Land of Riches


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 2001年04月09日(月)   introduce 

名前:ポンペイ(飼い主には「ポンちゃん」と呼ばれています)
毛色:茶(Sさんにはクヌギ色と言われた…どんぐりころころどんぐりこ♪)
目:優しそうなややたれ目(ウルウルしているところが曲者)
舌:よく出てます(いつも?!)
好きなもの:レンタルビデオ、前田遼一、totoのマークシート
嫌いなもの:ブラックコーヒー、漢字、足の速いFW

totoは日曜開催指定試合を両方外して、初配当は幻に…。

以前は出勤前に飲んでた安定剤を、休日の昼下がりとか、仕事で疲れて帰宅後とかに欲しがる私はどうでしょう。
朝飲むと、仕事中に切れるのが分かるんですよ。いらいらしてきて。
かつて鎮痛安定剤が手放せなかった頃、依存するなと大切な人に言われたのを忘れたわけではないのですが。

最近BGVにいろいろ古いのを引っ張り出してきていて、今は昨年のナビ杯@仙台です。
羽田憲司的(今のところ)プロ入り後ベストゲームですな。はたしてアルゼンチン(事前遠征)に行けるのか、
その出発日はいつなのか、未確定要素が多すぎます…明日はどちらへ転がるか分かりません。

『サッカークリニック』にアントラーズの練習が良いものとして紹介されているのですが、切なすぎます。
(昨日の試合を見て、セレーゾは普段どんな指導をしているんだろうと相当気になったので。
もうクラブハウスへ通える身分でないので、練習内容をあまり把握してないんです)
今日チェックしたんですけど。昨年のビデオ見てても何度も思うんですが、本当に三冠王者?!

中田浩二さんと逆で、私における3つのタイトルの重みはナビスコ>リーグ>天皇杯。
決して、羽田さんの調子が時と共に転がり落ちていったからではなくて(微苦笑)
天皇杯は意地だけで獲ってますから、内容は最低最悪。
攻撃はその頃から機能してないです―1stからずっと、小笠原頼み。
(小笠原さんをフル出場させるようになっただけ良くなったということですな)
守備だけで勝ち抜いて、その不動のDFライン―決して監督が作り上げたとは言えないもの―に穴が空いて。

勝利主義、という今年のスローガンが気になって、思わずイヤーブックを読み返す始末です。
"Antlersism―FOR NEXT 10 YEARS"(表紙スペル間違ってる…なんてことですか…)
そのテーマにのっとり、いかに勝利を目指す姿勢が重要で、いかにして自分を磨き勝利に貢献しようとするか
各選手が語っているのですが…選手個々がそう考えるのはプロとしては当然なんですけど、
そんな、それもスカウティングなどの努力が実りポテンシャルの高い選手が揃っているのに、
その使い方(戦術)組み合わせ方(布陣)が正しいとは私には見えないのです。

「我々の最大の武器はチームの固い結束力と強い勝利への執念だ。
そして、経験豊かなベテランと才能あふれる若手が競い合うことで、
チーム全体がより良い方向へ確実に進化している。(中略)チームの結束力を一段と強固にし、
最後まで自分たちを信じて闘おう。勝利を第一に考え、チーム全体が最高の結果を目指して突き進もう」

戦術及び布陣の実行者たるセレーゾが、イヤーブックでそのテーマに沿って語った言葉です。
競い合うこと、結束力。それはアントラーズにあるのでしょうか? 特に前者が。

…実況や開設が「相馬」という名前を口にするたび切なくなります<ビデオ
決して懐かしんでいるわけでもなく、穴の大きさを嘆いているわけでもなく、ただその離脱が
全ての“始まり”として見られていることが、どうしようもなく辛く。

中田浩二「僕たちはずっと勝つことを目標にしてここまで来たわけですよ。試合に出るためにライバルに勝ち、
上のレベルに上がる時も勝ってきた。今は勝たなきゃサポーターは喜んでくれないし、給料も上がらない。
サッカーを楽しみたいという気持ちもあるけど、勝たなきゃ楽しくないですし」

