橋本裕の日記
DiaryINDEXpastwill


2006年05月19日(金) 理不尽な世界

 今朝は寝起きが悪かった。最近は11時に寝て、4時に起床というパターンができていたが、今朝は6時過ぎだった。いつもならとっくに日記を書き上げて散歩にでかけるか、昨夜の「クローズアップ現代」の録画でも見ている時間である。

 寝起きが悪かったのは、夜中に2回もトイレに行ったせいだ。こんなに大量に尿が出るのは、血圧が高くて、体が充分休んでいないせいだ。つまりは心身の状態があまりよくないからだろう。とくに精神的な要因が大きいのかもしれない。

 夜中に何度もイヤな夢を見た。最後に明け方に見た夢は、電車を乗り過ごして、とんでもない遠くまで行ってしまう夢である。いそいで電車を降りたが、そこはどうやら金沢よりさらに遠くの田舎町らしい。引き返そうとするのだが、次の電車が何時間もあとだという。

 そこで一旦、駅の外に出た。そして気がつくと、バス乗ってさらに郊外にきている。帰りの電車の時間を思い出し、あわてて引き返そうとするのだが、こんどはバスがやってこない。そもそも自分がどこにいるのか見当がつかない。

 人にきくと、何か答えるのだが、そのとき分かった積もりでも、すぐに忘れてしまう。これはもう、自分の頭がどうかなったのではないかと不安になる。そして途方に暮れていると、やっとバスが来るのだが、そのバスが今度は故障して動かなくなる。イライラが最高点に達したところで夢から覚めた。

 どうしてこんな夢をみたのか、何か理由があるはずだが、専門家でないのでよくわからない。そもそも電車を乗り越して、北陸まで行くというのが荒唐無稽である。名古屋から直通でいけるのはせいぜい大垣くらいで、どれだけ遠くても米原だからだ。

 夢の中ではときどきこんな訳の分からない理不尽なことが起こる。最近は、教育基本法の改正や、共謀罪の策定など、訳の分からぬ事がこの現実世界でも横行している。この理不尽さが夢の世界だけであればよいがと思う。

 こんな訳の分からない夢のあとなので、寝起きの気分はさわやかとはいえない。日記も予定していた内容を変更した。しかし日記に嫌な気分を吐き出したせいか、すこし気分がよくなった。日記君、いつも私の愚痴を聞いてくれてありがとう。読者のみなさんも、ありがとう。


橋本裕 |MAILHomePage

My追加