Land of Riches


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 2001年03月22日(木)   カンジに魂込めました 

香港も西京極もそうだったんですが、あらかじめ観戦予定をたてておくと
必ず事前に「独りで移動するのが怖くて、行くのが嫌で嫌でたまらなくなる」んです。
毎朝毎晩の数十分がダメなんですから、たとえ新幹線だとしても数時間は独りで座っていなければならない
東京遠征は修羅場。なのに、行きたがるんですから救いようがないですよ…。

その上、どうするか思案していたインターバルの24日は“マイ・ファンタジスタ”(イタリア語で my って何?)の
プレーを見に、バスにやはり2時間以上乗って鹿嶋へ行くことに決定。なんなんだ自分!
いや、“彼”が案外好きな自分には、自分でも驚いてます。それだけ夏の日の印象が鮮烈なんですね。

サンガvsアルビを見て、U-20がいいと感じた最大の要因は速度差(特にパススピード)と推察されるのですが、
それでいて、私が魅力を覚えるのは“遅”を感じさせる人なんです。究極的には時が止まるような。
(高校時代の柳沢さんしかり、インターセプトで奪った瞬間の羽田さんしかり)
スルーパスが繰り出された瞬間だけ…その一瞬だけ、時が緩やかに、切り取られたかのように歪むのが好きです。

繰り出されたパスはひどく鋭く、とても速かったはずなのに、なぜか、振り返る私の中ではスローモーション。

鹿嶋にはもう一人、プレーが見たくてしょうがない選手(Wツカサの片割れ)もいるはずです。
好きであることを他人にどう言われようと気にする必要はないはずなのですが、
どうも…“彼”に関しては肩身が狭いですよ。“彼”のファンとは実際、それなりに火花散らしてますし(苦笑)

さて、いよいよジャパンユースカップです。独断と偏見によるチリ戦予想スタメンはこんなかんじ♪

---------「彩」---------
-----「技」----「純」-----
----------------------
--「射」----------「爽」--
-----「支」----「直」-----
----------------------
---「砕」--「繕」--「堅」---
----------------------
---------「包」---------

仕事中に「笑っていいとも」の見すぎ(笑) ええ、アイデアは一文字入魂から拝借しました。
純粋にプレースタイルを表現してみた人もいますし、パーソナリティをかけてる人もいます。
誰だか分からなければ話にならないので、軽く説明をつけてみましょうか(勝手だな…)

包=チームで一番長くプロとして揉まれているGK。顔立ちは柔和ですが、頼もしいガーディアンです。
砕=両ゴール前が見せ場。聞くとユース代表を見に来たんだと安心できる独特の濁音が大好きです。疲労もぶっ飛ばせ!
繕=試合中は脳裏で5秒先を描き続け、硬軟両方の守備技術を駆使する後列の要。何しててもかわいいです(病)
堅=確かな守りと思い切った攻めで信頼を勝ち取った、本職はボランチというニューカマー(もはやそう呼べない?!)
支=西村監督は今回もエースナンバーを委ねるのでしょうか。『代表SPIRITS』いわく、チームで最も経験値の高い男。
直=純朴にして真摯、羊の笑顔と狼の眼差しを兼ね備える、眉間の皺がひどく深い大型ボランチです。
射=最近プレースキックの精度に文句つけがち(私が)ですけど、それはあんなものじゃないと知っているから。
爽=右側のタッチラインに沿って吹き抜ける風は、見る者の心までを快く撫でていきます。笑顔もさわやか。
技=あくまで自己の向上を追求しながら、主軸としての自覚も感じさせるようになったブラジル系アタッカー。
純=桜のつぼみもふくらんできた今日この頃、“秘密兵器”の肩書が取れる日も遠くなさそうな予感。
彩=本人いつも自信なさげですが、巧さは疑いなし。お金を払う価値のあるプレーを見せてくれる、立派なプロ。

これ考えている時に思ったんですが、私、なんだかんだ言いながらU-20自体も結構好きみたいです。
U-20自体というのは、ムービングサッカーそのものというか、それを成し遂げようとする個々の選手というか…。
前回のジャパンユースカップ・悪夢のイタリア戦(といっても私はテレビですら真面目に見てないんですが)で
ユース代表の時間を止めてしまっている少なからぬ人たちへ、そしてフットボールを愛する方々へ、
とてもとってもU-20のサッカーを見てもらいたいのが、今の偽らざる気持ちです。

一人でも多くの人に、このチームを注目してもらいたい、見てもらいたい、応援してもらいたい。
そのために私ができることなど、しれてる…というか、あるのか?―という気もしますけど、
とりあえず、そう叫び続ければしてくれる人もいるかな、と思ったり。

彼らの素晴らしさを伝えられる力が、言葉が、私にあればいいのに。悲しいです。悔しいです。

『Number kids』の俊輔さんがあまりにかわいいので、思わず買ってしまいました。
とうとう私にも俊輔さんがかわいく見えるようになったらしいです。謎。

>私と付き合って下さる、本当に本当に心優しい方々

今回は薬もきついのを用意しますが、ここ数日精神状態は最悪なので、ご迷惑をかけそうで申し訳ないです。
何かを意味もなく叩いたり、「餌」(雑誌・新聞・写真など。また練習・試合そのものを含む)を
目の前へ広げているのに視線が宙を漂っている時は心が波立って苦しんでますので、
とにかく話し掛けてやって下さい。意識の焦点を内面からそらさなければならないので…。
あと、観戦装束に関してコメントしたり触ったりする際はご注意下さい。一番神経が過敏になっている“箇所”です。

…こんな注意書きの要る自分が、ものすごく、ものすごく、ものすごぉく、情けないですよ…。

今日の一言:「マテ茶ってローストした方がおいしい? 緑のままの方がいい?」
(誰か教えて下さい…そして何故してあるのがブラジル産でしてないのがアルゼンチン産なの東急ハンズさん??)


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