Land of Riches
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2009年09月17日(木) |
相識満天下 知心能幾人 |
タイトルは石井ゆかりさんがロンドンで書いた日記より拝借。 これが当たり前の状態だと思って暮らしてます…本心が晒せる人は独りでもいい、と。 その独りすら…ではあるけれども。
船山さんが覚醒したら。←また釣られていることに早く気づいて下さい。
やっぱり全身の周りをパチパチ火花が飛んで、髪が逆立って、目つきが悪くなって…それって 超〔スーパー〕サイヤ人じゃん!!―と3秒で自分へツッコミ入れました。スミマセン。
怒りで我を忘れた時は、周囲を力づくで変えていこうとする言葉すら手放し、 黙り込み、やってきたボールは誰にも渡さず、右サイドを駆け上がり、 相手をぶち抜いて、ゴールネットを揺らし…ニコリともしない。それは高3初夏の記憶。 …二度と見たくない光景。
それはともかく、髪が逆立つ、もとい試合になると立ててくる姿(高2くらい)は、 思い起こして、吹き出しそうなくらい懐かしさを覚えました。今と比べたら、 思春期を通り過ぎた…赤の他人に対して、そういう表現を使っちゃうぐらいは 船山さんのストーキングをしてるんだと思って。ダメですね。ダメ過ぎです。
大学行って何が変わったって、もうとにかく優しくなりすぎ!! それがアタッカーとして良いことなのかどうかは分からないけれど、 人としてはとても良いことだと思います。ああ、こんな話を書いてしまうのは、 またまた水星が逆行しているからだ、そうに違いないと思っておく。
キャッキャと駅のホームで盛り上がる女子高生。 私も、いろんなステップを通り過ぎた。 昔と今の最大の違い、それは人生やり直したいと思う回数が格段に少なくなったこと。 思わなくなったわけじゃないけど、もう毎日のように、 むしろ生きることの放棄をただただ考えていた頃に比べたら。
やり直したら、やり直したなりの人生があるはず。 だけど、あまりに偶然を基にした(ささやかとはいえ)幸せが多いから、 それを手に入れられない人生を思い描くのは、逆に苦しい。
Twitterでもweb日記でも、ネガティブか攻撃的な言葉しか連ねない人、いくらでもいる。 それこそ、後輩たちの悪口しか口から紡げない古参OBのように。
そんな人だって、生きていられるんだから、神様は、宇宙は、ズルイ。 でも、だからって、自分がその真似をする必要はないし、 そういう人たちから遠ざかることも、間違ってはない選択だと信じたいのです。
そんな人たちを、不幸だと哀れんだり蔑んだりするのとは、全く別の問題。 そうすることは、そんな人たちと自分を変わらぬものへ貶める。
話を蒸し返すけど。 昨年のJFL最終節・ガイナーレ戦の船山さんが…真の姿じゃないかな? あの時は、船山さんが点を取る…この人しか点は取れないって確信があった。 何たる傲慢な。
ゆえに、必要条件は、あの張り詰めた空気…人の勝負にかける熱い想い、じゃないかと。 私みたいに、人へ投影するんじゃなくて、勝ちや負け、それを心底から希求する。
多くの本に書かれている。 欲しているとお前は軽々しく口にするけれど。 それが手に入らなければ命を失ってしまうほどに、 お前は真剣にそれを欲しているか? 求めているか?
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