Land of Riches
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広報日記、下部組織ネタでごまかすしかない季節か…とぼんやり読み進めていったら、 ラストの笑顔が目に飛び込んできて…何かで頭を殴られた心地がしました。
西が丘から戻ってきたと思ったら、長居行きの支度。きついに決まってます。 だけど…船山キャプテンが日立台で吠えていて、柳澤さんがずっと呻いていた頃は、 (正確には、長居へ行きたいと強烈に欲し始めたのは、その前…遠藤さんの代) あんなに強く願っていたのに、長居へ行く夢は叶わなかったのを、ふと思い出して。
山中さんや輪湖さんたちが優れた後輩たちと戦い抜いてたどり着いたのが、2年前。 あれから毎年行けていて、もう「毎年恒例の」なんて、口にしちゃうぐらいなのですが、 恒例でも何でもなく…みんなが頑張っているから、連れて行ってもらえるだけ。
2年前、ひょんなことから、船山さんとも長居(第二)でお目にかかれたのですが、 #当時のインカレには予選リーグがあって、RKUは長居会場を引き当てた。 その頃の船山さんがどんな顔をしていたか…久しぶりに画像を引っ張りだしてみたら 今と同一人物に見えないぐらい。残りMAX270分になってしまった大学サッカー生活、 あの年は本当に辛いことが多く…だけど、乗り越えたから今があるのです。
一期一会。どんな試合も、その時の、たった一度きり。 粗末にできる時間なんて、1秒だって存在していないのです。
気が遠くなるぐらい長く思えて、何度も何度も自分に対して 目に見える物で戒めを、縛りを加えてきたのが嘘のように、 過ぎ去ってしまった時間は記憶の内部で圧縮されていて。
アベンチュリンに刻んだ不安も、ローズクォーツに込めた熱情も、 時間という水に溶解して…今はほぼ凪いでいる水面が、時折風で揺れるだけ。
なみなみとたたえられた人生という血が、これからも、どこまでも、私を引きずっていく。
そんなわけで、ちょっくら大阪まで行ってきます。 すぐ戻りますよ。鍋が待ってますから、都内某所で(笑)
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