anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2004年06月25日(金) 誰でもが服用できる薬、誰でもが使える武器。
実は私よりも「詩人」な部分がある冬寿
(リアルで彼を知っている人はびっくりするだろう)
彼が「交換日記」(非公開ですよ!笑)に書いていた。
ごめんね冬寿(見ていないだろうけど)引用するね。

 誰でも服用できる薬であり、簡単に誰でも使える武器であり、
 重みを、きちんと理解してないと、使い方をまちがえると、
 取り返しのつかないことになりかねない。

というのが、冬寿の思う「言葉」論。
なるほどね、って思う。
そして彼はこんな言葉も残していた。

 いつでも薬にならなくてもいい。
 相手が一番嫌がる、傷付く言葉でなければ。

理想通りに物事が進むことなんて殆ど無いに等しいけれど
頭の中にそういった「認識」を留めておくことは
とても重要なことなのだと思う。
そして彼はそういうところをきちんとしているのだろうから
何度裏切られても心のどこかでそう信じているから
だから

好きなんだろうな。きっと。

理想ばかり追い掛け回して口ばかり達者で
そういう人間は私にとっては嫌悪の対象だけれど
理想も持てない人間にも魅力はないと思うから。

何とも思っていない人の、どんなに鋭く悪意のこもった言葉より
大事に大事に思う人の、何気なく発した軽い言葉のほうに
より多く傷付けられるのは
きっと「心」が「言葉」に作用しているからだと思う。
発する人の心の問題ももちろんあるけれど
受容する人の心の問題も大きいのではないかな、って。

言葉というのはものすごく可能性を秘めたもので
もちろんそれだけにとらわれてしまっては意味がないけれど
人を癒すのも言葉、傷つけるのも言葉なら
出来るだけ多くの人を「活かす」言葉を使っていたい。

偽善なんかではなく
自分が得るものが大きいから、ね。


いつもありがとうございます

…実現するかしないか、結果はともかくとして
そこに到達できるように、やるべきことはきちんとやらなければ。
もし到達できたとしても、それはもちろん終着点などではなくて
まだまだ私は生きている限りいろんなゴールを目指すのだし
…あれ?ゴールなんて設定しちゃったら面白くないか。

人生は障害物競走。
遠回りして障害に当たりっぱなしだったここ数年だけれど
得たものは確かにいろいろとあるし
病気も何もかも無駄じゃなかったと思っていたい。
そう思えるようになったことこそが、やっと得ることが出来た
私なりの強味じゃないのかなって、今はそう思える。

イラナイ傷もたくさん残ったけどね。

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ここ最近アクセス数が増えていて少しびっくり。

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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