Land of Riches


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 2002年10月26日(土)   「ワボ!」 

「心配事があるなら、そのボールにお祈りするといいよ」
「え?」
「そのボール…浄玻璃の鏡…って言っても分からないだろうけど…
そういうお守りがあるんだ。それにそっくりだよ」


4点リードし、余裕を見せ始めた―手を抜き出した相手に向かって「来いよ!」と
挑発するCBを形容するのにふさわしい言葉は“誇り高い”と“負けず嫌い”の
どちらでしょう。Number韓国特集、表紙がグロすぎて手が出せませぬ。先週エコパで
売っていたMDPの表紙にも強烈な嫌悪感を抱いたのですが。ダメですかチソンさん。

私は新聞を必ず一面から読み始める習慣があるんですけど、そうなると最後に見るのは
もちろんテレビ欄なわけでして、「今日はJが地上波である(いつも当日に気づく)」と
思って目線を右の方へ(NHKから民放へ)移していくと、“市川大祐”の4文字を発見。
慌ててテレビをつけたものの手後れでした。いや、フジパンカップ東海大会の放送
(私のこの大会へ対する認識は「宮原さんが初めてテレビに映って喜んでいた大会」
だったりする(汗))があったんですが、そこで市川さんが連戦連勝(のはず)だった
小学校時代を振り返ったらしいのです。*今の私にとって*高部小時代の市川さんは
AAA級資料(この言い方が既に不純極まりない)。手後れに気づいた時点で番組は
30分ほど終わっていたのですが、自分が朝刊を読むのにそれくらいの時間をかけるのを
考えると、むしろテレビ欄から見る人間になるべきでは、と思ったぐらいですよ。
ははは。そして、いつのまにか着信していた(私の携帯は常にバイブのため、着信に
リアルタイムで気づくことは少ないのです)Sさんのメールによると、なんと、
市川さんのみならず永田+深澤の高部コンビや荻さんの少年時代も映っていたとか。
地団駄踏みまくりですよ。じたばたじたばた。むしろ背景から高林さんを探したい(笑)

で、私が見たのは名古屋FCとグランパスの試合だけなんですけど―当たり前ですが
ゴールの大きさはどの年代でも同じなんですよね。みんな小さいんですけど、中でも
GKは小ささが際立ちます。シュートは枠へ入ってしまうというか。なかなかGKの
魅力を感じられないのはそのせいかなぁ、と思ったり。あとすごく気になったのは
グランパスで首に何か巻いていた子がいました(笑) 今時の小学生ならアクセつけて
プレーはありなのか、と密かに気になっているので、事情通の方ご教授下さい。

番組の最後に市川さんのサインボールプレゼントがありました。10個のボールへ
丁寧にサインする市川さんも偉いと思いましたが、私はサイン自体より、それを
したのがFEVER NOVAだったことに驚きました。これ10個って結構な額じゃないですか?
市川さんのサインも欲しいですが、このボールが実は前々からすごく欲しいので
応募してみようかと思ってます。お守りにもなるようですし(そんなことを
言っているのは、非現実世界で赤いユニフォームを着るたった一人だけだ!)
…こんなふざけた奴にボールを渡せるかと思った方は、こちらからご応募を(笑)
http://www.ctv.co.jp/sposta/topics/pre200210.html

さて、40分遅れだったアジアユース準々決勝ですが―入場の列で「永田・菊地・成岡」の
醇だったのに喜んでいる場合ではなかったです(大悟・角田・徳永がラストでした)
開始早々に成岡くんの空を裂く時を裂く心を裂くミドル一閃で先制。その軌跡も
鮮やかでしたが、それ以上にガッツポーズ&スマイルがまぶしすぎて溶けました。
予選リーグは相手の歯ごたえの問題なのか、みんなあまり喜んでなかった気がするので、
成岡くんのストレートな感情表現がツボでした。祝福に行ったみんなも嬉しそうでした。
そんな中でスマイリー永田さんとのツーショットを配信してくれたAP通信に感謝。
そして楽しみにしていた夕刊のカラー写真が競る阿部くんだったのには、もう(苦笑)
(いい加減「ゆうたろう」を辞書登録して使うべきか悩んでいたり)

