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謙虚さは人の持つ姿勢の中では大事なものの一つだと思います。 まさか“トモ”の名をYahoo!のトップで見る日が来るとは思いませんでしたよ。 「ヤクルト伊藤智投手引退へ」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021025-00000009-sks-spo サンスポがスワローズ寄りなのは分かりきっているんですけど。 >右肩痛からの復活を目指していたヤクルトの伊藤智仁投手(31)が24日、埼玉・戸田で >行われたコスモスリーグ、近鉄戦に登板。しかし1年6カ月ぶりの登板は、わずか9球を >投げただけで右肩に再び違和感を訴えて降板し、このまま任意引退となる可能性が浮上した。 >衝撃的な幕切れだった。登板した五回、先頭打者を三振に打ち取り、続く打者への >初球を投げた直後に、伊藤が自らマウンドを降りた。 >「だめでした。あれ以上放れなかった」 >昨年4月に右肩を故障し、同6月には渡米して手術を受けたが、以降は2シーズンに >わたる“沈黙”。この日は、球団首脳がすでに戦力外と考えている中での志願の >最終テストだったが、MAX136キロ止まり、わずか9球での降板。視察した倉島常務は >「残念だ。きょうの結果を踏まえて判断したい」と現場の報告を受けてから、 >早ければ週明けにも最終決断を下す考えを示した。 >140キロ台の高速スライダーを武器に、平成5年には新人王も獲得した逸材。一部には >「最低年俸でも構わないなら」と残留の可能性を模索する向きもあるが、今季まで >2年で1億8000万円という高額契約で、すでに伊藤への“投資”も時間切れという声は強い。 >「気持ちの整理がついていない。ゆっくり考えたい」と話しただけで帰宅した >伊藤。復活をめざしてきた右腕の命運は、球団トップの最終決断に委ねられた。 先日、最後までブンブン丸であり続けた池山さんのラストゲームにいたく感傷的と なったばかりですが…“トモ”はアスリートの中では例外ですから。ドラフトで スワローズが引き当てる瞬間をテレビで見ていて、赤い糸を見た人ですから(笑) .....I love you forever my darlin'. 戸田で苦しみ続けた岡林さんの姿が重なります。家族よりも野球を取り、どんな時も 真摯に、ストイックなまでに練習を続けた岡林さんは、肩を削って投げていた エース時代以上に、その姿勢での若手への感化が評価され(私は最近サーフィンを するまでこの事実を知りませんでしたが)今は二軍の投手コーチをしているのです。 智仁さんはパラグアイでハングリー精神を培っている岡林さんと違って、京都の 友禅職人のぼんぼんだからなぁ…(微苦笑)岡林さんのピッチングには、いわゆる 名投手と比べたら何もありませんでしたが、それでもあの人の魂は私をスピリットの レベルで染めてしまって…男は背中でものを言うのだ、と教えられたのです。 http://www.yakult-swallows.co.jp/red_cgi/topicsView2.cgi?TYPE=N&SEQ=1392&COOKIEDATE= …オフィシャルの記事はもっと切ない… 岡林さんは引退勧告に対して、他チームのトライアルを考えていたのですが、ある日、 そのために肩を作ろうと練習へ出かける朝、“右肩”と語らい、休息を求めてきた 右肩の意思に従って第二のバッターボックス(by池山さん。岡林さんは投手だから マウンドというべきか)へ入りました。後日、育成の道でも真剣に戦い続ける岡林さんと 現役時代と変わらず岡林さんを支えているしのぶさん(美人さん。まだ幼かった私を 本気で泣かせた方でもある…)の姿がGET SPORTSで映った時には、安心しました。 智仁さんがどうするかは、彼が決めること。ただ、陽子お母様(実家へ押しかけたり 手紙を送りつけたりするクレイジーなファンに対してまで丁寧に応対して下さった 神様のような人。私も手作りの香り袋を戴いたことがある…(汗))や泉ちゃん (奥様。ルーキーイヤーに0.91という防御率を叩き出した智仁さんと結婚して 脅迫状をもらっているかわいそうな人。それをaiで公表して“感謝”していた 智仁さんはすごいなぁと思ったものです)をあんまり悲しませないでね、とだけ。 スワローズは私の青春そのもの(苦笑)ですから、落ち着いて語れません。岡林さんや 智仁さんや山部さんへ注いだ愛情は、今フットボーラーへ向ける気持ちとは全然 違いますから。純粋に、単純に、心から、好きだったのです。ええ、ピュアに。 “トモ”のスライダーは日本一、日本野球史上最高だと信じて疑いませんよ。 http://www.kyoto-purple-sanga.co.jp/special/2002010interview_matsui.html 松井さんゴールインです☆ おめでとうございます〜。いや、こういう祝福が素直に 口をつくようになっただけでも、岡林さんや智仁さんを追いかけていた頃とは全然 違いますよ(笑)まだまだチソンと比べるとアップダウンの激しい人だな、とは 思いますけれど、それでも落ち着いてきたのは奥様の存在も大きかったのですね。 末永くお幸せに。松井さんはU-21の華ですから、たくさんたくさん期待してますですよ。
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