熊谷「ただ、付け加えさせてもらえれば、ここが別々に勝つことを考えちゃだめだと思うんだよね。
俺たちはチームなんだし組織なんだから、支えあってさ、その上で勝ちを追及していかないといけないと思うんだ」

秋田「いいこと言うじゃないか(笑)でも、今のアントラーズはそれができているよな。
逆に言えば、そういうチームだから、いい選手が入ってくるし、いい練習をして巧くなる。
当然、競争も激しくなり、更にチームのレベルも上がっていく」

私は「つまらない勝利」より「おもしろい、あるいは充実した敗戦」の方がいいと考えるサッカー好きなので、
ジュビロはサッカーを見て好きになりましたが、アントラーズはそうではありません。
違うから、いまだにアントラーズを見続けているともいえるのですが(苦笑)
勝ちを目指す強い意思は絶対に必要なものであり、それを否定はしません。
ただ、アントラーズの勝利主義は、勝利至上主義は、目的のためなら手段を選ばない危ない女のようなもので、
時に目の前の試合をとるためなら今まで積み上げてきたものを崩壊させ、
でありながら、未来のためにと口実を設けたり、所属者のモチベーションを著しく上下動させています。

つきつめれば、現在の惨状を呼び込んでいるのが、勝利至上主義ではなく
アントラーズのもう一つのチームカラー「ヒエラルキー」であるのは、おのずと見えてくるのですが…。

サッカーには、攻めと守りがあります。サッカーは野球と違って、攻守を頻繁に入れ替えてやる種目です。
個で他を圧倒できる能力がある選手がいるならいざ知らず、そうではないのですから、
攻めの戦術・守りの戦術が発生し、それをプレーヤーは実行して勝利へつなげようとします。
その戦術を与えるのが監督の仕事であって、試合中にできることは選手交代ぐらいです。

守備が確立し、守備に人を裂き、攻撃は個人能力への依存度が高い―それがブラジルのサッカーだといわれたら
返す言葉はないんですけど、点を取られなければ負けませんが、取らねば勝てません。
以前、このLRで“彼”も言っていた通り。“彼”は取られてはならない重圧を楽しむDFですが。

あ、そうそう、あまり私の好きなものの悪口を“直接”言わないで下さい、お願いします(苦笑)
良くない、悪いとは重々承知ですので。でないと私があなたを敵として認識してしまいます。
一度、敵として認識した相手には、とことん冷たくしてしまいます、ええ。

私も同じ理由で痛いです…>Tさん
今日は2日目。鬱。憂鬱。女に生まれたのを唯一後悔する、月に一度のお約束デーですわ。
こんな自分で生まれてきたことに、決して満足はできないのですが、かといって不満もそうありません。
リセットして最初からやり直させてあげるよ、と言われても、うなずくことはできないです。
確かに、普通の人に比べたら、生きている長さの割に出会った人の数が少なくて、その分
辛く寂しい暮らしを強いられていると思うし、それを改善するのが現在の最重要課題ですけど、
でも、それでも、今まで積み上げてきた記憶というか想い出というか歴史は、愛しいんです。

人と出会う時…自分が思っている以上に、あっけない、意外な出会い方をしているものです。
出会おうと努力(たとえばメル友探し掲示板を巡る)もしてますけど、
大切な人とは、大事な友達とは、しょうもないことをきっかけに巡り会ったりしているのです。

こうやって一方的に発信している文章…私が作っている全コンテンツに対して、
反応を示してくれる人は、宝物です。普通、サイト見てもあまり感想なんか出さないでしょう?(笑)
そういう方々のリクエストに弱い部分は、どうしても否定できないです。物書きのさが。

帰る家を探して漂白する日々は、まだ続くでしょう。偽りの熱情を抱いて、辛い毎日を駆け抜けるのです。

今日の一言:「練習も大事だけど試合も大事、どっちかなんてありえないよ」


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