anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2010年10月08日(金) 卑屈な人間。
…が、大嫌いな、最近(ここ数年)の私。


私が冬寿を好きなのは、この、卑屈なところがないからかもしれない。
能力がそんなにあるわけじゃない、完全に人並み。
要領はむしろ悪い、物覚えも悪い、はっきり言って、バカだよねって思うこともよくある。
でも、そんなバカが、愛すべきバカでいられるのは、卑屈にならないからだ。
卑屈になったり、自分を卑下する言葉を吐く暇があったら、別のことをするよ。
いつだったか、そう言っていたのを聞いて、ふんふんと頷き、納得したものだ。
必要以上に卑屈になるのは、自分を評価してくれる人に対しても失礼だし…とも言っていた。

バカだけど、うだうだ言わない、自分を認めてくれる人のためにも。
うだうだ言ってるくらいなら、別の事に労力を使う。
それは、たぶん、自分も他人も大事にしているってことなんじゃないかな、って思う。

どんなに能力があっても、卑屈な人間は嫌いだ。
だって、自分のことしか見えてないんだもの。
自分なんか、自分なんて…とか言いながら、根本的にはナルシスト。
うへぇ、吐き気がする。
そういう人こそが、本当のバカなんじゃないか、なんて近頃は思うね。

だから、愛すべき、卑屈にならないバカ冬寿は大好きだ。とてもとても。


能力も高く、みんなに認められ、だけど卑屈な人…って、結局、人を、人の気持ちを、人の評価を裏切ってばかりいるような気がするんだ。なんか、ね。
そんな人間は、私、どうやっても好きになれない。
…と、多少知った人間を見ていて思ったんだよね!
そういうヤツが、『俺なんか…俺なんて…』とかグダグダしてると、じゃあさっさと不幸になれ、くらい思ってしまう私は、明らかに性格が悪いw
だって、その人は結局、誰からも見捨てられる状況にでもならなきゃ、満足しないもの。
俺なんて…だから頑張る、とかじゃなくて、俺なんかカスだ!と言って、そうだねって同意されない限り、同じ事しか言わないから。

めんどくさーっ。

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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