Land of Riches


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 2006年05月03日(水)   乗り越えるべきか踏みしめるべきか 

本棚の雑誌を捨てろ、と言われた。あれは蔵書・財産だから捨てられない、と
即答で一蹴するも、よく眺めていると、保存しておく価値の感じられないものも多々ある。

価値を感じない―それはあくまでも今の自分が、だ。たとえば、チーム発行系は
チーム別にまとめて並んでいるのだが、今の自分は月刊グラン、ジュビロのサポマガ、
紫熊などは、ほとんど捨ててしまいそうだ。今おめあてが違う色のウェアをまとっているから。

それでも捨てられないと判断するのは、買った当時に読み捨てなかったようなものは、
その当時の私には大事な記事だったはずだから。今の私は、1冊の中から、どのページが
それだったか思い出すのが難しい。だから下手にスクラップもできない。
いや、スクラップを始めたらGW4日程度では足りないぐらい過去に浸ってしまうだろうが。

今は、気分が妙に前向きだから、今やり始めたら、相当量は捨ててしまうだろう(苦笑)

試しに手を取ってみたのは2002年後期の関東大学リーグプログラム。真っ先にRKUを開き
(当時2部。この年、阿部吉朗さん@現FC東京が2部得点王になる。ので、彼を表彰式で見た)
知っている名前がない、分かったのはJに行ったOBだけ、ユニフォームも紺色だったと知る。
それから筑波のページを開いて、高林さんが4年生だったから久々に見に行ったのだと知る…。

今の携帯待ち受けは須藤キャプテンの背中で、その腕のラインを見ていると、なぜか
青い腕章を巻いていた2代前のキャプテンを思い出してしまう。彼は10番を背負っていたが。
気がつくとレイソルユースもキャプテン4人目だ。最初の石川キャプテンは、
あまりハッキリとは思い出せない(あの年のユース観戦数は5試合のはず)のだけれど、
彼らの今を知り、そして過去を思うと…時間は、いや、過去は、過去とは、どうやって
日々向き合い、どうやって接し扱うのかと考えさせられる。今は、今の私は、
過去に依存しないで、生きていこうという考え方に傾きかけているから。

当たり前だけど、今の3年生とも、同じ2年間を眺めてきたんだなって。
そして同じ景色〔もの〕を眺めて異なる思いを抱いて今に至ってるんだろうなって。
須藤くんは1年生から出ているDFだから、後ろから眺めていて忘れられない日があって、
私はそれを横から見ていて、やはり忘れられない試合があって。でもその間には。

2種のチームを見る、その独特の深みにはまりつつあるのかな、と思ったり。

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というわけで(?)まずは本棚の下の方にある引き出しから開けてみましたが…驚きました。

1985年に名古屋で行われたらしいローカル博覧会の入場券(注:85年は祐三さんや
菅沼さんが生まれた年)、金賞を受賞した中学時代の夏休み自由研究、当時片想いしてた
男の子の写真、中学か高校の頃友達からもらったのに壊すのが嫌だから使えないと言って
そのまま死蔵されていたプレゼント類(マグカップが3つも出てきた!)、どこかのスタで
もらってはそのままため込んでいたうちわ多数、誰かからもらった手紙(封筒完備)にFAX全て、
もはや誰がくれたのか思い出せないセリエA・ベネチアのミニマフラー(名波さん応援ツアー土産)etc.

貧乏性なのは自覚してましたが、想像を超えてました。私、本当アホやわ…。

ちなみにサッカー関係もMDP(サンガがかなり多かった)やメンバー表、告知チラシなど、
どかどか出てきました。選手直筆ものが引き出しの間に挟まって破れてたなんて
とても言えない…持ち合わせがなくて手帳のリフィルにもらったサインも出てきたんですが、
当時の私が誰のサインか隅にこっそり書き加えたもの以外は、どなたのかさえ分からないものも。
えっと、この筑波のフラッグ、DF 4だから京輔さん???(死んでしまえ)

とりあえずサッカーものは原則保存にしながらも、既に45リットル半透明袋2つ目です。
アホです。バカです。ちなみに一番自分で呆れ返ったのは自筆イラスト便箋原稿です…(遠い目)


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