橋本裕の日記
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2007年08月13日(月) 暑くて寒い日本

 日本に帰ってきて、いやな暑さを感じる。セブでは夜はクーラーなしで快適だったが、日本に帰ってきて、しかたなくクーラーのお世話になった。私は基本的にクーラーは嫌いなので、寝るときは使わない。そうすると暑苦しくて眼が覚める。

そこでクーラーのスイッッチを入れて、部屋を冷やして、それからスイッチを切って眠るわけだが、すぐに暑くなって、また眼を覚ます。昨夜はこれを3回ほど繰り返した。いうまでもなく寝不足である。頭がはっきり働かないので、ろくな日記が書けない。そこでこんな駄文を書き連ねている。

セブである人に日記を書くことを薦めたら、「とてもかけそうにない」という。第一何を書いていいかわからないという。「書くことはいくらでもあるでしょう」と私がいうと、「それが何もないのです」という。そこでこんな辛らつなことを言った。

「それはあなたの人生がつまらないからでしょう。あなたの生き方がつまらないから、人生に何も面白いものを発見できないのです。だから日記が書けないわけだ。しかし、日記を書き始めると、少し注意深く自分の回りを見つめ始めます。そしていろいろなことを発見します。世の中が見えてくると、生きていることがとても面白く感じられるようになる。そうすると日記を書くのも楽しみになります」

人にこんな偉そうなことを言った手前、もう少し内容のある日記を書きたいのだが、この暑さと、冷房の寒さで、すっかり体調を崩してしまった。今日のところはこれでよしとしよう。さて、日記も書いたことだし、久しぶりに木曾川を散歩することにしよう。

(今日の一首)

 思い出の白き貝を耳に寄せ
セブの海鳴りなつかしく聴く


橋本裕 |MAILHomePage

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