大熊監督は世界への切符をかけた一戦、非常に守備を重視した布陣で臨みました。
3バックは角田+永田に菊地くんをプラス。両翼の左・坪内/右・徳永に加えて
今野さんもCBができる守備能力の持ち主なだけに、それはそれはがつがついってました。
この大会、何をテレビで見ているかと言えば、各選手が相手にプレスをかけてボールを
取るシーンを楽しんでます。取り方、ふさぎ方、味方のカバーとか。すごく見方が
ミクロです。こんな見方をすることは今までなかった気がします。なぜこんな見方を
するか、それは永田さんの守備力を信じてなく、また疑われているため(苦笑)
彼本人及び他の選手の守りを見て比較検証しているのです。単純にDFとしてのプレーを
(戦術だのは放っておいて)鑑賞しているだけなので、単純で、でも楽しいです。

現メンバー(という書き方が正しいのかやや疑問)で組み始めてからの時間があまりに
短いため、このチームは非常に現実的な戦い方をします。それしかできなかった、と
いうべきかもしれません。今は結果が全ての時ですから、これでいいでしょう。
世界大会までに―といっても時間は案外短い―変えるべき部分はあるでしょうけど。
“ボランチ小林大悟”は予想外に見応えがあります。彼を三列目、菊地くんを二列目に
したのは当地の暑さを意識した(fromサカダイ)そうですが、大悟さんの攻撃での
力は分かっていたつもりですけど、守備が…いいんです。今野さんとは縦並びが
原則だとは思いますけど、この早生まれボランチの、無言の(=プレーでの)牽引は
前代との違いが何気に一番現れている部分ではないかと思ったり。83年早生まれ組、
すなわちプロ2年目組の存在は効いてます。3学年のシンフォニーが現ユース代表の
色かもしれません。どれも欠けてはならないという意味で。試合中、既に私は来年の
新生五輪代表に思いを馳せてました。具体的な布陣まで思い描いてましたが、それは略で。

相変わらずFFバトルメドレーMIDIを愛聴している私がたどり着いた強引な一つの考え、
それは「U-21=ラグナ/U-19=スコール(性格が変わる前)」。反論殺到しそうですね(笑)

ところで大熊さんはFWの軸を阿部くんと決めているのでしょうか。坂田さんが結果を
出してても途中投入なのは、途中からでも活きる持ち味(=スピード)があるからだとは
思いますが…茂木さん頑張れ(涙)成岡くんは絶好調すぎて、ゴール真横からの
センタリングをGKが手で入れてくれるほど。AFCの写真も喜ぶ成岡くんですが、記事が
珍しく個人名乱舞(といってもゴールに絡んだ人)で驚きました。成岡くんも優勝宣言
してくれました♪ GOGO、目指すは前人未到のアジアの王者! ちなみに、試合中一番
嬉々としてしまったのが“永田out大久保in”だったのは内緒です。ああ、そういう風に
大熊監督には見られてるんだなって、今更なんですけど、本当に今更(笑)
単純に見られるのが楽しくて好きなチームになってきました、U-19。まあ、どこまでも
私にとってチームは器であって、私が見ているのは盛ってあるもの(=選手)なんですが。

Jリーグは…何から書いていいのか分かりません(苦笑)地上波でジュビロの強さを
堪能はしましたけど。いや、強いですね〜。最近、どうにもこうにもなチームばかり
見ているような気がしてきました。ははっ。完全制覇、これが険しい道なのは身を
もって知っているジュビロイレブンですが―でも私が気になるのは下の方の争い(汗)
というかレイソルですね。理由は聞かないで下さい。とにかく頑張って〜!(悲鳴)
あ、松本さん初勝利!(どうなのこの言い方)本人の出来は判断できないので保留として
決勝点を叩き出した田原さんがかっこよかったです。生まれ変われるかしら?
市川さんのグラウンダーパスに萌えました。以上。

最後に、お誕生日おめでとう、聡太さん。


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