橋本裕の日記
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6時半にディプロマットホテルを出た。セブで3週間行動をともにした山口さんが玄関まで見送ってくれた。「あと、一週間、がんばってください」と言って、彼女と別れた。タクシーでセブ空港まで約25分ほど。運転手がしきりに話しかけてくる。ききとりやすい英語だったので、私も気軽に応じて、セブ滞在中に行ったモアルボアルの話などをした。
セブ空港で必要なお金は、峰観光の案内には100ペソと書いてあったが、実際は200ペソだった。最近値上がりしたのだろう。イギリスで旅客機爆破未遂テロが発覚した影響で、ドンリンクの機内持ち込みは禁止になり、私は持参していたミネラルウオーターを処分した。
セブ空港の待合いの売店に、欲しいと思っていたバナナチップが45ペソで置いてあったので、4袋、お土産に買った。10ドル札を出したら400ペソほどお釣りがきた。これでマニラでの空港税が値上がりしていても凌ぐことができる。
マニラ空港の乗り換えは、セブ空港ですでにチケットを受け取っていたし、荷物も名古屋までスルーなので、手続きは空港税の納入と出国検査だけでよい。マニラでの空港税は峰観光の案内通りの550ペソだった。
乗り換えは一階の到着エリア(自然の流れでここにたどり着く)から一旦外に出て、目の前にあるエスカレーターの階段をあがれば、そこが国内線の出発エリアになっている。そこから国際線の出発エリア(反対側のウイング)までどんどん歩いた。途中何人か係員がいて、寄ってきたが、チケットを見せれば「どうぞ」と通してくれた。国際線の出発エリアの入り口でパスポート、出国カード(記入済み)、チケットを呈示したら、中に入れた。あとは流れに従って空港税を払い、出国審査をうけ、出発ロビーに入った。待つこと3時間ほど。ようやく名古屋行きの飛行機に乗れた。
電車を2回乗り継いで、9時少し前に家についた。さっそく漬け物と味噌汁のごはんを食べ、お風呂に浸かった。セブのホテルではシャワーだけだったので、湯舟に浸かるのは23日ぶりである。気持ちの良いこと。
それから2時間以上かけて、メールをチェックした。この22日間に届いたメールが3466通も溜まっていた。このうち402通を残して、3064通を削除した。終わるとすでに11時を過ぎていた。大切なメールを削除してはいけないので神経を使った。もうくたくたになった。
表題や差し出し人から判断して保存した402通のメールにはまだ目を通していない。これから何日かかけて読むつもりである。削除した中にも友人からの大切なメールがあるかも知れない。いただいたメールには原則としてお返しをすることにしているが、今回は大量に見落としがあるに違いない。失礼があればゆるしてください。12時近くなって、突然、睡魔が襲ってきた。22日ぶりのわが家での睡眠である。熟睡できそうだ。
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