Land of Riches


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 2005年06月09日(木)   操作された記憶 

市船の青いユニフォームをまとい黄色い腕章を巻いていた羽田さんは覚えてない。
新潟国際で、U-17選抜の代表主将として(確か)赤い腕章をしていた永田さんは覚えてない。
ユース代表時代の町田さんと鹿島ユース時代の野沢さんは、思い出したけれど
思い出した記憶が、当時の感触そのままなのかは、非常に怪しい。

代表ユニフォームは誰のものでもない、選ばれた選手自身の所有物だ。

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今のサイト掲載自己紹介は「柳澤(not柳沢(笑))選手が好きな人への30質」ですが、
以前のような、好き嫌いを列記した形式だったら、「嫌い」に「他チームの選手の
良さを一切認めない人」、「苦手」へ「他サポと表面上だけでも付き合いができない人」を
追加したい今日この頃です。まあ、自分と価値観が合わない人が世の中には圧倒的なのは
もういい加減、歳なんだから認めろや、と我ながら思うのですが、どうにも自我はワガママで。

今日の会員ページ、久々の選手日記更新…って貴章さんのツーロン報告じゃないですか。
ああ、これが欲しかったんだよ、脅迫しても手に入らなかったのに(主語省略←誤解招きそう)

フル代表がお金を稼いでくれないと海外遠征ができない現実。

仕事とはお金を稼ぐ手段で、請負でないほとんどの職業はプロフェッショナルとして
能力と引き換えにお金を得る…仕事するって難しいです。社会の最底辺に位置するのは
もうとっくに分かっていることだし、そうしてまででも「自由」が欲しい、
そのために一時的に自分を縛り付けている状態だから、我慢しろと思うんですけど。

今週メンタルの乱れが激しいのは、週末に観に行くことを楽しみにしている
試合(=レイソルU-18の公式戦)がないからなんて笑わせるじゃない?(くすり)

毎日が締め切りの仕事柄、特に午前中は「気がついたら12時をすぎてた」ばかりで、
言われて勤務時間外へ突入したことに気がついて脳が弛緩し、そのまま、もはや
おいしいカレー屋さんに並んでいては神経も磨り減るし時間も足りないという現実。
最近は待ち時間なしがウリの某居酒屋の定食ばかり食べてますよ(遠い目)
おまけに、それが一日の中で唯一座って食べるまともな食事という有様。
(あとの2回はどうしているのかは想像通りだと思います)

なのに、そんな貴重な昼休み(正味何分だ?)、天然石激安の看板に釣られて
路地を入ること数m、そこには問屋街ならではの、大粒の天然席が無造作に
糸へ通して何本もかけられている、言うなれば色彩の洪水が起きてました。
普通は好みの石を選び、それを通すゴムや金具などを買って自分で作る、
そのための卸問屋なのですが、時間も気力も足りない私は、店の片隅にある
小さな完成品コーナーで、前々から欲しがっていたブレスレットを物色したのでした。

ネットでもいろいろ見繕ってはいたんですが(とはいえ、今の職場は、環境的には
私用でも接続可能なんですけど、そんなことをしている暇は一切ないというのが現実。
携帯もノータッチです)なかなかいいのが見つからず…そうやって自分なりに
作り上げていた価格感覚をあっさり壊す卸価格で、ラピスのブレスレットが
転がっていたのでした。ラピスは石の中でも値段の上下が極端な石で、私が欲しい、
本当に蒼くて、その中に金が混じっているようなものは結構根がはるんです。
ソーダライトと見間違えそうな白いものは、たいした価格じゃないんですが。

そんなに綺麗でも大きいわけでもなかったのですが、オールラピスラズリのブレスが
この値段で買えるのかよ、と思いながら、買おうか買わないか逡巡していると、
横に置いてあった、ラピスより球の大きな、黄水晶が目に飛び込んできたのでした。

石はその時々のコンディションで欲しくなる「色」が違ってて、基本的に私は
青が好きなんですが、疲れているとアベンチュリン系の緑、落ち込んでいると
カーネリアン(できたらガーネットがいいんだけどそれは無理なので)赤に
惹きつけられたりもしたことありますけど、黄色は惹かれたことがなくて…。

なのに、なぜか店を出た時、私には黄水晶の安物ブレスが巻きついていたのです!

黄色が意味するもの。別に風水の金運はどうでもいいんです(まあ、はめ始めてから
数時間で、入社後初めて「ジュース代をおごってもらう。それも150円の
ペットボトルを買うのに200円」なんて出来事があったんですが)。
でも、黄色。

そこで、黄色いものを選ぶのか、私。



今日は診察日。ギリギリまで遅らせてもらっておいて、私がしたことといえば、
待合室にあったAERAの請負・派遣の悲惨な実態に激しく感情移入ができる
自分自身の世間話というか愚痴と、机の上にあった他の患者さんのYG検査
(矢田・ギルフォード式性格検査)の表紙を見て、この手の心理テストは
役に立つのかという無駄話。いくら経過観察機関に突入しているとはいえ、
これでそれなりのお金が動くって、凄まじすぎると思うのですが…(罪悪感)

