Land of Riches


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 2002年10月17日(木)   「奇跡的ですよね!(笑)」 

今野さんが決勝ミドルをこう評したかは、定かではありません(笑)
ただ、決まって、彼が満足そうに笑った時、ソラミナ2001/3/19付プチレポでの
言葉を私はすぐに思い出したのでした。少なくとも、私にとっても今野さんは
“そういう(=思い当たる記憶がその辺)”位置づけであるのを再確認させられました。
以下、背番号順メモ。AFC・U-20選手権は空き番オゲェのようですね。
(大久保くんが25番ということは、最終合宿の時点で振られていたのかしら?)

GK:川島さん[1]
枠内ショットを二度ほどはじき出したお陰で勝っていることを忘れてはいけません。
失点は…はじいたところを誰か(いや誰っていうか)カバーしろということでしょうか。

右WB:徳永さん[2]
垢抜けようとして抜け切ってないような髪型(失礼) 守りのシーンで任せられるのは
大きいかと。ちなみにAFCレポートで写真が載っているのは彼です。おめでとう。

左CB:角田さん[3]
ビデオ見返してないんですが入場最後尾でしたよね?(うろ覚え)明らかに一人だけ
体つきと湛えている雰囲気が違いました。相手との1対1でも余裕を感じさせる、というか
余裕なんだよと自己主張しているようにすら見える守り方。かっこよかったです(惚)
ただJ1で揉まれた彼のアタックに相手が勝てないので(苦笑)たびたびファウルを
取られ、この調子ではあっという間に警告が累積しそうで心配。彼が3人いれば
世界でも勝負できると思うぐらい、抜けた存在(=代わりがいない)ので。
今大会から方式が変わった(予選リーグ3試合+決勝トナメ最大3試合)ため、
この辺のルールがいまいち把握しきれず不安を残します。アジアの大会ですし…。

CB中央:永田さん[5]
ついに私へナガタミツルというプレーヤーのアイデンティティを誇示してくれました。
それは前線へ繰り出す―フィニッシュに直結せんがばかりのフィード+グラウンダーパス。
これでもかという感じで披露してくれて、この代表はこれを攻めの一手段として
確立したのかな、とすら感じた程。9月以降の激動が彼を変えつつあるのでしょう。
…それでも先発3人の中では一番守備力がなさそうだったのは内緒の方向で。
個人的にはスパイクが印象的(笑)65分での交代は戦術的なものであるのを祈ります。

左ボランチ:今野さん[6]
前代では「やってやるぞ!」な面持ちでついていきます系後輩をしていた彼も、
「俺がやらなきゃ!」な自覚たっぷりのプレーで引っ張る系キャプテンに成長。
現U-21年代のスマートなスタイルに対し、アクが強くガツガツいって気迫を
にじませるU-19スタイルのシンボリック。最終到達点を考えれば色分けは無意味かつ
醜いものですが、今のところ両者はすまし汁と味噌汁ぐらい私の中では違います。
1点目のスルーパスと2点目のミドルは無論、守備での貢献も見逃せません。

トップ下:菊地くん[7]
開始直後、真っ先にボールへ食らいついたり、GKにショルダーアタックかけたり
ゲームはバトルだ的厳しさを漂わせてました。彼を語りにくいのは、そのボール所持
時間がさして長くない(割とすぐはたく)点にあるのかな、とも思いつつ、その姿を
描き切ってやろうという戦いもまだ始まったばかりだと思った私でした(笑)
ファイナルは31日。予選リーグの相手は今後どんどん弱くなっていくようですが…

左FW:茂木さん[9]
なかなかツートップへボールが入らず、仕事ができない展開でしたが、それでも
日本の前半のシュートが結果的に1本もなかったことは驚き。交代は仕方ないような。

左FW:坂田さん[10]
AFCその他で投入と活躍が勝因と謳われている男。実際、あのゴールは持ち味を生かした
大したモノ。エースナンバーもなんとなく納得。何よりそのヤンキーぶりをあの場でも
発揮していたあたりがさすがというか。先発昇格はあるのでしょうか。

右FW:阿部祐大朗くん[11]
茂木さん同様、やりたくても何もできない歯痒い状態でした。でも時には自陣深くまで
戻って守備をしたり。全体的に各選手の稼動範囲が広いのには感心しましたけれど。

右ボランチ:小林大悟さん[14]
誰が信じただろう15日Nステの「菊地トップ下」実現で3列目となりましたが、案外
こなしてました。角田さんとはどう見ても同じ系統の顔。細い方が大悟さん。ちなみに
角田さんはU-21中山悟志さんとの類似性が指摘されていますが、これいかに。
彼がPエリア内でシミュレーションを取られたのと、2点目直前のオフサイド流しは
関連があるのかないのか不明です。位置関係的にはオフサイドだと私も思いましたが…。

左WB:尾亦さん[15]
見るたびに何か間違った方向へ洗練されつつあると感じずにいられないヒト。
あれがTOKYO STYLEなのでしょうか? 田舎者には分かりませぬ…。レフティは貴重。

左WB:坪内さん[17]
同点になって彼を投入し、事実上の5CB(むしろ今野さんも足したいぐらい)とした
あたりは、Jで采配経験のある大熊さんの現実的な部分が色濃く出たと思いました。
いや、例によってミュートで見ていたので話題の炸裂大熊ボイス聞いてないのですよ(笑)
大熊さんの独自色が出てきたのは本当に最近ですが、今までのアンダーエイジ監督が
比較的理想的・観念的な采配を振るったのに比べると異色なイメージが強く。

トップ下:成岡くん[18]
前半ベンチが映っていた時、一番首脳陣側へ座っていたような。彼を入れて、菊地くんを
一気にバックラインまで下げるというのは、このチームならではという展開。

右CB:大久保くん[25]
U-18選抜で大熊さんの指揮下へ入ったことがあり、国体で千葉の優勝に貢献したという
市船のDF。大抜擢先発の予測にハラハラしてましたが、何が、やってくれるじゃないですか。
逆に永田さんのウィークポイントが引き立つほど(苦笑)顔面偏差値が高めなのも好印象。

ちなみに未出場メンバーの背番号も書いておくと、4大井(AFCではさすがにOHI表記)・
12徳重・13馬場・19工藤・21高木・24矢野。登録できるのは20人のようですが。


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