Land of Riches
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2005年03月07日(月) |
ふるさとは遠くにありて… |
寒気、頭痛、鼻水、(叫んだわけでもないのに)喉が痛い、と見事に 風邪の初期症状を陳列して仕事場から帰っている途中です。 昼休みにビルの外へ出たら降り注いできた日差しへ、愚痴りたくすらなりました。
午後、部署の姐さんがおやつのチョコレートを配ってくれました。 習慣的にひっくり返して製造地を確かめます。「東京都目黒区」
ああ、東京土産か、と思ったんです。 やや間があって、今、自分がいる場所こそ都内だということを思い出しました。
先週からずっと名古屋と大阪の営業所分の入力を続けているのです。 自分が名阪そして静岡の地名に明るいのは“たまたま”だけど、 親会社が大阪にあるためか、オフィスの一定割合の人がコテコテの関西弁を話す環境も 名古屋市内某所で働いていた頃と同じ要素だったりして、私はいつしか 自分のデスクを心の中で名古屋へ戻してしまっていたのでした。 関東へ出張した人間は必ず関東土産をばらまかなければならなかった頃へ。
東京、神奈川(微苦笑)に続く千葉県民ライフも、1年を超えました。 よく書くように、程良く都会で、落ち着ける程度には実は田舎な柏は とても気に入っているけれど、やはり自分は土着の人間ではないと感じることは 多々あります。たとえば、レイソルを地元(あるいは出身地)のチームだから 応援している人と遭遇した際などは。私にはそんな理由はない、だから “縛られない”と信じているのですが…私はいつまで柏に住むかを考えると 結構、憂鬱になります。次は福岡か静岡かと言われても(苦笑)
帰りたい家(という幻想?)を捜し求める人生の旅は、まだまだ続きます。
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