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昨日一日で何本烏龍茶飲んだだろう…ひたすら飲んで、ひたすら不純物を出す作業。 たんたんたたーたたー たたたたーたーたたーたたー♪ (↑JR高田馬場駅ホームで流れるあのメロディのつもり。 アトムは2003年4月7日高田馬場生まれだそうで。初めて知りました(遅) ちなみに私は松戸駅各駅停車のホームで流れる曲が大嫌いなんですけど、 それの曲名などをここ「発車ベル使用状況」で初めて知りました) というわけで(どういうわけだ)小平へ行ってきました。急遽、突発的に。 都内でフリーな時間ができると、何かしないともったいないと感じるあたり 相当の貧乏性ですが、明日はクレカの引き落としなので残高を確認したら 想像を超える激貧へ陥っている(何でも簡単にカードで買うツケ)のを悟り、 真っ先に行きたいと思って、練習スケジュールを調べたクラブを諦めました。 …それは、鹿島アントラーズでした。 土曜の練習試合で、ついに先発で実現したNNCB―永田&中澤コンビを見ていて、 興奮しながらも、同時に、胸の奥底で眠っている過去の自分が、深い眠りより 引き出されかけて、けれど、まだまどろんでいるのをはっきり自覚しました。 羽田さんを見ていた頃の私が。 刺激、外的刺激―復活の足音と共に間違いなく目覚めるであろう私がいるのです。 人間の記憶容量について書いた時、人は生まれてからの全記憶をしっかりと 持っているのだという説を書きましたが、案外そうなのかもしれません。 きっかけさえあれば、消えた記憶も浮かんでくる―くだらないことですけど、 小平グラウンドは住宅地にあるので、午後の相応の時刻ともなれば、小学生が 下校で飛び回っていて(第七小学校がグラウンドに近い)幼稚園のバスも 走っているのですが、それを見て「私、幼稚園に通っていた頃に乗ってたのは きりんバス(バスの走るコースによって動物名がつけられていた)だったなあ」なんて 不意に思い出したりもしたのです。そんな感じで、鍵さえあれば、取り出せる、と。 もう一つ、日曜には“中井さんのゲームメイクセンスへ惚れた自分”を 思い出しもしました。パスだけでなく、彼は声を出すタイミングも良いのです。 どんどん話がずれてしまいますが、小平や日立台は住宅街にあるのが好きです。 人間の生活圏からやや隔離した感のある鹿島や大久保やトヨスポよりも。 向かう途中の道では、Jクラブが至近にあろうとなかろうと、それぞれの人が それぞれの暮らしを送っていて(そこにあるのは家族の絆を感じさせる要素が強く、 都内に住んでいた頃より私は浮いた存在だなと強く感じています)そうであっても あるポイント―グラウンドの門を通ると、そこにあるのは“非日常”つまり サッカーだという感覚が。今は通らなくなりましたが、そのコントラストでは 駅前が栄え、少し離れると閑静な住宅街で、それを抜けるといきなりグラウンドとなる レイソルロードはかなり好きな道のりです。サッカーがいかに日常的に近接して かつ、それでもなお非日常(の祝祭)であるという感覚を味わえるから。 脱線しまくりました。私は増嶋さんの存在を思い出し、練習開始もたまたま 15時という絶妙な時間帯(東京もとい原流に言うと、イイ時間)だったので、 新宿で安いスプリングコートを買うと、そのまま西武線で小平へ向かいました。 小平を訪れるのは、入団会見の日以来ですが、今日もまた定刻には始まらず…。 やっと出てきた選手の服装へ違和感を覚えます。あれ、東京の練習着って、 青地に白でアディダスマークのトリコロールカラーリングだったのでは? いつの間に青地に赤ライン・赤マークに…? 東京っぽいといえばそうですが。 最初は二人一組で、ゲームの要素を入れて身体をほぐします。たとえばジャンケンして 相手をタッチする、投げられたボールをでんぐり返ししてヘッドする、 相棒がゆっくりドリブルする横をついていく…うまく説明できないんですけど(苦笑) 一通り盛り上がったら、4つの輪に別れて鳥かご。増嶋さんは馬場さんと 紛らわしいんですよね、見た目が(再び苦笑)これも選手は楽しそうでした。 増嶋さんも先月見た時の緊張したお客さん状態と比べたら、かなり馴染んだ感じ。 この次のメニューが、選手を半分に分け、そこから2人ずつ出しての2対2なんですけど、 ミニゴール2つが置かれたのが、よりによってグラウンドの一番角―つまり、 見学席の目の前という出血大サービス。望遠レンズなくてもアップの増嶋さんが 撮れちゃうよWOW!…とカメラもないくせに興奮(意味ないよ)してました。 増嶋さんがいたのはネット際に陣取るビブス組だったからさぁ(にやり) それはさておき、至近距離で選手がボールを奪い合う光景って、見てると ドキドキワクワクしますよ、やっぱり。別に増嶋さんじゃなくても。 この後、1対1で長めのグラウンダーパスを蹴り合う練習を経て、11対11となりました。 普通にゲームをやるのとは少し違って、まずはサブ組のバックラインから始めて レギュラー組はそのボールを奪う(起点はGKだったり、あるいはサブ組の DFラインにいる増嶋さんだったりする)など、シチュエーションを指定しているのが 印象的でした。途中でゴールを動かし、コートの縦幅を縮めて選手の密度を 増したりもしましたし。サブ組はMMCB―増嶋&松本+梶山という個人的には おいしい布陣なんですが、サブ組とはいえ、だからこそ、ルーカスやケリーと やりあうのは勉強になるんじゃないかな…と思いながら見てました。 先に控え組が守るCKもあったんですけど、控え組が攻めるCK(増嶋さんは ファーで攻撃参加!)のシチュエーションを終えると、ぽいっとビブスを投げられ、 増嶋さんはジャーンの左へ入ることに。ここで二人は軽く言葉を交わしてましたが、 2対2の時もケリーかルーカス(東京サポでないやぶさんには区別がつかないらしい)と 何か話してたんですよね。もしかして言葉も少しかじってみた??? 若手はかなり居残りをしてたんですが、増嶋さんはその中でも割と早めに あがってきました。あいも変わらず大人気です。増嶋さんがあがってしまうと 帰ってしまうファンが10人(私含む(殴)―見学者の3分の1くらいの割合)は いましたから。変な感想ですが、作り笑いもとっても上手になったと思いましたよ…。 本当の笑顔はお預けなのかな、って。プロでの厳しい戦いは、まだ始まったばかり。 …これで、LR最多検索ワード【増嶋】でいらっしゃった皆さんも満足ですか?(苦笑)
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