Land of Riches


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 2004年03月24日(水)   「楽」という感情 

3バックの顔触れが気になるから紅白戦見ないと、と毎週毎週言っている気がします。
それがレイソルの現状なのでしょう―まさか国立で一番の収穫が、日立台の
それも野球場あたりの話題になるとは。人の縁は不思議なものです…。

今度こそ試合に出られるように練習からアピールしてきます。
(公式メルマガより永田コメント)

重ね重ねになりますが、昨日のU-19日韓戦を国立で観戦してくださった皆様へ
厚く御礼申し上げます。身内の皆様も駆けつけてくださって嬉しかったです。

試合ですが―まだ録画は見てないので、ポジション別に思ったことをつらつらと。
GKは松井さんでしたが、ランドで45分ずつ見た感じでも、二種時代の観戦経験でも
どちらでも五輪代表のような不安定さはないだろう、とここは安心してます。

DFは…地の水本>水の小林>火の増嶋、この順にならざるをえないですね。
不本意ですが。水本さんのプレー及びメンタルの安定ぶりは素晴らしいです。
これで起点としてのグレードが上がったら、不動のキャプテンでもいいくらい。
今日は左ストッパーからスタートしてリベロ、ボランチとやった…んでしょうか。
ボール奪取において危うさを感じさせる場面もなく、落ち着いて見られました。

我らが(苦笑)祐三さん。この人は腕の使い方がうまいです。腕を使って
相手を押さえ込む―ただ、能力をフルに90分使い続けることができないようで、
時間と共にパフォーマンスが低下。後半は単純にフィジカル負けすることも
多々ありました。あと、身長は承知なのですが、空中戦がどうしても…。
失点に直接絡んでしまったのもあり、頑張っていたのをそれで消さざるを得ないのは
残念ではあるんですけど、持ち味は出せたと思います。いろんなポジションを
こなすあたりも(後半は左サイドにいてビックリしました。オーバーラップまで)

そして国立に黄色い悲鳴を巻き起こす(黄色い腕章巻いた)増嶋キャプテン。
ダメでした。あんなのじゃないとは声を大にして言いたいのですが。
身長の割にはヘッドが強いと一般に言われているのに対し、取材で彼は
別に強くはない、タイミングを取っているだけと答えていましたけど、
それは謙遜ではなくて事実なんだと感じました。空中戦での目測ミス多発。
あと、思い切って前へ飛び出して取りに行くのはいいんですけど、そこで
奪えなくてピンチを招いてしまう場面も多々。後ろがたまったもんじゃないです。
(後半になってオフェンスの人間になってからについては、後述します)

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3バックだけ書いて(さすがCBマニア…)いつもの通り「続きは寝て起きてから」と
やって寝て起きたら、またしても予想外の展開(笑)昨日もつくづく感じたのですが、
私はマイナス思考で、全ての物事(サッカーのワンプレーワンプレーに対しても)に
最悪の予想を立て、予想より良ければ喜び、予想通りなら予想の範囲内へ
収まったことへ安堵するという考え方の持ち主です。だから、イレギュラーな
事態に対する対応能力がめちゃくちゃ低いんです。全てパターン化されてないと。

何が予想外だったかというと、柏系サイトを精力的に収集されていらっしゃる
「中野太陽会」さんが、活動報告で、うち…ゴミ袋HPへそのうち日韓戦のレポが
載るんじゃないかって書かれてるんですよ。ビックリしました。眠気も地球の裏側。

…見ず知らずの人にプレスをかけられたのは初めてだよ!(爆笑)

