Land of Riches
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2001年03月12日(月) |
Where is...what is myself? |
試合前、スタメン11人がコールされた時、泣きそうになった。 先取点を許した時、泣きそうになった。 果敢に仕掛けたインターセプトが成功した時、泣きそうになった。 14番見てるだけで泣きそうになった。
その場に、14番がいて、生きてて、それを見てる私がいて、生きてることが…泣きたいぐらい切なくて。 90分間、ずっと、早く終わってしまえと願い、永久にこの時間が続け、終わるなと願ってた。 バカ。
他人に迷惑をかけないのが大人なら、私は一生大人にはなれそうもありません。 ほとんど無理やり付き合っていただいたRさん、Sさん、Tさん、本当にありがとうございました。 孤独への…人ごみへ独りで飛び込む耐性はゼロに近いかもしれません(泣笑) 今朝も大垣夜行(まさか下りだけ動いているとは)のききすぎていた暖房の切られた車内で 朝4時頃、Sさんが病院のベッドで私が苛まれている心の病に冒されてそれを愚痴る夢(苦笑)を見て 目が覚めた時、体感できる寒さでない、“心感”する寒さ、極寒に襲われて、ぐっと落ち込みました。
最近は、誰もいないシーンより、赤の他人しかいない場面の方が苦手らしいです。 そこにいる人が、自分と違う、自分とコミュニケーション“できない”人だと考えると。
鹿島2001イヤーブックによると、西村監督は自己管理をかなり強調されるそうですが、 この点でも、私は真っ先に代表落第間違いなしです(苦笑) コントロールすべきおのれを失ったわけでは決してない―なんて抜き難い我執―ので、 なくしてしまったのはコントロールする“理性”(?)です。 感情は、おもむくままに上下動し(14番が先発して勝った試合を見ても、夕飯をつつきつつバカ話をしてても、 自分の集中―主に声に出すあるいは心内での発言―が途切れると、一気にブルー一色になる) 心をがしがしと揺さぶる…常に胸の内側をざらざらする何かが流れていくような心地がするのに、 理性は、あるべき、違う、高い高い理想像を掲げ、それとのギャップのみを指摘しては、私を突き落とすのです。
だって、大好きな人が開幕戦で先発の機会を得て、何はともあれ白星を手にしたのに、 なんで悲しくて泣きたくならなきゃいけないんですか?! “普通に考えたら”おかしいでしょう?!
確実なものしか信じられないから、裏付けのないものは怖いから、明日は…未来は、1秒後すら怖いのです。 後ろ向き。だから今後のJ(サテ含む)の日程とか、ジャパンユース観戦とかは考えたくないんです。 …ジャパンユースで誰が選ばれるとか、“他人”の話は平気なのに。他人の将来は無邪気に信用できるのに。 あくまで、それが他人で、自分じゃないから? 本当は自分と同じ部分もあるのに?
間違いないのは、落ち着きを知らない…忘れた、激しく波立つ心を抱えて生きるのに、本当、疲れてるんです。 でも、心のスペアなんてない―本当は自分を捨てたい―から、ただただイライライライラしてるんです。
もうサッカーがクスリにならないのは分かったから、分かってるから…見せていただいた清商50年誌で 能活さんが言っていた通り、無我夢中になれるものを見つけたいです。自分を見失うほどの情熱を注げる対象。 …アルゼンチンへ行くために頑張って貯金する、じゃ、もう身体を動かせませんもの。
ああ…なんでこんなんなんだ…体が切望する眠りすら恐怖で…どうしたら安らげるのか…なごめるのか…。 すべが見つからないし、見つける気力もないし、そしてそんな自分をまた嫌いになってしまって。 どうして私が私なのかなんて、自問自答しても答えは出ないし。頭の中は渦巻き、蟻地獄です。
笑いたいよ…こんな寂しい気持ちに浸り続けるのは嫌だよ…どうして何もかもこんなに虚しいんだろう。 あの笑顔すら、まやかしだと、知ってしまった―知りたくなかった。もう知りたくない何も。 国立にいた約18000人すべてが幻に見えるから、幻想の中で踊り続けることはできないのです。 この意識を…捨ててしまいたい…解き放ちたい…。
今日の一言:「勝ててホッとしました」(前半はどうなるかと肝を冷やし続けてましたさ)
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