Land of Riches
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職場でレイアウト変更があって、使っているPC一式持って移動した。 移動先で配線を繋ぎ直して、立ち上げると…いきなり、画面が黄色く染まっていた。 ホワイトバランス崩壊?! 2日後に交換してもらえることになったのだけれど、 同僚に見にくい・目が悪くなると連呼されつつも嫌な気分ではなかったのは それが「黄色」だったからに違いない。上司にも言われたのだ。 机の上へ置いていたマイボトルも携帯も黄色系で…それにディスプレイが呼応したのだ、と。
部屋のカーテンや小物入れや鏡が黄色いのは、持って帰ってきて我に返らなきゃ 気づけない…潜在意識に染み込んだ愛着がチョイスさせてしまった結果なのだ。 それは、ユニクロで気がつけば灰色や紺色を手にとってしまっているのと同じ。 別に意図はしていないけれど…他の色より良く見えてしまう、錯覚。
近頃、自分が社会人として破綻しているのをひしひしと感じる。 外面だけは必死に繕ってきたけれど、正直、もう限界に近い。
4年前の日記を読み返せば、まず生きることに精一杯だった当時と比べたら 今は(生物として)生きること自体に不安を覚えることはなくなったのだけれど、 “失われた”10年以上の日々によって発生した、現在の肉体年齢に対して求められる 社会的役割を果たせていないという苛立ちや情けなさを、どうしても埋められない。
自分の思い描く理想像が、むしろ非現実的なのだろうか。
サッカーに振り回され、時間も思うように使えない自分にカリカリしつつ、 試合を見て、プレーを楽しむ(私には、今、他に楽しいことがあるのだろうか?)時間を どうしても捨てられない・諦められないジレンマ。どうしたらいい?
変えたい、という漠然とした衝動だけが、私を後ろ向きにさせる。
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