私がプレスに弱いと見抜かれてるんでしょうか? 確かに、引っ越してきてから
見ず知らずの人のリクエストで、地元番組を起こしたことが少なくとも3回はあるけど
(自分が以前起こしてくれる人に依存していたので、欲しがる気持ちが痛いほど
分かるのですよ…)レポまでかよ、って。いや、実際はそんなに期待されてるもんでも
ないんでしょうけど…あはははは。先日、その中野太陽会さんが二人の選出に対する
柏系サイトのコメント収集をなされた際に、どこの企画か曖昧にしてしまった
バチなのでしょうか?(20日付の下の方です)ま、いいや…どうせどこかには書くし。
#いっつもいっつも「永田は守備がヘタ」とぼやき続ける私は、やっぱり
#普通にレイソルが好きな人と彼の見方が違うと思うのですよ…どうしても。

そうそう、今更関東U-18一次リーグの日程が出ていたのを知ったんですけど、
日程を手帳とYahoo!カレンダーへ転記しながら(携帯でカレンダー見られるなら
紙の手帳はいらないなと考え始めている今日この頃)サイトをやっているから
見に“いかなくちゃいけない”っていうのはやめたいな、と改めて感じました。

MUST=義務感で行った試合といえば昨日の日韓戦を筆頭に、五輪予選も分類するなら
そこへ入りますけど、特にレポのためメモを取ったりするのって苦痛なんですよ。
見たいように見れない…まあ、それは私の見方が歪んでいるからですけれども。

メモの必要もなく、何の気なしに眺めていられる、いいプレーをいいとその場で
言って(思って)いられれば時間が過ぎる試合が、一番幸せです。ただ…難点は
自分が思っているだけじゃ、思ったことを率直に綴るだけじゃ、本来の、
私をいい気分にさせてくれたプレーなりサッカーなりが伝わりきらないのです。
だから、私はLRに感情を撒き散らしておいて、また別にレポは書こうとするのです。

自分の愛しい対象を、他の人とも分かち合いたいという、独占欲とは別個の傲慢。
(分かち合うと書くと綺麗だけど、実際は、素晴らしいものを見出した
自分の目を褒めて欲しいだけなんですよね、人間なんて、所詮は)

サニックスもすっかり諦めて「Kさんよろしく〜(右手ひらひら)」モードへ
突入してますし、週末の味スタ(鹿島)だって、今日の時点では行くか行かないか
分かりません。ものすごく短期的に生活を組み立てているせいかもしれません。
未来を考えたくないのです。先に予定を立てて暮らせない…だからダメなのか自分は。

これでも、私は2〜3年前より自分のどす黒い部分を、コントロールというか
押さえつける方法を学んだと思ってます。生きていく限り、このひ弱で、かつ
何にも侵されたくないと叫び続ける孤高の精神と離れることはできません。
だから、理性は彼女の求める癒しと思われる対象(たとえば笑っている
永田さんとか)を適宜与えているのです。自らの“要求”を引っ込めて。

こんな人生送るつもりじゃなかった、なんて考え始めたら、もう生きていけなくなる、
それくらいなら、せめて、今からでも、自分の思い描く理想に少しでも近い
生き方を…選択しうる範囲での最良を選べばいいんじゃないの、M嬢?

脱線しすぎ…大熊ジャパンはどこへ行ったんでしょうね。えっと、次はMF?
大熊サッカーは中盤を省略するので、ここへ入れるにはもったいない選手が
たくさんたくさんいます、いろんな意味で。オフェンスのセンス、緩急をつける才能
(ただ一人梶山さんだけは、スタンドを含めた全体がせいている中にあっても
相変わらずの老獪なジジーコっぷりを発揮していて、感心してしまいましたが
あれでもクラブユース時代よりはテンポアップしたなんて信じられません(苦笑))、
そんなものより守備能力になってしまうのです。でもって、チョイスされたのは
本職サイド(…と自称高柳ギャル約2名は言っていた)の高柳くんでした。

大熊監督は、インタビューで、このチームには“今野”がいないと言ってました。
でも、今野さんのディフェンス力は、五輪代表の中盤を一人で支えるぐらいの
不世出のものであって、それを誰かに求めるのは難しいのではないでしょうか?

