Land of Riches
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2005年03月22日(火) |
角田さん入籍していたらしいですよ(ソース:中日スポーツ) |
"Nuclear sugar"のラストエントリへ続々とつけられるコメントに、さすがカガミさん、と 感嘆しつつ…リンクを消すのは本当に404へなってからでも十分ですから。
さて、サテライトの登録ミスについてはまだどこにも情報が出てきてませんけど、 永田さんの検査結果についてはクラブよりリリースがありました。退社後、即確認。
左膝前十字靭帯断裂―覚悟はしていた、でも、限りなく最悪の診断(膝の部位では 後十字靭帯を傷めるのが一番重傷だけど、これは足が物理的にありえない方向へ 曲がったりでもしないと傷めない箇所だから…なぁ)でした。ショックです。
そして、全治まで約8ヶ月という数字も。前十字靭帯は全治半年のリリースが多いのに、 このプラス2ヶ月はなんだろう、って…十字靭帯自体は切れたらそれっきりだから、 何をもって完治と言うかは難しいとは思いますが…ともかく、来年には カムバックできますように、とお祈りするしかなさそうです。今年は…酷い注文でしょう。
腫れが引き次第手術、とありますから、今もかなり腫れ上がって、担架の上で 痛みに苦しんだ表情を見せていた頃とさして変わってはいないのでしょう。 身体へメスを入れるのはアスリートには苦痛だと思いますが、その前の猶予期間、 本当に怖くて辛いと思います。術後も半月程度は入院が必要でしょうから、 なんだか趣味が少なそうな永田さんが、1ヶ月の病院暮らしを無事に(精神的な意味で) 乗り越えられるかさえ心配です。送ってあげるなら、DVDですかね…邦画の。
原因不明の足首痛じゃないんだから、同じ負傷を乗り越えた選手もたくさんいるんだから、 手術がうまくいって、リハビリをきちんとやれば、負傷前の9割には戻せるはず。 でも、そんな言葉は、永田さんには意味がないんです。永田さんにとっては 初めての大怪我なんですから。私は…自分は(微苦笑)待つことには慣れきっているし、 十字靭帯断裂から復帰までの過程のおおよそも(過去に見てきて)見当が付きますけど、 それは私には軽い麻酔剤になっても、永田さんには何の効力もないのです。
できたらレッズのドクターである仁賀先生(この手の外科手術の権威)へ 頭を下げて手術をお願いしてほしい、リハビリは(試合会場に近すぎる)日立台ではなく、 西が丘のスポーツ科学センターでやらせてあげてほしい…とは思うのだけれど、 今までレイソルで長期離脱した人、みんな日立台でリハビリやってる…無理な注文ですね…。
レイソル系blogを回ったら、20番を着る方やゲーフラを作る方がいて嬉しかったです。 待っている人がいること―それが一番怪我をしている選手の力になるはず。
正直、レイソルから離れそうな自分がいる…たまっているメディアの起こしも 全くやる気がしないし、トップチームの試合、第3節の鹿島戦は相手が相手だから 取ってあるけど、後は行く気があまり起きないです。今までだって、永田さんが いないと分かっている試合いくつも行っているだろ、とは思うのですけれど…。
鹿島へ行くのが嫌になったように―レイソルを見ることは、見るたびに永田さんの 不在を私へ改めて刻み込む、傷口へ塩を塗るような行為だから。救いは、 船山くんや柳澤くんを今年は見届けないと、という強い想いがあること…。
そもそも、永田充という選手へ興味を持ってしまったきっかけは…。
永田充は永田充じゃなくて、別の人の残像を重ねるのにちょうどいいCBだっただけ。
だから…だから、数年前の私は、必死になって永田さんの持ち味を探した。
垂直落下のトラップ、目の覚めるような軌跡のフィード…低くて艶やかな声、 すらりとした指先、肩から腕へのしなやかな曲線、華奢な身体、感情表現の下手さ、 本当に心が弾けた時に見せる柔らかい笑顔、そして…何より、本気で怒った時、 瞳の奥底に宿る静かなる炎。誰がなんと言おうと、レイソルのDFを統べるのは彼。
日本代表にも呼ばれるほどの、と形容されてしまう苦痛。
私の中の空白、あるいは欠落を十分すぎるほどに埋めてくれた上に、何度も 千葉の片隅にまで引きずってくれた、その移動に耐えかねて、私は…彼がいる街へ いっそ引っ越してしまおうとさえ思って、本当に同じ空を眺める暮らしを選んだんだ。
私は他の誰でもない永田充選手その人が好きだ。 そうだよ、それだけの理由で私はこの街へ引っ越してきたんだよ。
今度は私が永田さんの心を ほんの少しでも支えてあげる番。 大丈夫だよ、その経験なら結構積んでるから(^^; 誕生日が先か、オペが先かって感じだけど、 精一杯の祈りを込めて作るからね…。
待ってるから(^^)
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