Land of Riches


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 2004年05月03日(月)   蜃気楼 

おはようございます(震)4時半に目が覚めました。確かめてみたら、
目覚まし時計のスイッチが入ってませんでした。なんて恐ろしい…。
頭が全く回りません。スパサカより前に寝たといっても。所詮、夜型です。

「Never give up」様で、菅沼さんへのバースデー企画始まりました。
当日はサテの試合がランドであるんですよね…あそこって出待ちできましたっけ?
菅沼さんに似合う色は紅だと確信しつつも、やはり彼は黄黒の人なのです。

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というわけで(どういうわけだ)「レイソルが優勝するところを見れるよ」(Iさん)だの
「レイソルは優勝候補筆頭じゃないですか」(Kさん)だのという甘言に騙されて(笑)
ナイキプレミアカップ全国大会の予選リーグを見に、昨夏の全クラU-18以来となる
Jヴィレッジへ行ってきました。私は今日もしつこく自分がレイソルファンだと
言われるのを嫌がってましたが、この手のセリフに踊らされる時点で、もはや
言い返す資格がないのは、実は分かっていたりします。今日だって、これ見よがしに
レイソリスタオリジナル・ROAD TO FEVER PITCHのシャツを着ていって、
自分と同じスケジュール―レイソルU-15とレイソル盛岡をチェック―で
観戦していた(苦笑)菅又チーム統括部長に目をつけられてしまったりしてますし(阿呆)

朝早すぎて駐輪場へ自転車を入れられず路駐するはめになったんですが、
帰りもGW渋滞に巻き込まれたりして(P.A.のトイレが外まで大行列って
ありえない光景です)閉鎖されてしまって、しょうがなく歩いて帰りました。
明日も歩いていかなきゃいけないってことじゃないですか…部屋までの長い道のり、
うんざりしながらも、ワイパを第2試合の途中で独り観戦になって呼吸が乱れた時に
飲んでしまったので我慢しつつ(飲むことを、というよりはGWのお陰で診察を
前倒しにしてもらうにも限界があって、残りが少ないのを懸念して、です)
頑張って帰りました。帰りたいと思える家を手に入れること、それは7年来の
悲願なのですが、一向にかなう気配がありません。やりがいのある仕事よりも。

私が時折、選手のご家族の方に対して過剰に感情的な反応をするのは、自分が
親に褒めてもらった記憶がほとんどないからだと思い当たりました。学校で
いい成績を取ること(それにあまり意味がないのは大人になった今では
分かりますが)に意味を感じられなかったのも、そのためです。今夜だって
ちょうど帰ってきたときに母から電話があって、普段の暮らしでも、私は
むしろ溺愛されている部類に入ると分かっているのですが、感覚として、
褒めてもらった覚えがないので、自分の子供を前に感情的になっている
ご家族の方を見ると、無意識な羨望が作用して、反発してしまうのです。
醜いですよね…人間の欲望は底なしです。それは、主観的な感情ではなく、
生活の基盤が NO REYSOL NO LIFE になってしまっている、人が羨む今の暮らしに
私自身が満足できてないことでもよく分かります。そんな自分は嫌いですが。

今日一番の心残りは、Jヴィレッジのバイキングも混み過ぎてて断念してしまい、
またしても食べられなかったこと。これに尽きます。私はいつになったら
おいしいおいしいランチを食べることができるのでしょうか…次行くのはいつ?