対人能力に秀でた3人を並べたバックスは、菊地さんが仕切っていたラインに近く、
そこに永田さんがいなかったことを思い出せば、真ん中の人…増嶋さんが
ラインコントローラーではなくもっぱらフォアリベロ(先に謝っておきますが
これは明らかに誤用です。前に飛び出して取りに行くというニュアンスで
取って下さい)だったり、ラインの概念が乏しくて、たまに水本さんが
位置を気にするぐらいだったり、結果、中盤とバックラインの間に広大な
スペースが発生していいように使われてしまったり、両サイドが下がってくるのは
お約束として目をつぶるとしても、中盤までずるずるとじゃ点は取れないよと
思ってみたり…レイソルも実質7バックだったりするけど、そこでもあえて
自らのアイデンティティを誇示するかのようにラインを上げたがる永田さんって
どうなんだろう(私の中では、彼は標準的よりもとにかく高くとりたがる
クセの持ち主だと認識されてます。今年はまだ控えめだとは思うけど…)とか。

よく分かりません。もしかしたら、こちらが考えているほど大熊サッカーは
細かくなくて、細かくないけど浅くはないんでしょうね、きっと。

オフェンスのサイド突破能力は、とにかくすごいです。縦縦縦。切り裂く能力は
今までにないほどだと思うのですが、上がった後が…唯一キックがいいと思ったのは
渡辺さんなんですけど、その彼も左足でしか蹴れないというレフティ固有の
欠点(苦笑)を持っているので、威力が半減しているというか。

後半は“電柱”展覧会でした。クラブの監督でも長身FWが好きな人は見かけますけど、
代表監督はその権限でピックアップし放題ですからねえ(笑)平山相太さんは
五輪予選の頃からずっと言ってますけど、いい加減休ませてあげてください。
ポテンシャルの半分も出せてないような彼のプレーを見るのは辛いです。
ただ、U-23よりU-19の方が居心地が良さそうに見えたのには安心しましたけど。

最終盤には増嶋さんまで前にあげて(後半途中から祐三さんをサイドに出して
4バック…というか禁断の(微苦笑)2バックにして、更に高柳くんを下げて
増嶋さんを前へ出すという平均身長UP大作戦。アウレリオの発言は現在の
委員会の方針と照らし合わせると笑えないというSさんの言葉は深いかもしれません)
クロスorCK。全てのCKを任されていた兵藤さんは、いかに国見出身といえど
両コーナーの往復で最後はお疲れのように映りました。左足は渡辺さんへ
任せてしまっても良かったように思ったのですが。ちなみに、前線へ並んだ
のっぽさんで一番点を取る気まんまんだったのは増嶋さんでしたよ(笑)

増嶋さんといえば、その特色に得点力をあげられる人ですけど、ゴールキックを
蹴ろうとするGKへチャージも辞さない姿勢を見ると、この人は案外、点取り屋に
不可欠な要素とされるゴールへの執着心がめちゃくちゃ強い人なんじゃないかと、
バックラインでのプレーを見ていても、かーなーり熱いし、もしかして
DF向きじゃないかもしれないと感じたりさえしました。意外とボランチあたり…。

「電柱を並べたのは、菅沼には入る隙間がないんだよってアピールでしょ?」(某さん暴言)

良くも悪くも大熊サッカー大爆発で、つまらなかったと感想を抱いた人が
周りでは少なくなかった中で、私はそれなりに楽しかったです。ああ、でも
好きか嫌いかといわれたら、迷わずに後者ですけどね。カウンターは嫌い。
ポゼッションが高過ぎて、勝ちきれない昔のジュビロや発展途上の今の1969が好き。

本番は試合が終わってからでした。20 HIRAYAMAギャルがいたり11 CULLENを着た
お父様(苦笑)がいたり、5 MASUSHIMAを着た身内とおぼしきお兄さん方がいたり、
気の早い人がいるんだな…と思って、入った時と違う門へ歩いていったのです。

