Land of Riches
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2003年10月23日(木) |
ジェネレーションギャップ |
私は仕事の中身はしょぼくても締切厳守の人間なので、他人が締め切り守らないのを 待っているのは非常にイライラします。昨日付けで書き忘れましたけど、私はとかく 些細な…おそらく当事者にとってはつまらないことでも苛立ちすぎる悪癖があります。 満員電車でぶつかった人にむかつき、地下街で前をゆっくり歩いている人にキレて。 もうちょっと自分も他人も許せるようになりたいものですが…無駄に厳しいです。
時間は一定のペースで決まった方向にのみ流れているので(永遠に―そうやって 定義されたものが時間だから)私と他の人との年齢差は、永久に縮まりません。 みなが同じように年をとっていく―老いた者は死に、新しい命も生まれ続ける、 それが人の歴史。いや、自然界全ての歴史。拒絶することを許されぬ真理でもあります。
チーム別を買い漁っているくせに、全く整理できてなくて引き出しへ放り込んだままの トレカを整理しようと思ってアルバムやらケースやらを買ってきたのですが、 袋からすらも出せないまま放置してあります。とにかく自分の自由にできる時間が 少なすぎます。だから次なる生活への準備も進まない…ダイヤ改悪で帰宅時刻が どうしても遅くなってしまい、それだけ自宅で自由に使える時間が減ってます。 食事やら入浴やらサーフィンやらの日課が優先されるので(これでも普通の人に比べたら 日課に割く時間は短いと思うのですが…サーフィン以外)本当にフリーな時間は ごくわずかです。ないといっていいかもしれません。だからメールの返事もタイミングを 逸しがちで、機会を逃したメールは書きかけのまま放置されることも多くて。
何のために生きているのか分からないのは、やりたいことができないからかもしれません。 …じゃあ、私は自分に与えられた24時間を、一体どうやって過ごしているのでしょうか?
久々に(ってほどでもないか?)ハンズへ行ったら、クリスマスコーナーができてました。 三省堂でも、彼におねだりするプレゼント特集の載った雑誌(女性誌って読まないから カタカナ名が覚えられない…(鬱死))が特売されていたり、今年もそんな時期なんだと 思いました。そりゃ、テレビから唐突に「ふり向くな君が美しい」が流れ、年賀状は インクジェットハガキにするかどうか聞かれるわけですよ。私は何もかも、住まいを 移してからにしようと思っているんですが。でも、クリスマスプレゼントで何が欲しいって、 考えてみたら何もいらなくて、ただ、イブの夜に、私のすぐ前で、笑いながら私の話を 聞いてくれる相手がいればそれで十分、と思ってしまいました。目の前にあるのは 豪華な料理なんかじゃなくても良くて、ケンタのチキンでも叩き売りのケーキでも良くて。 楽しく1年を振り返ることができたら、どれだけ幸せだろうかって、自分以外の誰か (それも性別の異なる人)を自分と同じようにか、自分以上に大切に思えることが もうありえない気がするだけに―あらゆる対象物に対する執着が薄れている―おのれの 抱く幻想が悲しかったです。きっとこれは、望みであって望みですらない。 …私はこれが実現しても、多分、自分が幸せだとは思えない。
独りで生きる時間が長すぎました。乖離を意識する時が長すぎて、そうでない感覚が 分からないのです。空虚な概念としてさえ。だから、いつまでたっても独りぼっちです。
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