Land of Riches


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 2010年03月07日(日)   卑屈になりたくない 

どんな状況でも誇り高く振舞える強さを手に入れるには、どうしたら…?

舵は切られた、と思いました、Ksスタで。
自分がいるべき場所、なすべきことを見つけた心地というか。

…それも、幻想かもしれないのだけれど。

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プロはそんなに甘くない。

俊輔さん効果で混雑する(練習場に試合の4時間前から並べて、2時間前に開門って)と
言われて…朝起きてすぐに横浜へ出かけたら、マリノスタウンには開始の80分前に到着。
かろうじて屋根下の位置、吹き込めば濡れる場所で、ぱらぱらと出てきて
アップを始めたTKCジャージ―随分見慣れた装束の人たちを見ていました。

1対1でパスを交わす選手の顔を、じーっと凝視して。
…ずっと離席したいという衝動はあったのだけれど、本当に席を立ってしまいました。

横浜駅へ戻るまで、何度も自分に問いかけました。
本当にいいのかと。
日立台へ行っていいのかと。

これは自分で決めたことだから、自分で責任を取る、と私は答えました。



なぜだか分からないのです、日立台へ向かった理由は。
マリノスタウンを離れてしまった理由は。

レイソルの開幕戦が見たかった? それとも、逆で、現実逃避?

決定機を逸したという文字を携帯で見かけても、心は揺れませんでした。
それは、レイソルがトリニータを破って勝ち点3を手に収めた時も、同じく。

私の目に映るサッカーには、血が通っていない。
いや、サッカーを見ている私には、血が通っていない。

長きに渡る歳月で、破綻や矛盾が胸のうちにいくつもあって、
私はそれを統合する決定打を見つけられずにいる。
引き裂かれていくだけで…ただ痛くて。

重くて。
現実が。

第2節は生き地獄じゃないかと。


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