うちの先生は、やるくせに心理テストはあまり参考にしてないそうです。
就職試験で、理想の自分を思い描いて答えようとよく言われますが、いい人でありたいと
強く願いがちの抑うつ者は、正直に答えるができないらしくて、判断の仕組みが異なる
複数のテストをやらせると「片方では激しい抑うつ状態と出たのに、もう片方では
ほとんど正常」なんてのもざららしいです。それでもやるのは、(初期の)患者さんに
自分の状態を知ってもらうには、客観的なものの方が受け入れられやすいからだそうです。
患者も操作するし、医者も使いたい結果しか使わない…せめて、医者側も
全てを開示すべきだ、という意見には賛同してもらったんですけどね。

「やってみる?」
「いいです、今更(苦笑)」

別に、今の自分に必要なのは、自分が攻撃的なのか、あるいは抑うつ傾向にあるのか、
そんなことを知りたいんじゃなくて、日々を少しでも楽に(何かに縛られないで)
生きていけるための方法みたいなものなんですよね。それって手抜きのやり方かもしれないけど。

苛立ちはいろいろありますよ。正直に吐いてしまえば、私はU-20>フル代表の以前に
(たかが強化の一課程に過ぎない)U-18のリスボン遠征>(いよいよ本気の世界と
対峙する)ワールドユース本戦のU-20だったりしますので。U-20も、世間が
もう少し静かならば、ここまで天邪鬼にはならないのでしょうけれども(苦笑)

楽しみは楽しみですよ。フル代表よりはずっと。増嶋・水本・小林+西川の
バックスが、ホストとして本気モード全開のオランダにどう対応するかって。
ホンキのセカイ、ホンモノのセカイ。ナイジェリア組のスペイン戦、あるいは
UAE組のブラジル戦はそれに比されるけれど、今回は、日本イレブンが日本食を
恋しがれば割と簡単に口にできる環境(fromスポニチ)だったりするわけで、
どの国にとっても、特にヨーロッパの出場国にとっては、最高の開催地なのです。
#1987年生まれのセスクくんも出ますしね〜。

今までのユース代表に比べると、一番モノホンのセカイに近づくんじゃないかって。
その衝撃が、実は楽しみで楽しいで仕方ない…初戦だから、どっちもどのくらい
ギアをあげられるか分からない部分も含めて、楽しみで楽しみで。ええ。

自分のイライラをバカ正直に吐き出すだけなら、どこかの王様のコーチング…いや
コーチングの意味を履き違えているんじゃないかと思う怒鳴り声を批判できませんよ。
外に出す言葉は、ほんの少しでも誰か他人に向けている部分が絶対にあるわけで
(相手はもう一人の自分って観念かもしれないけど)だったら、相手にきちんと
伝わらないと意味がないんです。落ち着けって怒鳴り散らされて落ち着けるほど
人間は本能的なリアクションを失ってはいない生物だとは思うので!

まあ、ムカついた時は「煮干し!」を合言葉に切り抜けるしかないですわな。

昨秋の野田エルコープフェスタのフリマで、10円×2でゲットしてしまった
緑と青のビーズブレスレットは、今年、日立台のある試合で、気がついたら欠けてました。
ゴール裏で―あのブレスは、レイソル関係の時しかつけてなかったんですよ。
福岡あたりにも持っていったはず。聡太さんと貴章さん、あの日の二人を忘れないために。

欠けてからはつけてないんですけど―石が欠けたり色褪せたりするのは、
ある意味でメッセージなんですよね、運命というか、運気からの。

バッグへ「ちびギャラリー」のネコをつけようとしたら、今までつけていた
お茶犬がいつの間にかなくなっていたことにはじめて気がついたりして…それでも、
たった一つ、2003年の3月に柏へ「近藤・宇野沢・永田のトークショー」あたりへ
行った時に長崎屋(!)で何故か買ったラピスの破片入りパーツだけは、
ずっとずっと携帯へつけているんですよ。それが、初心なのかなって。

難しく考えようとするから、答えがかっこよくあるように考えるから、訳が分からなくなる。
それが嫌なら、考えることをやめればいい。何も考えなくても生きていける。十分に。

…結局、誰も私の人生は生きてくれないし、私の人生は私が生きるしかないのですよ。







ところで、今週末のレイソルの予想布陣って、そんなに当てるの難しい代物に
なりそうな気配なんですか? いや真剣に分からないんですけど、その辺(死)

レイソルトップに関しては、あれですよ、一番“放浪する哲学者”にあるまじき
判断停止〔エポケー〕…いや、そう表現するにも値しない思考停止状態になってるんですよ。あは。

語りえないものには沈黙せねばならないってね(便利だなーこのフレーズ)

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光の色に近いのは、黄色。この色ではシトリンや琥珀などのほか、
珍しいものではイエローサファイアも挙げられます。
子供の笑顔のように無邪気な色を持つ石は、落ち込んでしまった心に差し込む光となり、
再びあなたが笑顔でいられるように、弱った心にそっと寄り添ってくれるのです。
そして知識を司る黄色は、知的好奇心を刺激して、あなたの目を外側や未来へと
向けてもくれます。小さなことでイライラするようになったら、キャンディのように
甘い黄色をしたシトリンで癒し、琥珀のように深い黄色で未来への好奇心を
育てるのも良いですね。
(サクラミカの癒しの占い)

青い石は落ち着いている時にしか惹かれないですよねぇ〜。


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