売店にかかったレプリカ―え、5 MASUSHIMAに11 CULLEN?! 目をぱちくりさせ
写真を撮ろうとする目の前で下ろされた5番。12000円するレプリカは、目の前で
売れてしまったのです。いや、増嶋さんのは青が1着かかっていただけなのですが、
横にカレンのが青と白2着ありましたから、本当はもっと…そして、おそらく
平山相太さんのは既に売れてしまったのではないかと推察されました。

U-19の試合(しかもただの親善試合)が、3月の時点で、国立で行われるのみならず
CSとはいえ生中継まであり、売店にはマーキング済のレプリカが売られている現実。
あのチームは、私の想像をはるかに超えた“何か”へ、既に乗せられているのです。

Aさんのお言葉を借りるなら「高校サッカーの人気校の試合」を更に濃縮したような、
きゃぴきゃぴ(死語)した不思議な空間でした。増嶋さんはこれからも、
あれを背負ってサッカーを続けるのか、と考えると複雑な気分になります。
私は、それでも(遠慮なく書いてしまえば顔も含めて)増嶋竜也という
フットボーラーが好きですけどね。もうあそこまで騒ぐことはできないけれど。

ただ…5 MASUSHIMAユニを作る意欲が一気に冷めたことだけは記しておきます。
試合途中には、お金がなくて買えないと「泣きそうになってた」(目撃者Sさん)のに。

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あああ、もう、もっとユーザが使いやすい検索ツールを用意しろよ!!

>「攻撃のパターンが少なかった。相太に頼り過ぎた……」
>試合後にこう反省をしたのは主将の増嶋竜也だった。
>右サイドでチャンスを作った中村北斗も「一緒にやっている時間が少ない。
>もっと練習をしたい」と攻撃のパターンが足りないことを指摘した。(スポナビ)

大熊ジャパンは試合大好きで、いつも試合を見せてくれるけど、本当は
インターバルの通常練習こそ見ないといけないのかもしれません。今回は
時間が分かってて、場所も西が丘という分かりやすさだったのですが…。

>J注目ルーキーのDF増島が存在感。主将としてDFラインを統率し、韓国が
>1トップに変えた後半からは「4-4-2にしてほしい」と大熊監督に“指示”を出した。
>「相手のポジショニングに誰も気づかないのは問題。僕は監督でも
>間違っていたらハッキリ意見を言います」とたくましいところを見せていた。(サンスポ)

このシーンは見ました。増嶋さんがアウトオブプレーで(CKの前だったと思う)
上がっていく途中で左のタッチラインで監督を呼んで何かを話してて。
何を話してるかと思ったら…丹羽さんなみに偉そうですね(苦笑)
サンスポだけ、かたくなにこの字を使うから検索でやたらめったらヒットするんだよ…。

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雨、やめー、やめー! 少なくとも明日の紅白戦までにはやめー!!

Yahoo!のファンタジーサッカー、第2節の結果が出ました。第2節で一番fpを
稼いだ選手は我らが永田充(15fp)です。第1節で使ってたのに、放出しちゃった…。
ちなみに第2位が長谷部さんってあたりが、なかなかです。今も仲良しなのかな?

…YAZAWAコールでタオルを投げていることも、その理由も初めて知りました(ぼそ)
J-COM(NetHome)のJリーグダイジェストに第2節がやっとあがりました。
今年からサイズも大きくなって、全チーム簡単に見られるようになって嬉しいです。
何がいいって、スタジアム音声+インタビューのみで構成されているところが。
テンションが下がってる時は、応援コールを聞くためにBGVにしたりもします。
(第1節は何回も見ました)昨日のU-19の録画は1回も見てません。見たくないんですね…。

ああ、ダメだ、インタビューのところだけでも落としたい…うちのテレビは
CATVの工事でも笑われたモノラル(!)の古いものなので、音質が悪いんです。
だから永田さんの低いつややかな声も、綺麗に聞こえないんですよ…。
PCは昨年春のものですから、一応。私は永田さんの目じりにできる笑い皺が
ものすごく好きらしいです(照)こうしてアホみたいに見返しながら夜は更けていく…。


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