試合のことも書いた方がいいですか(苦笑)普段、三種の試合は見ないので
よく分からないんですけど(←もはやこれは口癖になりつつあります。
それだけ、私は「三種」という言葉・概念を意識する機会が確かに増えてます)
二種以上に、何よりも先にフィジカルの優劣で勝敗が決してしまうような
印象を受けました。サッカーという、11人で行うスポーツという以前の問題。

「サッカーしよう!」は、あまりに深すぎて意味が分からず、逆に忘れられない
今日の一言(発言者はレイソルU-15の吉田達磨監督。2試合とも言いましたよ)です。
それは11人×2チームと1個のボールによって行われます。1対1がゲームに占める割合は
非常に高く、それがボールをめぐる攻防ではない、その前段階で決着してしまうのを
私は好きになれないらしく、なんともいえない気分になることが多々ありました。

「大きい選手」は、トップでも十二分にそれを利点とできます。ですから、
「大きくてうまい選手」は、すなわち「すごい選手」なのです。でも、人間には
成長期というものが、それも個人差をもってやってきます。身長の伸びが止まった時、
その集団にあってもなお「大きい選手」(聡太さんみたいな人ですね)で
いられれば良いのですが、「特に取り立てて特徴のない選手」となってしまったら
どうすればよいのか、という問題です。でも、「大きくてうまい選手」は
大きくなくなっても「うまい選手」です。「ただうまいだけの選手」かもしれませんが。

日本人はフィジカルで劣る面があるから、自力のみに依存せず、コンビネーション、
あるいは戦術で相手を上回ることによって勝利を得ようとする―それはそうですが、
一体そういう概念はどの段階でプレーヤーへ仕込んだらいいのか、正しい答えと
呼びうるものはあるのでしょうか? 「うまいだけの選手」を育成するのは、
育成という側面から見たら、不正解ではないかもしれないのです。特に、
クラブユースはトップとのリンクを特色として謳い、多くは勝負に対して
それほどこだわらない(今日見たチームは、たまたまなんでしょうけど、
指導者の方は選手を褒める人ばかりでした)と言われています。戦術に
絶対的な正解がないように、育成にも不変の方法などないのでしょうけど。

実践する方も難しいなら、見る方は尚更“評価”など難しい―それが今日の感想です。

なんか偉そうに書いちゃいましたが―何から書きましょうか。惜しくも無得点で
敗れ去ったレイソル盛岡から書きますか。当たり前といわれればそれまでですが、
ユニフォームが全く同じなんですよ! レイソルの下部組織にいる子達が
いつも、特に同年代の他チームの選手から特別なものとして見なされているのは
(それは主にセレクションの凄まじさに起因するようです)感じるんですけど、
本来は、トップチームが素晴らしくて、このユニフォームをまとうこと自体が
下部の子にも誇りにならないといけないんだよなぁ…と思ってしまいました。

本題に戻りますが、守備の際も対人の強さでボールを奪い、攻撃(サイドアタック)も
スピードまたはテクニックでぶっちぎるという感じでした。全体に荒削りというか。
相手のミレニオの監督が試合中、感想を述べ続ける(一番ツボにハマったのが、
トリッキーなパスに対し「いいよ! 俺も騙されたよ!」)のが、最も
インパクトに残ったなんて書いたら怒られそうですが。エース(?)の
FW柳村翔太くん#9は、大きくてうまい…浮き球で難しいところを好んで
狙ったりして、面白い選手だなあと思いました(予測を裏切る選手大好き)

本家U-15は、大きくてうまい選手の集まりですね。特に3試合目は雨でピッチに
水がたまるような状態だったので、名波さんの自説通りテクニックの巧拙が
際立ちました。前線はみんな基本技術が超しっかりしてるんですけど、中でも
#9のFW比嘉くんはさすがでした。Iさんの指摘を借りるなら、フィジカルと
シンキングの両面でスピーディなんです。唯一ワガママを言うのならば、
シュートはネットを揺らさないと意味がないということだったりしますが(微苦笑)
私的好印象は#6ボランチ(でいいのか?)畑田くんと#13の酒井くんでした。

あ、現地でさんざん騒いだ本日のお気に入りは、ヘミニス#5のCB前川諒輔くんですが(^^;
やっぱりCBかよってオチなんですけど。本当ディフェンス見るの好きですね。
レイソルの猛攻と不安定なGKに耐えるベガルタディフェンスに感心してしまったり。

