Land of Riches


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 2003年01月27日(月)   PRESENT FOR..... 

部屋にいるコアラを探したら、Sさんがシドニー五輪の時に買ってきてくれたクリップが
お互いを挟んで(2体頂戴した)本棚に載ってました。うーん、似てますね(主語省略)
個人的にコアラはそうかわいいとは思わないのですが、そんなところが余計に(笑)

改めて部屋を見回すと、いい歳の割にぬいぐるみが多いのに気づきます。しかも、
そのうち自前は2体(初めてTDLに行った、確か小学生の頃に買ったミッキーとポンペイ)だけ、
あとは男の人(友達&恋人)にもらったものばかりだったり。手紙に至るまで、
人にもらった物を捨てられない私ですが、ぬいぐるみは特にそうなのかもしれません。

FREAKSが届きました。ナビスコカップ優勝記念と称した袋が入ってましたけど、
3冠イヤーでも作らなかったのに何を今更?(笑)これが届かないと自分が鹿島ファンなのを
忘れそうです。いや、こんな状態で鹿島ファンといえるのかしら? 昨夏の羽田さん
一日店長で買った本山タオマフもまだ袋に入ったまま(それを言うなら、金古さんの
時に買ったユニフォームクッションもまだ袋の中にあったりする(死))です。
天皇杯準決勝@長居には一切グッズを持参せず、天然で忘れた私はSさんに「丹羽めあて」と
断言されたのでしたよ…事実そうなってしまったのですが。鹿島=おもしろくない。
いつからか定着したイメージです。決してそれはマイナスの概念ではなくて。

明らかに誤用というか半造語というか、ファンタジー/リアリティという対義語を
よく使います。訳すと楽しさ/厳しさ。何が次に起こるか分からないドキドキ感と
勝つために自分にも相手にも容赦をしない姿勢。うーん、うまく定義できないのですが。
前者に属するのはチームなら勝てなかった頃(微苦笑)のジュビロ、3冠東福岡、
最近だと野洲高校。選手ならパッサーやドリブラー、代表する存在として松井大輔さん。
一方の後者は、アントラーズや清商、センターバックにボランチ、代表は山瀬功治さん。
この二つを止揚した存在が当然最強で、今のジュビロです。少しリアリティ寄りですが。

アントラーズは勝利至上主義で、見ていて楽しいプレーをした選手も、鹿島へ入ると
「朱に交われば…」とばかりに、プレーが変わってしまいます。変化を要求されるので。
その代表格が10番なのは言うまでもないんですが。それが悪いことだとは思いませんけど、
深井さんの鹿島入りを個人的に反対していたのは、出番の有無もありますけど、
これもあったりします。また、菊地さんも他へ行った方がいいとは思いながら、
彼の位置自体はアントラーズ的だと感じたり。もっとも、菊地さんの魅力は何度も
書いているように、既成の概念を超越しているところにあるのですけれど。

楽しいサッカーと勝てるサッカーは、あまり両立したためしがありません。
そして、どちらが好きかと言われたら「負けても楽しいサッカー」が私は好きなのです。

なんだか鹿島が嫌いになったような文章を書いてしまいましたが、そんなことはないです。
だって、楽しくもないし強くもないチーム(どことは書きませんが)を注目したり
してるんですよ、今。それが元は1選手の存在から派生したのは否めませんが、
好きな選手がいるという点でも、いまだにアントラーズは自分の中で一番です。

ちなみに羽田さんの経過報告は淡々と書いてあるようで、すごい恐ろしいこと言ってます。
(e.g.「もう人に会いたくないという気持ちになったり、目の前が真っ暗になり…」)
お姉さん泣きそうです。でも待つという行為に関しては、悪いですがお姉さんは
羽田さんより耐性ありますよ(笑) 岡林ファンとして培った鋼の精神力がありますから。
これも何度も書いてますけど、指導者となった岡林さんを支えているのが、むしろ
リハビリ中の時間であったりするのが、私を救っているというか。

日立台で聡太さんが飛び跳ねていた2分間の記憶がやたら濃いのは、何故なんでしょう。

ここ半年ぐらいのあれこれで、人は思い込みというか心構え次第でえらく変わることが
できるのだと学んだので、先が見えない不安や先が見え過ぎる恐怖よりは、たとえ
虚偽の記憶、刷り込みでもあった方がマシだと思います。…それこそが信仰?


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