Land of Riches


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 2002年11月22日(金)   今日も明日もボールは蹴り続けられる 

JFA名誉総裁・高円宮様がお亡くなりになられました。突然。
昨夜の夕食時に家族から倒れられたという話を聞いて(この時からずっと変わらぬのは、
我が家で高円宮様を特に気にかけているのはサッカー好きの自分だけということ)
その後、3時間近くFIFA ANTHEMをかけたままwebにへばりついていたのですが、
入浴している間に…悲しいです。こんなにも悲しいのは、高円宮様がサッカーを
愛していらっしゃったからでしょう。ある程度サッカーを見た人間なら、高円宮様が
サッカーに造詣の深い方であるのは気づけることです。代表戦は無論、J1・J2・女子・
ユース年代(一種のカップが天皇杯であるのに対し、二種・三種のカップが高円宮杯で
あることは覚えておくべきこと。冠大会のファイナルには当然いらっしゃっていたのです。
三種大会決勝の観客数など…)・少年・フットサル・障害者とあらゆるゲームへ
足を運ばれ、楽しんでいらっしゃいました。サッカーファンがご逝去を悲しむのは
日本サッカーのいわゆる暗黒時代からずっとこの種目を支えて下さった高円宮様の
想いを重々分かっているからです。いや、高円宮様はサッカーのみならずスポーツ
そして芸術への理解が深く、どんな人よりも愛された実に偉大な方なのですが。

名誉総裁の死を悼んで、週末に開催される各種試合(Jはじめインカレ決勝からシニア・
ママ・フットサルまで。やや間を置くが天皇杯1回戦も)では黙祷が行われ、選手や
監督・審判は喪章をつけます。喪章といえばアルゼンチン戦で代表がつけたばかりですが、
今年―ワールドカップイヤーである今年、どうも喪章をつける試合が多い気がするのは
私だけでしょうか。神様はサッカーを愛する善良な人の命を奪っていく…。

アランはサッカーを「新しい予見できない与件の上に、素早く一つの行動の構想を描き、
即座に実行すること、これは人間の生を申し分なく満たすことである」と書いています。
サッカーは…太陽を模した球体を蹴り合うゲームは太古から存在し、生まれる前も
死んでしまった後も世界中で誰かが蹴っているでしょう。当たり前のように存在する
サッカーのある光景、そのありがたみ。…どうもつい最近書いたばかりな気もしますが。

大好きなものを堪能できる幸福。

やはり現代の“太陽王”をこの目で見るために広島へ行かなければならないのか、と
自問自答したりしていますが。儚い幸せ、移り行く光景、常に人の心を捉えて離さない
フットボールという存在の魅力。改めて感じています。これはDNAへ刻まれた熱病かも。

―謹んで哀悼の意を表します。

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昨夜からずっと胸が痛いのですが、おまけに吐き気までしてきました。こんな状態なのに
食欲のコントロールができないというおまけ付き。ヤバイですよ。

▽羽田憲司が13日にブラジルにて現地ドクターにより左足首を手術。全治半年。
30日に帰国し、クラブハウスにてリハビリ開始予定。

▽成岡翔が昨日、レッズの練習に参加。6クラブのオファーのうち、レッズ・ジュビロ・
アントラーズに絞ったことを明らかにする。ジュビロは強化指定選手として触れた経験があり
今後アントラーズの練習参加を予定している。また海外クラブも選択肢にあり?

▽フェイエノールトは補強リストに菊地直哉をリストアップしており、本日にも
クラブ関係者が清商を訪れ接触する模様。

▽J1残留を賭けた広島戦、出場停止によりボランチの穴に悩むレイソルは落合正幸を
遠征に帯同させたようだ。先発落ちが噂された宇野沢祐次だが、やはり起用されるか。


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