しょうがないんですよ、私はセンターバック好きだから。
…私の好きなセンターバックは、サッカーを奪われて2年半以上経つのだから。

そんなこんなで行きと違い、のろのろとしか進めなかった帰りに電話をかけてきて
買い物自慢(それもしょうもない無駄遣い)を繰り広げてくれたSさんへ、この一言。
「マジ、うざいっすね」(笑)
…写メールは速攻で消させていただきました。いえ、マジで(ニヤリ)

>柏の池谷友良監督(41)は2日、DF永田充(21)がフル代表の東欧遠征に呼ばれながら、
>一度も出場機会を与えられなかったことに関し、日本サッカー協会の
>田嶋幸三技術委員長(46)に異議を申し立てを行った。永田は4月20日からの
>東欧遠征に招集されたが、ハンガリー戦、チェコ戦とも出番がなかったことで、
>試合会場を訪れた田嶋委員長と話し合いを持った。
>これに対し同委員長は「ジーコに伝えておきます」と答えた。

本日付の報知より。なんともコメントしがたいのですが―今日、確かIさんに
「やぶさんの価値判断の基準は全部永田ですか?」と言われてしまいました。
ラーメンのおいしいだのも全部そうですしね、実際。否定はできませんよ。
今のLIFEを構築する過程、そして現在も進行形で最も重要な役割を果たしているのは
他ならぬフル代表までのぼりつめた(…)彼なのですから。黄黒への愛着さえも。

今日はご一緒した皆様が博識な方ばかりで、本当に勉強になりました、試合以外でも。
やっと「鹿島はプルアウェーの動きがうまい」の意味が分かりましたよ(殴)
IさんKさんTさんKさん本当にお世話になりました。特に誘っていただいたIさんへ感謝。

…このLR、自分が想像しているよりもずっと読んでくださっている方は
多いようなんですけど、当然といえばそれまでですが、自分はこうしてタイプしていても
読んでくださる方の存在は感じられないのです(タイプし終わってから初めて
読めるようになるのだから、本当、当たり前)よ。だから不思議な感じです。

カタカナに異常に弱い私は、J以外のクラブの名前をちっとも覚えられなくて
大苦戦したのですが、あと他人に勧められたものを鵜呑みにする悪癖もあるようです。
思い起こしてみると、誘われたことがあっても、自ら誘ったことってまずないです。
引っ込み思案というか消極的というか悲観的というか。だから友達少ないんです。

まずは手を取り合えるぐらい信頼しあうこと。

「538」様でこんな素敵アイコン発見。昨日はNNCBだったんですよね(何を今更)
聡太さんはスーパークリアとか頑張ってたのに対し、永田さんはイマイチでしたが。
今日もU-15のGKが飛び出しすぎて(と言ったらご家族の方に睨まれたんだった…)
空いたゴールをDFが死守した時、「中澤聡太思い出した」って口つきましたよ。
写真サイト様をめぐりながらも考えてるのは「NNの2ショットないかな」ばっかりです(殴)

2000年の2nd最終戦、テストとかぶったとはいえ、行ってすらいませんからね、私。
自分の中での重みは、圧倒的に11/8のエスパルス戦が上です。口癖のように、
「みんな、誰のお陰で三冠取れたか忘れてるの?!」とたわごと言ってますし。
レイソルが好きと公言できないのは、間違いなく存在していた過去の自分が
とても後ろめたいからです。アントラーズとレイソルは本当に調和しない要素だから。
今も決してアントラーズを否定しているわけではないんですしね…だから難しくて。

…こんな表情の菅沼さんを見たら、期待せずにいられないじゃないですか。

大事なことを書き忘れてました。サンフのコーチに森保さんが! 一日中
「ポイチさ〜ん」と写真頼みたい衝動を抑えつつ、ハートマーク飛ばしまくってました。
森保さんがサンフのジャージを着ているのが、懐かしくもあり新鮮だったんです。


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