Land of Riches


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 2004年08月25日(水)   高洲 

メール滞ってます。すみません。後で出しますが一言「久々に本物の悪魔を見た!」

改札を出て左に曲がりひたすら曲がること10分、稲毛海浜公園の中をさらに
左へ10分ほど歩いた野球場の向こうが、球技場―そう情報を仕入れ、
武蔵野線のダイヤもあって15:13には稲毛海岸駅へついていて、あとはどうにか
歩いていくだけ、と早速歩き出してみたものの、縦横が整然と交錯する道路で
区切られた埋立地の団地は、経過年数の割には私への心理的圧迫感が強く
生理的不快感は更に私の方向感覚を狂わせ、実は当初指示されていたのとは
全く違う場所にいるのに気づきました。どこだ、海浜公園大通り!

玉田さんと同じ学年になるはず―あの年の中体連決勝で宮原さん率いる
福岡・二島中を破ったのは千葉・高洲一中。それだけで記憶していた地名。

海浜公園が緑に囲まれているのは分かりましたが、歩いても歩いても入口が
見つかりません。時計はどんどん進んで行き、開始時刻まで10分をきろうかという頃、
4基の照明塔のあたりを目指していた私に、茂みの向こうの駐車場にレイソルバスが
停まっているのが確認できました。ここは腹をくくるしかない―私は、公園を囲む
幾重もの緑の帯を、獣道を抜けるように通り、駐車場へ飛び出したのです。

金網のすぐ向こうでは、レイソル選手の生着替え。ここは入ってはいけない場所だ!
すぐにそう悟って、ぱたぱたと駐車場を駆け、小さなスタンドの入口を探します。
そちらの網の向こうでは、ジェフ選手の生着替え。真っ先に目に入ったのは、
網越しに誰かとにこやかに談笑する望月重良サマの笑顔でした。この方が、
こんなところにいらっしゃるなんて! はるか昔に培われた感覚が、身を引き締めます。

今日の目的は、一応、菅沼さんと貴章さん。出したパフォーマンスは、先日の
柏の葉でのサテライトがあまりに低レベルだったので、なんとも言いがたいです。
進歩しているというべきなのか。あ、でも菅沼さんに関しては、かたくなに、
ゴールという結果を出すまであれこれ言うのはやめにします。信じてますから。

あとは頼まれもののジェフ・水野さんと祐三さん&狩野くんのインターンシップ、
落合さんのキャプテンシーやいかに、なんてピンポイントで見てました。
ライトレポを欲しがりそうな方には後から送りますので、お待ち下さい。

今日の一言:
菅沼「健太、前、来い!」
(みんな狩野と呼んでいる中では斬新でした)

今日の一言Reverse:
水野「またメールするよ!(^0^)/」
小林「2回に1回は返すわ!(笑)」

このお土産@Reverseを差し上げた相手である清商贔屓さんには「3回に2回は
返してあげてください…」と言われてしまったのですが、そう考えると、
5回に1回のレスとか、あまりグチが続けて送られてくると「着拒否するよ?」と
友達にさらっと言っちゃう私は、赤い血が流れている生き物ではないですね…(遠い目)

ある間隔を置いて連絡を取らないと維持できない関係なら、
そんな友達はいらない、って結構本気で思っていたりするので。

大通りを直進していくレイソルバスを見上げて、静岡でも新幹線でも稲毛でも
かわいいと大絶賛の「のりひろ」を下げて歩く私は、一緒に乗せていけとこぼしつつ、
一度は見えた京葉線ガードへ近づこうとして曲がったら、またそれを見失うという
JR兵庫駅からウイングスタジアムへ行った時並みの、久々に強烈な迷子になりました。
どうには駅前の大規模商店群にはたどり着けて、FootivalもMissingPieceも
ゲットできたのですが―あそこはちょっと私には住めない場所だと思いました。

個の力を11人分並べて発揮させる。それでいいのか? それが最近の、以前の
世界挑戦での苦い結果から導き出された黄金律なのか? 片翼の天使は、
手をつないでそれを飛ぶために神より不完全な翼を与えられたのではないのか?

試合を見た後に、絶望感はあろうがなかろうが、ああ、それはとてもとても大事だけれど、
結局のところ、同じく、またしても、黒星を喫したことにはなんら変わりないのです。

2004 8 26 wrote


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