揺れませんでした。 それは、レイソルがトリニータを破って勝ち点3を手に収めた時も、同じく。
私の目に映るサッカーには、血が通っていない。 いや、サッカーを見ている私には、血が通っていない。
長きに渡る歳月で、破綻や矛盾が胸のうちにいくつもあって、 私はそれを統合する決定打を見つけられずにいる。 引き裂かれていくだけで…ただ痛くて。
重くて。 現実が。
第2節は生き地獄じゃないかと。
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